こんにちは!
この記事では『高3の夏休みの勉強の成果がなかなか現れない理由』について解説していきます。
猛勉強したはずの夏休みだったのに、9月以降なかなかその成果を感じることができないという受験生も多いのではないでしょうか?
結論、夏休みは基礎の積み上げをする期間であるということが大きく関与しています。
では詳しく説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
(今回は英語の科目のことに絞って話を進めていきます。)
目次
高3の夏休みの勉強の成果がなかなか現れない理由とは?
夏休みの勉強の成果が現れるには時間がかかります。
その理由として、
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② 基礎がしっかりしていないと成績は伸びにくい
↓
③ 基礎のインプットだけでは点数は取れない
↓
④ 基礎のアウトプットの繰り返しが成績UPには必要
↓
夏休みの勉強の成果が現れるには時間がかかる
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といった、いくつかの要因があります。
詳しく解説していきます。
① 夏休みは主に基礎を積み上げる期間

夏休みは部活を引退してから初めてのまとまった休校期間となります。
この期間に単語や文法などの基礎の勉強を中心にすることで、今後の実力UPの土台を作ることができます。
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基礎の勉強をみっちりやった夏休み後の模試などで点数が取れなくても、
全く気にする必要はないのですし、これまでの勉強法を疑う必要もありません。
むしろ、そこで落ち込んで勉強のモチベーションを下げてしまっては、
せっかくの夏休みの頑張りが水の泡になるので、この時期の模試の結果等は間に受けないようにしましょう。
② 基礎がしっかりしていないと成績は伸びにくい

基礎の構築が中心だった夏休みの直後は、なかなか成果が現れないと言いましたが、
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2〜3ヶ月後にしっかり成績の伸びを実感するためには、この基礎の構築を怠っては絶対にいけないのです。
基礎ができていないのに、応用問題で点数を取れる訳がないのです。
夏休みから2〜3ヶ月経った後に伸びを実感できず、今さら基礎の勉強に戻ってしまったら応用する時間が削られてしまうので、入試に間に合わなくなってしまいます。
そんなことが起こらないように、基礎はしっかりと準備して秋以降の応用問題の読解に時間をかけられるようにしましょう。
③ 基礎のインプットだけでは点数は取れない

①の項目でも言いましたが、基礎はあくまで学力の土台となる部分なので、基礎だけ完璧でも試験で高得点を取ることができません。
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基礎のインプットばかりでは長文読解ができるようにはなりませんし、成績もなかなか伸びません。
単語問題や文法問題では点数を取ることができるかもしれませんが、
覚えた文法や構文の使い方、応用の仕方を知らなければ、配点の高い長文読解を攻略することはできないのです。
夏休み後に成果を感じにくいのは、この要因が大きいからでしょう。
④ 基礎のアウトプットの繰り返しが成績UPには必要

ここまで読み進めてもらえば、成績UPには基礎のアウトプット、応用を繰り返していくことが必要であることがお分かりいただけたかと思います。
ですので、9月以降は夏休みに積み上げた基礎をアウトプットしていく期間になります。
この期間でアウトプットを繰り返していくことで、だんだんと長文も読めるようになり、2〜3ヶ月後にようやく模試などで目に見える成績の伸びを実感できるようになります。
ただこの期間は精神的に辛い時期になると思います。
・夏休みの勉強は意味あったのか
・いつ成績が伸びていくのか不安
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こういった悩みが必ず出てきます。
ですが、この辛い時期を乗り越えることでのちに大きな成果を得ることができるのです。
10月〜11月にかけて成績の伸びを実感できると良い

FelixMittermeier / Pixabay
10月〜11月にかけて成績の伸びを実感できると、順調に勉強が進んでいるな、という印象です。
逆に12月頃になっても目立った成果が現れていないと、今までの勉強法に何かしらの問題があったと考えられます。
・勉強時間が足りていない
・勉強に集中して取り組めていない
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この3つのいずれかに該当すると思われます。
大学受験でいい結果を残すためには、『質』と『量』の両方を高める必要があります。
まとめ:高3夏休みの成果は2〜3ヶ月後に現れる

いかがだったでしょうか?
夏休み猛勉強してもすぐにその成果が現れるわけではありません。
なかなか成績が上がらないと不安になったり、勉強のモチベーションが下がってしまうかもしれませんが、
その辛い期間はどの受験生にもあります。
自分だけではなく、周りの受験生も同じように苦しんでいることを忘れずに、挫けず勉強を続けていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!