井の頭公園バラバラ殺人事件の真相と犯人がヤバい?川村誠一さん殺害の衝撃真相とは?

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1994年に東京都武蔵野市の井の頭公園で、ゴミ袋に入った人間のバラバラ死体が公園のゴミ箱で発見されました。

残忍な事件として騒がれた事件でしたが、被害者からの交友関係などから犯人像が中々浮かび上がらず、謎の多いまま時間は経過し事件から15年経過した2009年に時効を迎えたのです。

未解決事件として時効を迎えてしまったこの事件ですが、操作中から様々な説が浮上したり時効後も実は人違いによって被害者は殺害されたのでは?などと現在に至るまで数々の謎を抱えた事件として現在も語り継がれています。

果たして、この事件の真相は一体どのようなものなのでしょうか?

今回は、現在も謎に包まれている井の頭公園バラバラ殺人事件の内容と噂されている真相についてそれぞれ解説していきます。

※この記事からわかること

井の頭公園バラバラ事件の詳細
井の頭公園バラバラ事件の不可解な真相
井の頭公園バラバラ事件の起きた現場の現在の様子

井の頭公園バラバラ殺人事件とは?真相が謎だらけでヤバい!

1994年東京都の吉祥寺の井の頭恩賜公園で、清掃員の女性が猫の餌を探すためゴミ箱の中身を確認していた際に、妙な包みを見つけるところから始まります。

特殊な結び方のせいでなかなか開かず、苦労して開けると中から薄っすらピンク色の肉片があり、最初は魚か豚肉かと思ったそうです。

しかしそれは人の足が切断されたもので、急いで警察に通報し事件発覚となります。

事件の犯人もそうですが調べれば調べる程に動機が分からない上に、殺害方法も常識を逸するもので素人の犯行ではないとされています。

このような状況から、事故説や宗教団体の陰謀説など色々な説が浮かびましたが、交友関係から犯人に結びつく物的な情報も見当たらないことから2009年に時効を迎えてしまいました。

一体、この事件の真相とは何だったのでしょうか?

井の頭公園バラバラ殺人事件の概要

被害者の川村さんは、井の頭公園の近くに住んでいた当時35才の一級建築士の男性で、生前は暴力団などの悪い組織や宗教団体との関わりもないなど、殺害されるような恨みを持つ人物ではありませんでした。

また、遺体はそれぞれ20㎝の大きさに揃えて電動ノコギリで切断されており、縦20cm、横30cmのゴミ箱の投入口にちょうど入る大きさだったようです。

更には血は一滴残らず全て抜き取られ、内臓や頭部・胴体等一部の遺体は何処にもなく指紋なども削り取られるなどかなり特殊な遺体でした。

しかも遺体の切断方法は3パターンほどあったそうで、一時は警察も複数犯の犯行では?と疑ったのです。

驚くべきことに被疑者の川村さんは、失踪からわずか1日でバラバラの遺体として発見されるというあまりにも早い殺害方法で殺されました。

このように、遺体に不可思議な点や殺害方法など、特殊な点が多かったことから警察の捜査は難航を極めたのです。

被害者・川村誠一さんの事件当日の行動は?

事件が起こった当日には、JR吉祥寺駅や井の頭公園の周辺で事件に関連しそうな目撃情報がいくつか報告されています。

川村さんが知人と別れたとされている22日午前0時頃には、川村さんによく似た男性がJR吉祥寺駅のアパートの近くで2人組の男性に殴られていたという証言がありました。

他にも、遺体がゴミ箱から見つかった日には井の頭公園内でポリ袋を持って歩く2人の不審男性が目撃されています。

男性は共に30代前後と証言されていますが、それ以上の足取りは掴めておりません。

さらに、失踪した日に人と車が衝突したような音を聞いたとの証言もありました。

これはあくまで推測ですが、交通事故で轢いてしまった男性を証拠隠滅のためにバラバラにした、という見方も浮上したのです。

このように、井の頭公園周辺では色々な目撃情報が浮上し、さらに事件の捜査を混乱させることになりました。

井の頭公園バラバラ殺人事件は綿密に計画されていた!

