国民的魚類研究家であり、テレビにも多数出演しているさかなクン。
そのキャラクター性の高さだけでなく、幅広い活動で注目を集めていますが、彼の年収が予想以上に高いことが明らかになりました。
さかなクンの年収が1億円を超えているという噂は本当なのでしょうか。
この記事では、さかなクンの年収に迫るとともに、彼がどのようにしてこの収入を得ているのか、その秘密にも迫ります。
目次
さかなクンの年収が1億円越えでお金持ちすぎる!肩書6選でその根拠を解説!
さかなクンは、独特のキャラクターと深い知識で人々を魅了しています。
彼の年収は1億円を超えると言われており、その背景には多彩な肩書が関係していることが分かりました。
テレビ出演、書籍の出版、研究活動、講演会、そして企業とのコラボレーションなど、彼の活動範囲は幅広く、普段のコミカルなイメージとの違いに驚く方も多いのではないでしょうか。
それぞれの分野で高い評価を受けており、その積み重ねが大きな収入につながり、お金持ちすぎると言われているようです。
さかなクンの年収1億円の6つの内訳はどうなっている?
さかなクンは、日本を代表する魚類学者で、タレントとしても活躍しており、子供から大人まで大人気ですね。
早速プロフィールを見ていきましょう。
- 名 前 さかなクン
- 本 名 宮澤 正之(みやざわ まさゆき)
- 生年月日 1975年8月6日
- 職 業 魚類学者、タレント、イラストレーター、東京海洋大学客員教授
引用:Wikipedia
高校3年生の時に出場したTVチャンピオンの、「第3回全国魚通選手権」で準優勝したことをきっかけに、その存在を広く知られるようになりました。
当時はハコフグの帽子は被っておらず、高校の詰襟制服で出場していたそうです。
さかなクンは高校卒業後、東京水産大学(現在の東京海洋大学)を目指しましたが合格に届かず、日本動物植物専門学院に入学しました。
当時目指していた大学に入学は叶わなかったものの、現在は客員教授として教鞭を執ることができているのはさかなクンの活動と努力の成果と言えますね。
2024年2月現在の年齢は、生年月日から推測すると48歳だと思われますが、さかなクンは年齢を聞かれると「成魚だ」と答えているそうで、さかなクンらしいユーモアたっぷりですね。
そんな彼の年収が1億円に達するという噂があります。
その内訳は一体どのようになっているのか、彼の収入源となっているいくつかのポイントに焦点を当て、詳しく解説していきます。
収入源①:国立大学法人東京海洋大学教授としての年収
さかなクンは、国立大学法人東京海洋大学の客員教授として勤務しており、教育と研究に専念する彼のこの職務は、年収の重要な部分を占めていると思われます。
大学教授としての年収ははっきりと公表されてはいません。
しかし、日経バイオテクの記事「全85大学法人の役職別年収(平均・最高・最低)を調査」によると、東京海洋大学の教授の平均年収は1154万円とされています。
2022年にイシガキフグの研究が評価されたことで、客員教授に昇格したそうです。
東京海洋大学は海を広く知ってもらう社会的啓蒙(けいもう)活動の役割を担う。その点でさかなクンはぴかいち
引用元:朝日新聞DIGITAL
井関俊夫学長に評価され、さかなクンも「身を引き締めて『魚道』を突き詰めます」と述べていました。
収入源②:タレントとしての年収(ギャラ)
さかなクンの知名度は、彼のタレントとしての活動にも表れており、テレビ番組への出演やイベント、CM契約など、彼のユニークなキャラクターと専門性が高く評価されています。
タレントとしての年収は、出演回数や契約内容によって大きく変動しますが、CM出演1クールで数百万円、テレビ出演が50万から150万が相場のようですので、数千万円の年収があると推測されます。
さかなクンオフィシャルサイトによると、2023年は8回のテレビ出演、他にも新聞やラジオにも出演していることが分かりました。
過去には、11回もコマーシャルや広告に主演しておりタレントとしての収入も高いと思われます。
収入源③:YouTuberとしての年収
さかなクンは、さかなクンちゃんねる – FISH BOY – Sakana-kunというYouTubeチャンネルを運営しており、魚類に関する知識を分かりやすく解説する動画を多数公開しています。
