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こんにちは!
この記事では『入試期間中はどのように過ごすべきか』ということについて、MARCH卒の僕が実体験を踏まえながら紹介します。
いよいよ始まる入試で自分の実力を存分に発揮するには、入試期間中の過ごし方が非常に大切になってきます。
今までの成績がいくら良くても、本番の試験で結果を残せなければ不合格になり、逆にどんなに成績が悪くても本番の試験で高得点を出すことができれば合格できる、という可能性を秘めているのが大学受験です。
本番で良い結果を出すため、今までの努力を無駄にしないためにも、この記事を見逃さないように!
MARCH卒が教える入試期間中の過ごし方とは?
① 入試前日は勉強を早めに切り上げて睡眠時間を確保する


試験は朝早くから始まります。
十分な睡眠時間が取れていないと、疲労が残り試験に集中することができません。
脳の覚醒には約3時間かかると言われていますので、朝9時半から試験開始であれば6時〜6時半には起床しておく必要があります。
それを考えると、23時頃までには寝るようにしましょう。
深夜のギリギリまで勉強して頑張りたい気持ちは分かりますが、早めに寝て睡眠時間を確保し、翌日の試験に備えた方が何倍も良いです。
受験は本番で結果を残せなければ、合格にはなりません。
いくら今まで成績が良くても、当日体調が悪かったり、眠くて集中できなくて点数が取れなければ不合格になってしまうのです。
本番でのパフォーマンス発揮のために、前日は早めに寝るようにしましょう!
② 併願校の復習をしっかりする


翌日に試験の予定がなく、時間にゆとりがある場合は併願校(滑り止め)の復習をしましょう。
入試の解答速報は、東進かどこかの団体がいち早く出してくれているので、完璧とは言えませんが大体の結果はそれで把握することができます。
併願校の復習を入試期間中にやることのメリットは3つあります。
① 自信が付き、勢いに乗ることができる
② 知識を補うことができる
③ 試験の結果に対するモヤモヤをなくすことができる
詳しく説明していきます。
① 自信が付き、勢いに乗ることができる
滑り止めの大学であろうと、本番の入試で良い結果を得られたという事実は、今後の入試への自信に繋がります。
そして併願校の合格を確信することで、『浪人』という不安がなくなるので、第一志望に思い切り挑むことができるのです。
心のゆとりがあるのとないのとでは、本番での緊張の仕方も違いますし、発揮できるパフォーマンス量も変わってきます。
なので入試期間の序盤で併願校合格を掴み、勢いに乗った状態で第一志望に挑戦するのが理想的です。
② 知識を補うことができる
これは過去問を解くときに注意することと一緒なのですが、自己採点したら必ず復習も行うことが大切であり、入試期間中は試験日程が忙しいのでそれほど勉強する時間も多くはありません。
なので併願校の復習は、貴重な勉強時間の1つとなるのです。
特に日本史や世界史などの社会科目は暗記すればするほど点数につながるので、併願校の基礎的な問題で間違えたのであれば、その知識を補填し再確認することで入試期間中でも実力をアップすることができます。
『最後まで伸びる受験生』は、この入試期間中でも工夫して勉強をしているのです。
③ 試験の結果に対するモヤモヤをなくすことができる
これは①で言ったことに近いのですが、併願校の試験の結果が気になってモヤモヤしていると、不安が募り勢いに乗ることができません。
合格できそうな点数が取れていれば、次の試験に弾みが付き、厳しそうであればその試験のことは忘れて他の併願校でしっかり点数が取れるように準備しよう、と踏ん切りをつけることができます。
自己採点せずとも終わった試験のことを忘れられるという人はいいのですが、どうしても気になってしまう場合は一度採点してみることをおすすめします。
③ 試験日が連続する場合は無理に勉強せずに休む


試験日が連続すると身体的にも精神的にもかなり疲れます。
なので連続する場合は、なるべく身体を休ませることを優先しましょう。
無理に勉強を進めても、疲労が残っている状態で翌日の試験に挑むことになるので、本来の実力を発揮できずに終わってしまいます。
それではせっかく積み上げてきた勉強の成果も台無しになってしまうので、軽くノートを見るくらいにとどめて、食事をしっかりとって次の試験に備えましょう。
試験日が連続しないようにスケジュールを組むことも大学受験の戦略の1つとして非常に大切です!
④ 英語の試験直前はレベルの高い長文を読み込んで過ごす


英語の試験の直前は単語帳などを見て過ごす人が多いかと思いますが、
僕のおすすめは『レベルの高い長文を読み込むこと』です。
これをすることによる効果は2つあり、
① 英文が簡単に感じる
② 朝一の試験でも英文を読むことに抵抗がなくなる
です。
詳しく説明していきます。
① 英文が簡単に感じる
早慶などのより複雑な構造の長文を読み込むことで、MARCHクラスの長文でも、脳の錯覚で簡単に感じるようになります。
文構造の複雑な難易度の高い英文をなんとか訳そうとするために、脳のありとあらゆるパワーを使って訳そうとします。
フルパワーを使っても解くのに苦労する長文を読んだ後に、一段階レベルの下がったMARCHの長文を解いてみると、少し簡単に感じるのです。
この状態に持ってこれると、普段の実力以上の力を発揮することができるのです。
② 朝一の試験でも英文を読むことに抵抗がなくなる
朝一の試験だと、脳がまだ完全に起きていない状態にある可能性があります。
そこでいきなり英語の長文を解こうとしても、脳はまだ英語を読む準備が整っていないので、なかなか英語を受け付けることができず、内容が入ってこないのです。
なので、試験前に長文を読み込んでおくことで、脳が英語に慣れ英文を読むことに抵抗がなくなるのです。
そういった脳の準備をしておくことが、本番でのパフォーマンス発揮の助けとなるのです。
⑤ 余裕の持った電車移動を


思わぬトラブルは意外と発生するものです。
電車の遅延などで試験時間に間に合わなかったりギリギリになってしまうと、試験が受けられなかったり、焦りながら問題を解くことになります。
それだと本来の実力を出すことができなくなってしまいます。
そういったトラブルで、本来なら合格できる大学に合格できないと今後の試験へのプレッシャーにもなりますし、試験料もムダになってしまいます。
脳の覚醒をさせるためにも、ギリギリの時間で出発するのではなく、1本2本前の電車に乗って早めに会場に到着できるようにしましょう。
早く会場に来て、トイレの場所や会場の様子を把握しておくことで変な緊張を解くことができ、万全の状態で試験に挑むことができます!
⑥ 友達とは話し過ぎないようにする


息抜きに友達と話したい気持ちも分かります。
話すことで受験のプレッシャーや不安が和らぎ、心のゆとりができるといったメリットもありますので、全く話すなとは言いません。
長々と話してしまうことで、入試期間中の限られた時間が削られ、入試のいい意味での緊張感がなくなってしまいます。
また周りの受験結果を聞くことで、入試に対する別の不安を抱いたり、自信を失くしてしまうこともあります。
今は自分だけに集中するために、周りとの過度なおしゃべりは控えて、第一志望合格への最終準備をするための時間の使い方を意識しましょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
入試期間中の過ごし方1つで、今までの努力を最大限発揮することもできますし、無駄にしてしまうこともできます。
この記事を参考に行動してみてください!
最後の最後まで気を引き締めて入試本番を乗り切りましょう!
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