目撃証言から推測すると、川村さんを殺害した後遺体をバラバラに解体するまでたった数時間しか経っていませんでした。

更には、血を全て抜き身元につながる情報となる指紋を削り取っていたのです。

このようなことから、犯人の行動は到底衝動的なものではないと言えるでしょう。

犯人は川村さんを殺害する予定を立て、犯行後の遺体処理までの流れも完璧に計算していたものと思われます。

解体後にゴミ箱に捨てる際も、あらかじめ投入口に入る大きさを測っていたされます。

そういった点からも、この事件は綿密に計画されたものだと言えるのかもしれません。

井の頭公園バラバラ殺人事件の未解決の真相8選!

井の頭公園バラバラ殺人事件は、件名な捜査にも関わらず時効を迎えて、結局未解決事件となってしまいました。

事件当時川村さんと同居していた川村さんの父親の誠蔵さんは、事件の翌年にその無念さを「心事の軌跡」と言う本にまとめて自主出版しました。

この本には、事件が起こったときの誠蔵さんの心境や、殺された川村さんの小さい頃のことなどを書き写した本で、事件を風化させないようにしないで欲しいという願いを込めて書かれたものです。

そんな願いも虚しく事件は時効を迎えてしまい、犯人の逮捕を願っていた誠蔵さんも病死してしまいました。

この事件の真相としてはわかりにくい点も多く、事件の時効から20年近く経過していますが調べれば調べるほど不可解になっていくのです。

ここからは、井の頭バラバラ殺人事件に関する8つの真相を取り上げ、事件の背景に迫っていきましょう。

真相①切断された遺体は血抜きされ指紋もほぼ削り取られていた

血液は深い部分まで抜かれており、人体の構造を熟知していて血液を効率よく抜く方法を知らないと出来ないでしょう。

また丁寧に指紋部分が鋭利なもので削り取られていたそうで、わずかに残った部分でなんとか身元の確認をしたと言われています。

腐敗臭を防ぐためや、DNA鑑定を難しくするため・重量を軽くする目的等があったのではないのでしょうか。

そんな事を素人が簡単に出来るものではないので、組織的犯罪や暴力団の犯罪に巻き込まれた可能性が高いと思われます。

真相②遺体を入れたポリ袋の結び方が素人にはできない

遺体が入っていたポリ袋は、網目上のネットのように小さな穴が開いた黒い袋に切断した遺体を入れ、その上から半透明の袋で中の臭いや水分を逃がさないように覆っていたそうです。

その2つの袋の結び口は、何度も念入りに結んであったようです。

この結び方は漁師や、料理人がする結び方と言われており、結び方を犯人の手がかりにして捜査を進めたそうです。

真相③被害者が通っていた宗教団体が真犯人?

あまりに遺体の処理が緻密で異様なものなので、過激な宗教団体などマインドコントロールされた集団がしたのではないかという説も上がっています。

妻の証言からは、川村さんが宗教団体に入団していた事実は無いと語っていますが、川村さんはタクシーで宗教施設が多く集まる高井戸まで送ってもらった事が数回あったそうです。

その事から、宗教団体が関係しているのではと言われていますが、実際に関係しているかは不明です。

真相④時効から6年で人違い殺人と証言!

井の頭バラバラ殺人事件が未解決事件になった理由として、実は川村さんは人違いで殺害されてしまったのでは?とされています。

実は犯人のターゲットは川村さんでなく、吉祥寺周辺の露天商の元締め的存在でそのうちの1人のAさんがターゲットだったのではと言われていたそうです。

実はAさんは屋台の縄張り争いによって外国人と揉めていたようで、何とか彼らを締め出そうと考えていました。

しかしその外国人は、露天商を装ったとある国の特殊機関の工作員だったそうで逆にAさんは命を狙われるようになったのです。

さらにAさんが所有する倉庫と川村さんの自宅は近い距離にあり、驚くことにAさんと川村さんの顔や背格好が瓜二つともされています。

こうしたことから川村さんは、Aさんと勘違いされて殺されてしまったのでは?と噂されているのです。

真相⑤露天商は北朝鮮の工作員?

縄張り争いに勝つ為、Aさんは周りの敵対している露天商たちを、暴力団員に頼み一掃したというのです。

その結果、敵対していた露天商は実は偽装していた朝鮮系工作員で、妨害した事により命を狙われることになりました。

それからAさんは東北から九州まで様々な所へ逃げビジネスホテルを転々としましたが、工作員の方が上手で行く先々で出会ってはいつでも殺せるというように監視されていたそうです。

段々と追い込まれていったAさんは、最終的に井の頭公園へたどり着いてしまい事件につながったのではと言われています。

真相⓺容疑者は警察の身内?

