こんにちは!
この記事では、『減量初期に炭水化物を抜きすぎると脂肪燃焼が思うように進まない理由』について紹介していきます。
主に、ベストボディジャパンやサマスタ、フィジークなどの大会に向けて、減量を始めたトレーニー向けの記事となっております。
減量を始める際に、
「よし!今日から減量始めるために炭水化物を抜いて、野菜と鶏胸肉・プロテインだけの食事にしよう!」
と意気込む人が、特に、減量初心者に多いのですが、
こんな食事だと、最初こそ一気に体重が落ちますが、ある程度のラインまで行くと、減量が停滞し、心身共に限界を迎えます。
減量が停滞してしまう理由・炭水化物をしっかり摂るべき理由について、詳しく解説していきます!
目次
減量初期に炭水化物をカットしすぎると脂肪燃焼が進まない理由とは?
最初から炭水化物大幅カットはおすすめできない


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減量期の最初から、炭水化物を大幅にカットすることはおすすめできません。
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減量の始めたては、普通にご飯を食べていた食事から、いきなり炭水化物・脂質の量が少なくなるので、必然的に体重は減っていきます。
ですが、だんだんとその炭水化物の量に慣れてくると、体がカロリー消費を抑えようとし、
車で言う”低燃費”な体になるので、なかなか脂肪燃焼は進まず、体重も減らなくなってきます。


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その状態になってしまうと、さらに絞るための術が限られてきてしまいます。
もっと食べるものの量を減らして、有酸素運動を増やしてカロリーを消費させて。。
ついには何も食べない。。なんてことが発生してしまう可能性があります。
そうなると、減量は心身ともにかなりキツくなります。
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最初は、油ものを避けて、高タンパクな食事を心がけ、炭水化物も適量しっかり摂る、といったところから始めることが重要です。
ここからは、減量期間中にしっかり炭水化物を摂るべき理由について、さらに深掘りしていきます。
減量期間にしっかり炭水化物を摂るべき3つの理由
① 炭水化物は脂肪燃焼の元となるから


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ダイエットや減量の時は『炭水化物はなるべく食べないほうがいい』『太る原因になる』と思っている人が多いですが、
それは、全く逆です。
むしろ、炭水化物がある程度体に入ってこないと、脂肪を燃やす元となるエネルギー、燃料のようなものがないので、なかなか脂肪は燃えてくれません。
炭水化物を適量食べて、しっかりその後に筋トレや有酸素運動をすることで、脂肪がしっかり燃えて、脂肪燃焼が進むという認識を持つことが大切です。
少し怖いかもしれませんが、ダイエット・減量中でも、炭水化物は思い切って摂るようにしましょう。
もちろん食べ過ぎはよくありませんが、お茶碗1杯くらいのご飯や玄米が、適量でオススメです。
② トレーニング中のエネルギー源となるから


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減量中は、トレーニング強度が落ちやすいです。
炭水化物はトレーニングのエネルギー源となるため、特に、トレ前とトレ後はしっかり補給するべきです!(100~150g)
しっかり炭水化物を食べて、エネルギーが蓄えられることで、トレーニングにもより力が入り、その分カロリー消費も高くなります。
そして、その分脂肪燃焼も結果的に進むので、トレ前の炭水化物は必須です。
摂るタイミングとしては、トレーニング直前ではなく1時間〜2時間前には食事を終えられていると、筋トレ時のエネルギーに効率よく繋がります。
③ 脂肪とともに筋肉も失われてしまうから


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増量期で増やした筋肉が、炭水化物を極端に減らすことで、一気に脂肪とともに筋肉も失われ、ガリガリな体になってしまうのです。
特に、大会に出るための減量では、筋肉は残しつつ、脂肪を削ることが求められます。
一気に絞ったはいいけど、絞ってみたらただのガリガリな体で筋肉全然残らなかった。。なんてことも減量初経験の人には良くあることです。
めちゃくちゃ減量辛かったのに、ただのダイエットになってしまうのは、非常にもったいないです。
減量中に摂るべき適切な量とおすすめの炭水化物


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減量に摂るべき炭水化物量として、
減量初期であれば、毎食150〜200gは摂っておくべきです。(カーボの量ではなく食材そのものの量)
ただし、その人の基礎代謝や体重によって、多少の違いはあります。
あくまで、一般的なサラリーマンの活動量・一般的な体重の方の場合を想定しております。
注意点として、これらの量を一つの食事で摂ろうとはしないで下さい。
3食+間食等で、適量摂ることがポイントです。
減量中に摂る炭水化物として、
・さつま芋(かぼちゃ)
・全粒粉パスタ
・そば
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などの、”低GI値の炭水化物”がおすすめです。
これらの食材は、ゆるやかに消化されていき、血糖値も上がりにくいので、適量ずつ摂ることで脂肪になりにくく、効率よく脂肪燃焼を進めるためのエネルギー源となります。
また、間食には干し芋がおすすめです。
食物繊維も豊富に含まれているので、便秘気味になりやすい減量の時期でも排便を促してくれます。
もっと具体的な減量中の食事やトレーニングなど、私が実際にベストボディジャパンに初めて出た時の記録を、この記事でまとめておりますので、気になる方はぜひ!
まとめ:適度に炭水化物は摂取し、しっかり運動することが大切!


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減量期こそ、しっかり炭水化物を補給することが非常に大切です。
炭水化物=悪ではありません。
むしろ、減量を効率よく進めるためには必須の食材なので、
”適度に食べてしっかり動く”ということを心がけるようにしましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!