なんと登録者は41.8万人もいます。
YouTubeにおけるさかなクンの活動も、彼の収入に寄与していると言えるでしょう。
YouTubeからの年収は視聴回数やチャンネル登録者数に基づくため、正確な数字は不明ですが、広告収入やスポンサー契約を通じて、重要な収入源となっていることは間違いありません。
0を一つ足したくらいが収益の目安とも言われているので、42万人近い登録者がいるさかなクンちゃんねるは、総収入550万円近くあるとみられ、推定年収は90万円ほどだと推定されます。
専門性を活かしたコンテンツ提供が、多くの視聴者を魅了しているようです。
収入源④:役員としての年収
多彩な肩書を持ち、広く活躍するさかなクンですが、彼の年収の一部は、企業の役員としての報酬によるものです。
特に水族館や環境関連の団体では、彼の専門知識と人気を背景に役員職を務めることがあり、専門性を生かしたアドバイスが求められ、それに対する対価として高額の年収が与えられることも珍しくありません。
役員としての報酬が、さかなクンの年収の重要な一部を形成しているわけです。
収入源⑤:本の印税
さかなクンが著者となって発表する書籍も、その年収に大きく貢献しているだけでなく、子どもから大人まで幅広い層に愛され、高い販売実績を上げています。
単に魚介類に関する情報を紹介するだけでなく、彼独自の視点や解説が読者に新たな発見を提供します。
このような独特な内容が読者の心を掴み、結果として高い印税収入をもたらしているのです。
収入源⑥:講演会のギャラ
さかなクンの魅力的な講演会は、彼の年収に欠かせない収入源の一つとなっています。
彼の講演会には、独特の視点から海や生き物の神秘を説明する特別な内容が含まれており、教育機関から企業イベントまで、さまざまなシーンで彼の講演が行われ、全国各地で大人気です。
講師派遣会社のホームページによると、さかなクンの講演料の目安は、100万円~150万円とのことです。
国・省庁関係の講演10回、自治体が10回、企業が16回、環境関係が24回、その他3回、今までに計63回の講演会を行ったさかなクンの講演会の収入は、合計7875万程度になると推測されます。
これらの講演会からのギャラは、さかなクンの年収を支える重要な柱となっています。
さかなクンが年収1億円稼げる理由8選とは?情熱と親の教育方針のおかげ!?
さかなクンは魚類研究家という肩書を持ち、その年収はなんと1億円にも達しているとの噂です。
この驚くべき収入の背後には、彼の持つ情熱や親の教育方針が大きく影響していると言えるでしょう。
多くの人にとって、好きなことを仕事にできるのは夢のような話ですが、さかなクンはその夢を現実のものとしているのです。
今回は、彼が年収1億円を稼げる理由を8つ挙げていきましょう。
理由①:好きなことをやり続ける情熱!
さかなクンが年収1億円を稼げる最大の理由は、何と言っても魚への情熱ではないでしょうか。
幼少期から魚に魅了されて以来、彼はその研究に情熱を傾けてきました。
この情熱がさかなクンを支え、研究や活動を通じて多くの成果を挙げる原動力となっているのでしょう。
彼の熱心さが人々を引き付け、さかなクンの年収を1億円にまで押し上げていると思われます。
エピソード:さかなクンが小学生の頃
さかなクンは、運動や勉強は苦手でしたが、夢中になれるものは多く、トラックから妖怪、タコそして魚へと興味が移り変わったそうです。
そして、さかなクンの好きなものを応援してくれたのはいつも母親だったそうです。
これは、さかなクンが小学生の時描いたクロダイの絵です。
タコに興味を持ったさかなクンのために、休みの日は水族館にタコの観察目的で通い、魚は一匹購入しさばく様子を観察し、さかなクンはどんどん魚にのめりこんでいきました。
その興味はただの趣味ではなく、真剣な研究へと発展していったようです。
現在の芸名である「さかなクン」は小学生の時、周りの友人達から自然に呼ばれるようになったもの。
小学校の卒業文集には、将来の夢として、
と書いたそうです。
彼の小学生時代の魚への情熱が、後に彼を魚類研究家という肩書へと導き、さかなクンが情熱を持ち続けられたのも、理解ある親の支援があったからに他ならないでしょう。
理由②:独特な方法で研究!