解剖を行った検死官は、川村さんの遺体は人体の構造を熟知している検死官が切断したものだと語ったと言われています。

なので、この犯行は実は警察の身内による犯行なのでは?という噂が浮上したのです。

実際遺体には、血液が一滴残らず完全に抜き取られていたことから、バラバラ殺人としてはありえないくらい綺麗に処理されていました。

あまりに出来すぎた遺体の状況から、プロの検死官も思わずそう呟いたと言われています。

検死官がそう言うくらいですから、それほど見事なまでの切断面だったのかもしれませんね。

ただ切断面だけでは言い切る事は出来ないので、あくまでも都市伝説として噂が上がっているとされています。

しかし、もし容疑者が警察の身内だとしたら調査に積極的になれないのは容易に想像できますね。

真相⑦遺体の切断パターンが3種類あった

解剖した検死官は以下の事から、複数人の犯行ではないかと推察するようです。

遺体の切断は3パターンあり、遺体処理が1人では短時間で出来ないためと言われています。

同じように大きさを揃えて切断しても、切り口の癖というのは出るのかもしれません。

こうしたことから、事件は複数の犯人による説が有力視されています。

真相⑧遺体の胴体部分は発見されていない

実は井の頭公園で見つかったバラバラの遺体は、川村さんの遺体のすべてではありません。

見つかった部分は、手足の部分と胸の部分の全体の3分の1の程だったそうです。

その他の頭部と胴体の部分は、既にゴミとして出された袋が回収され処理されてしまったのではないかと言われています。

間に合わなかったその他の分を公園のゴミ箱に捨てたという説と、見せしめとして敢えてその場所を選び捨てたという2つの説があるそうです。

井の頭公園バラバラ殺人事件が起きた現場の現在は?

そんな世間を騒然とさせる事件が起こった、井の頭公園は現在どうなっているのでしょうか。

あまりにショッキングな事件でかつ未解決事件だったので、事件の現場が現在どのようになっているのか気になる方は多いのではないでしょうか

ここからは、バラバラ殺人の現場となった井の頭公園の現在を様子を見ていきましょう。

現在①岡田斗司夫の事務所?

評論家として知られる岡田斗司夫さんが、1995年から2015年まで事務所として借りていたと本人が動画内で語っています

なんと事件が起きた翌年から、借りており事故物件として扱われていたそうです。

井の頭公園は広い公園ではありますが、事件現場の近くで被害者宅とも近かったようです。

現在②きれいに整備されている

井の頭公園は自然文化園や動物たちと触れ合えるエリアが有ったりと、四季を感じられとても美しく観光客からも人気の公園です。

口コミも1万件以上つき、4.4ととても高評価になっています。

その他にも、「とても充実した公園」「季節の変化を楽しめる公園」「家族連れやデートにも良い」といった声があって人気な公園なのが分かります。

以前は水質の悪いことで知られた池も、現在は自治体による浄化作戦によって綺麗な池へと生まれ変わりました。

現在③人気エリアのため土地の地価は上昇

年々土地が高騰している背景もありますが、井の頭公園から徒歩4分圏内の土地約70㎡で1億円越えだったり土地の価値が高いことが分かります。

近隣中古マンションも4500万円からといった価格帯が多く、人気エリアなのが伝わります。

井の頭公園から近いという事は吉祥寺駅からも近い事になりその点も人気の理由なのかもしれません。

井の頭公園事件は平成で最大の残酷な未解決事件だった!!

犯人につながる情報が非常に乏しい上に、人違いとまで言われた井の頭公園バラバラ事件は、時効を迎えて未解決事件となってしまいました。

バラバラ遺体に不可解な点があったり、犯人が工作員や人違いで殺害されたなど、現在でもこの事件は様々な憶測を呼んでいる事件です。

全く犯人と被害者との繋がりが掴めず、ここまで謎の多い事件はなかなかないのではないでしょうか?

いずれにしても、人違いで殺されたとされている川村さんのご冥福を心よりお祈りします。