こんにちは!
この記事では『大学受験の受験校数の平均と結果の出る併願校の決め方・日程』について解説していきます。
大学受験は、高校受験と違って自分で受験する数を決めることができるのが、大きな特徴の一つです。
では、
・どのくらいの数受けるのが理想的なのか
・上手くいくためにはどのような日程で組むのが良いのか
大学受験で成功を収めるためには、学力はもちろん、入試期間のスケジュールを非常に大切です。
この記事で、結果の出る併願校の決め方と日程も組み方を伝授します。
今までの努力を無駄にしたくない、絶対に第一志望に受かりたい受験生は必見の内容です!
目次
受験校数の平均はどのくらい?結果の出る併願校の決め方・スケジュールについて解説します!
結論:受験校数の平均は2〜5校


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受験校数はだいたい『2〜5校受ける』受験生が多いようです。
多すぎず少なすぎずといった数ですね。
下記のグラフは、昨年の受験生の受験状況を示したデータになります。


受験する大学のレベルは、
② 第二志望校(やや難関)
③ 実力相応校(標準レベル)
④ 安全校 (確実に受かる滑り止め)
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といった具合に受験をする人が多いです。
この受験校選択が最もポピュラーで、バランスの良い受験と言えるでしょう。
中には、7校以上受けた受験生も一定数いるようですね。
では、やはり受験校はたくさん受けておいた方がいいのでしょうか?
その疑問について解説いたします。
併願校はたくさん受ければ受けるほど良いのか?


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併願校の決め方・数は、受験生それぞれの状況によって大きく変わります。
結論、『たくさん受ければ受けるほど良いのか?』というと、一概にYESとは言えません。
なぜなら、
・受験数を増やせば増やすほど、体力が消耗する
・大学は各々で試験日を設けているので、試験の被りが発生する
・経済的な余裕がないと、高い受験料を何校も支払うことは厳しい
こういった問題が発生するため、大学受験は、ある程度併願校の『絞り込み』と『日程調整』が必要になってくるのです。
では、どのように併願校を決めるべきか、具体的にお伝えします。
結果の出る併願校の決め方・日程調整の仕方


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併願校を選ぶ際には、いくつか押さえるべきポイントがあります。
① 試験日の連続
② 受けるべき順番
③ 安全校(滑り止め)の受験数
④ 受験校のレベルのバランス
⑤ 入試期間中の勉強日の確保
上記の5つのポイントを踏まえて、『良い例とダメな例・理由』をそれぞれ紹介していきます。
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・悪い例:4日以上連続で試験を受ける
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→連続受験は極力2日まで、最大でも3日までに留めておきましょう。
慣れない地への電車移動や試験の緊張・集中によって疲労は自分が思っているよりも蓄積されます。
入試1日目と3日目とでは、集中力も疲労度も変わってしまい、本来のパフォーマンスが発揮できない可能性があります。
どうしても受けたい入試が、日程的に3日続いてしまう場合はやむを得ませんが、基本的に連続受験は2日までにしておきましょう。
入試期間中は、しっかり休息をとることも非常に大切な要素となります!
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・悪い例:第一志望が入試日程の序盤に来てしまう
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→入試を受ける順番は、徐々にレベルを上げ、日程の終盤で第一志望が来るようにするのが理想的です。
まだ入試慣れしていない状態・滑り止めの確保ができていない状態で、第一志望や志望度の高い大学に望んでしまうと、
緊張や会場の雰囲気に飲まれ、本来のパフォーマンス発揮できずに終わってしまう可能性があります。
また、仮に志望度の高い大学が、序盤で不合格が続いてしまうと、その後の中堅校以下の受験でも「ここに落ちたら後がなくなる」という心理に陥ってしまいます。
安全校・中堅校をいくつか受けて、合格の確保と入試の緊張に慣れておくことで、
志望度の高い入試に自信を持って挑めるので、大学受験成功の可能性が高まります。
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・悪い例:日程が空いているから、とりあえず安全校をいくつも出願しておく
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→確実な安全校は1校で十分です。
不安な人は2校受けても良いと思いますが、受ければ受けるほどお金はかかりますし、体力も使い、第一志望の対策の時間も減ります。
また、滑り止めの合格を増やしたところで、正直あまり意味はありません。
なので、「日程が空いてるからとりあえず受験しておこう」という思考は危険です。
最大でも2校までに留め、安全校の受験で、試験慣れと滑り止めの確保に努めましょう。
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・悪い例:いずれかのカテゴリーに偏って受験をする
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→受験校のレベルはバランス良く受けることが大切です。
理想的なバランスは、
中堅校:2〜4校
安全校:1〜2校
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『第一志望ばかりの受験』の場合、対策が仕切れず、どの入試が本命で、より注力すればいいか分からなくなってしまいます。
その為、いくつ受けても上手くいかず、その後の試験でも自信を失い惨敗に終わる可能性があります。
『中堅校ばかりの受験』の場合、第一志望前に疲れてしまい、この大学でいいかと妥協しやすくなります。
『安全校ばかりの受験』の場合は、先ほど紹介した通りです。
滑り止めの合格を増やしても仕方ありませんし、第一志望前に疲弊してしまいます。
受験校は日程とレベルのバランスをよく見て受けることで、全体的な合格の可能性も高まります。
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・悪い例:落ち着いて勉強できる日がなくなるくらいまで併願する
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→入試期間中は、適度な休息と落ち着いて勉強できる日を設けることが大切です。
受験ばかりの日程だと、疲れてしまうのはもちろん、第一志望の対策の時間もその分削られてしまいます。
また、第一志望だけでなく、全体的に対策が手薄になる為、合格の可能性も低くなります。(最悪全滅の可能性も)
学力は、入試の直前まで伸びることを忘れてはいけません。
最後まで学力を伸ばすために、入試期間中でもしっかり勉強ができる日を複数用意しておきましょう!
程よく試験を入試期間中に入れておくことが大切


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共通テスト(旧:センター試験)後から第一志望までの期間で、受ける入試の数が少ないと、
その分勉強できる時間は増えますが、入試に対する緊張感がなくなり、勉強に身が入りづらいです。
受験校が少ない場合でも、第一志望までに程よく試験を入れておくことがポイントです。
併願校を受けておくことは、
・合格という安心を得られる
・第一志望に自信を持って挑める
・第一志望までに『入試』というものに慣れる
この3つの点において、非常に大切です。
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まとめ:併願校の決め方で受験の結果も大きく変わる!


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結果の出る併願校の選び方・日程について解説させていただきました。
ポイントをまとめると、
・試験日程は、入試のレベルが易→難になるように組む
・試験日の連続は2日、最大でも3日まで
・闇雲に入試は受けない
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これらのポイントを踏まえて、本番の入試期間に臨んでください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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