さかなクンは中学校3年生の時、学校にカブトガニが来た際、所属していた吹奏楽部顧問の先生と仲間たちで飼育し、19個体の人工孵化に成功しています。
カブトガニの人工孵化は非常に珍しく、新聞にも取り上げられました。
実はその研究方法が独特で、「水槽が狭くてかわいそうだなあ」という理由で決まった時間に外に出していたら、カブトガニがそれを潮の満ち引きと誤認したのが原因だそうです。
また、絶滅したと言われるクニマスのイラスト執筆するために全国から取り寄せたヒメマスの中に、クニマスに似た特徴を持つものを見つけ、それがきっかけでクニマスの再発見へ大きく貢献しました。
これにより魚類学者でもある第125代天皇明仁陛下より名指しで感謝の意を伝えられました。
伝統的な研究手法にとどまらず、アート作品を通じた表現や子ども向けの教育プログラムの開発など、独自のアプローチで魚類研究を展開しています。
この革新的な方法は、さかなクンの研究を一層魅力的なものにし、幅広い層からの支持を集めているのでしょう。
理由③:話がわかりやすくて面白い!
さかなクンがなぜ多くの人々に愛されているのかについて、重要な理由の一つが彼の話のわかりやすさと面白さにあります。
彼は複雑な魚類学の概念を、誰もが理解できる平易な言葉で説明する才能を持っており、その結果、子どもから大人まで幅広い層の人々が彼の話に夢中になるのです。
さらに、さかなクン独特のユーモア感覚が加わることで、学びながらも楽しめる環境を作り出しています。
このように、彼の話は教育的でありながらエンターテイメント性も兼ね備えており、多くの人にとって魅力的なのです。
理由④:大人になっても少年の心を忘れない!
さかなクンは、大人になってもなお、少年のような好奇心と宝物を見つける喜びを持ち続けており、その姿は、多くの人に夢や希望を与えいくつになっても学び続ける大切さを教えてくれます。
この純粋な心は、大人になるうえでかつての情熱を失ってきた多くの大人たちにとって新鮮であり、自分も何か新しいことに挑戦したいという気持ちを呼び起こさせるのではないでしょうか。
「成魚」になったさかなクンが、好きなことをとことん貫き成長する姿に感動すら覚える方も多いことでしょう。
理由⑤:本を20冊以上出版している!?
さかなクンは、これまでに20冊以上の本を出版しており、その内容も幅広く、魚類学から児童書までさまざまです。
- 「さかなでございます! 海いっぱいのおくりもの」学習研究社
- 「プクプクのかくれんぼ さかなクンのイラストストーリー」小学館、
- 「おさかな新発見! おしえてさかなクン」PHP研究所
- 「さかなのなみだ」リヨン社
- 「さかなクンのさかなレシピ」主婦と生活社
- 「さかなクンのあいうえお魚くいずかん」小学館
- 「おしえて! さかなクン』」1巻~3巻
- 「原寸大すいぞく館」松沢陽士写真、小学館
- 「さかなクンの水族館ガイド このお魚はここでウォッチ!」ブックマン社
- 「さかなクンの東京湾生きもの図鑑」工藤孝浩監修、講談社
- 「ギョギョギョ!おしえて!さかなクン」1~2巻 朝日学生新聞社
- 「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」講談社
- 「さかなクンとギョギョっとおぼえよう おさかなブック えあわせカードゲームつき!」講談社ビーシー
- 「さかなクンの はって はがせる! おさかなシールあそびずかん」講談社
彼の本の多くは、専門的な知識を必要としないわかりやすい言葉で書かれており、魚や海の生き物への興味を持つきっかけになることでしょう。
また、彼のイラストも本の魅力を高めており、読者にとって親しみやすい一冊となっています。
さかなクンの豊富な出版活動は、彼の知識と情熱の深さを表していると言えるでしょう。
理由⑥:さかなクンの生き方に魅力が!?
さかなクンの魅力は、単に魚への深い知識に留まらず、彼の生き方自体にもあります。
彼は仕事が続かずに悩むこともありましたが、常にポジティブで、どんな困難にも前向きに挑戦する姿勢を持っています。
その積極的な態度は多くの人に影響を与え、困難に直面したときにはさかなクンを思い出し、勇気をもらっている人も少なくありません。
さかなクン、同い年なんだよね…
彼を見てるといつも勇気づけられる。
いくつになっても好きなことに一生懸命。
それによって社会的地位も築いてしまった。
俺ももっとあーりんに一生懸命にならなくちゃ❤— あーどんパパ (@a_donpapa1156) January 5, 2016
自分の経験や魚を育てるうえで感じたことをエッセイ文や絵本で出版しており、「魚の涙」は中学校の道徳の教科書にも取り上げられています。
彼の人柄や生き方から、人生を豊かにするヒントや学びを見出すことができるのも彼の魅力の一つと言えるのです。
理由⑦:わかりやすいイラストが特技!
さかなクンの特技の一つに、彼の描くわかりやすく親しみやすいイラストがあります。
彼のイラストは魚たちの特徴が巧みに捉えられており、見る人にその魚の魅力を直感的に伝えます。
さかなクンは1997年の冬の1ヶ月間、お寿司屋さんでアルバイトしていました。
魚の知識はあったものの手先は不器用で寿司も握れず、皿を洗うと割ってばかりのさかなクンに「店の壁に絵を描いてみて」と大将が画材道具まで揃えてくれました。
こちらが実際の画像です。
たちまち近所で評判になり、テレビにも取り上げられたことでさかなクンのイラストレーターへの道が開かれることになりました。
今では、イラストレーターとして個展も開き、図鑑や絵本を出版して大人から子供まで人気を集めています。
理由⑧:現在の役職と肩書がすごい!
さかなクンは、現在、彼の専門知識と熱意が認められ、様々な公的な役職や肩書を持っています。
例えば、国立科学博物館の特任研究員や多くの環境保全団体のアドバイザーなど、彼の活動は学術的なものから社会貢献に至るまで多岐にわたります。
早速見てみましょう。
- 東京海洋大学客員教授(2022年)及び名誉博士(2015年)
- 日本魚類学会会員 / 日本魚類学会代議員
- 特定非営利活動法人自然のめぐみ教室海のめぐみ教室室長
- お魚らいふコーディネーター
- 農林水産省 お魚大使
- 外務省 「海とさかなの親善大使」
- 環境省
- 「環のくらし応援団」メンバー(2005年)
- 「低炭素杯2017」低炭素杯2017アンバサダー(2017年)
- 「国際サンゴ礁年 2018」アンバサダー(2018年)
- 「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」プラごみゼロアンバサダー(2020年)
- JF(全国漁業協同組合連合会)魚食普及委員
- 千葉県立安房博物館客員研究員
- 千葉県館山市「ふるさと親善大使」第一号
- 「よしもとおもしろ水族館」研究員(神奈川県横浜市中区、横浜中華街)
- 新潟おさかな大使(新潟県)
- 文部科学省・平成23年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール審査委員
- 日本ユネスコ国内委員会広報大使
- 明石たこ大使(明石市)
- 山陰海岸学習館ギョギョバイザー(鳥取県)
- なぶら親善大使(静岡県御前崎市)
- 宮古島海の親善大使(沖縄県)
- “渚の駅”たてやま名誉駅長(千葉県館山市)
- 小笠原諸島PR大使
- お魚のあそび!?まなび!?大使(株式会社イオンファンタジーのキャンペーン)
引用:Wikipedia
このように著名な役職や肩書を持つことで、さかなクンは自身の影響力をより一層広げ、多くの人に海や生き物の大切さを伝え続けています。
さかなクンの人気と影響力の高さを改めて感じるのではないでしょうか。
情報や感動を人と共有する、人に伝えることで感動の輪が広がると言っていたさかなクンの天職と言えますね。
好きなことを続けたさかなクンは、夢を叶えながら肩書も高い年収も手に!
さかなクンの年収についての噂や興味深い点を見てきましたが、その肩書は多岐にわたり、それぞれがさまざまな収入源となっていることが明らかになりました。
彼の収入が1億円を超えるという事実は十分あり得るのではないでしょうか。
テレビ出演や著書の出版、さらには自身の研究活動など、さかなクンは魚類学の専門家としてだけではなく、その個性的なキャラクターや見た目でエンターテイナーとしても国民から高い支持を受けています。
彼の成功は単に1億円の収入をや肩書を得たことにとどまらず、好きなことを仕事にして多くの人や研究に影響力を持ち、さらに人々に夢や希望を与えている点にも価値があります。
さかなクンの収入がどのように構成されているのか、彼の肩書きが収入にどのように影響しているのかを詳細に見ることで、さかなクンの魅力に改めて気づくことができたのではないでしょうか。