ダークウェブは、インターネットの一角に存在し、一般的な検索エンジンでは見つけることができない隠された世界です。
その隠された世界は、匿名性が保証されるため、さまざまな危険や違法な活動の温床になっていると言われています。
一部の人々は、好奇心や知識欲からこの領域に足を踏み入れるようですが、その結果「ダークウェブを見て酷い目にあった」という恐ろしい経験をすることも少なくないようです。
そこでこの記事では、ダークウェブの基本的な知識、そこで起こり得るリスク、そして実際にダークウェブを見て酷い目にあった事例3選を詳しく解説します。
目次
ダークウェブを見て酷い目にあった!?手に入る物がヤバすぎる?
ではさっそく、ダークウェブを見て酷い目にあったというウワサの真相に迫っていきましょう。
ダークウェブは、一般にアクセスできないインターネットの闇の部分であり、その匿名性により多くの危険が潜んでいると言われています。
ダークウェブでは不法な商品やサービスが取引され、その結果利用者が法的、安全上のリスクにさらされることがあるようです。
具体的には、違法な薬物、武器、偽造品などが手に入る場所として知られています。
これらの取引に関わることは重大な法的責任を伴うだけでなく、個人の安全を著しく脅かす可能性があるため、非常に危険だと言われています。
ダークウェブとは?通常ではアクセスすることが出来ない!?
ダークウェブは、特別なソフトウェアのみを使って、アクセスできるインターネットの特殊な世界です。
一般の検索エンジンでは見つけることができず、匿名性が高いため、さまざまな活動が行われていると言われています。
ダークウェブは、正当な目的で使用されることもあるようですが、その大半は違法な取引や情報の交換の場として使われることが多いようです。
シルクロード事件
ダークウェブを物語る代表的な事件として、シルクロード事件があります。
かつて、ダークウェブの奥深くに存在した秘密の市場「シルクロード」。
このシルクロードは当時、隠れた闇のオアシスとして知られていたようです。
このシルクロードでは、マリファナやLSD、さらにヘロインやコカインなどの禁止薬物が取引されていて、それゆえにシルクロードは「ドラッグのeBay」とも言われていたようです。
しかし、その取引は薬物だけに留まらず、マルウェアや盗まれた情報、さらにはハッキングの技術まで取引されていたと言います。
このシルクロードには、2013年7月までに95万7079人もの登録ユーザーがいたようです。
しかし2013年のある日、連邦捜査局がこの秘密の市場に目をつけ、サーバーへのアクセスを成功させシルクロードの市場の主を逮捕、シルクロードはその歴史に幕を閉じました。
その影響は、シルクロードの通貨「ビットコイン」の市場でも、かなり大きな動揺をもたらしたようです。
ダークウェブが危険と言われる理由がヤバい?理由3選をご紹介!
ダークウェブが危険とされる理由には、以下の3つが挙げられます。
まず、ウイルスやマルウェアの温床となり得ること、ユーザーのデバイスが危険に晒されます。
つぎに、違法な商品やサービスの売買が可能であり、法を犯すリスクが高まること。
最後に、個人情報の売買も行われており、プライバシーの侵害や詐欺の被害に遭う可能性があることです。
これらの理由から、ダークウェブの利用は極めて慎重に行う必要があると言われています。
危険な理由①ウイルスの温床となっている?
ダークウェブは、ウイルスやマルウェアの温床となる危険性があります。
特殊なネットワークを通じてダウンロードしたファイルには、悪意あるソフトウェアが含まれている可能性が高く、コンピューターやネットワークのセキュリティを脅かす原因になると言われています。
利用者は、知らず知らずのうちに自分のデバイスを危険にさらすことになるため、非常に注意が必要です!
危険な理由②法律に反する売買が可能!?
ダークウェブでは、違法な商品やサービスの売買が可能となっているようです。
薬物、武器、偽造の身分証明書、盗まれたクレジットカード情報などが売買されているようで、これらの取引は法律に違反しています。
このような活動に関与するのは、刑事訴追のリスクだけでなく、個人の安全やセキュリティを脅かす可能性があるため、非常に危険です!
危険な理由③様々な情報が手に入る!?
ダークウェブは、様々な情報が手に入る場所として一部の人に知られています。
ここでは、その様々な情報には何があるのか紹介していきます。
ダークウェブで手に入る情報は、個人情報の売買、機密文書の流出、違法なコンテンツへのアクセスなどが含まれているようです。
このような情報の取引やアクセスは、プライバシーの侵害や法律違反につながる恐れがあり、使用者は法的なリスクや倫理的な問題を犯します!
どういった情報があるのか詳しく見ていきましょう。
個人情報の流出
ダークウェブでは、個人情報が売買されていることがあるようです。
クレジットカードの情報、社会保障番号、個人の住所や電話番号などあると言われています。
このような情報が悪用されると、身元詐欺や金銭的な損失につながります!
違法な商品の取引
ダークウェブは、薬物、武器、さらには盗まれた商品など、違法な商品の取引場所としても利用されているようです。
これらの取引に関与すれば、法律違反に該当し、重大な刑事責任を負うことになりかねません!
マルウェアとサイバー攻撃
ダークウェブには、コンピューターウイルスやランサムウェアなどのマルウェアが溢れているようです。
これらの悪意のあるソフトウェアに感染すると、個人情報の盗難、ファイルの暗号化、コンピューターシステムの損傷など、深刻なセキュリティリスクに直面してしまいます!
エクストリームコンテンツへのアクセス
ダークウェブには、違法な画像や動画、過激なコンテンツが含まれていることがあるようです。
これらのコンテンツに触れれば、精神的なダメージを受け、法的な問題にも巻き込まれるリスクがあります!
ダークウェブを見て酷い目にあった事例3選を紹介!
ダークウェブとは、一般的な検索エンジンでアクセスができず、特定のツールやソフトウェアが必要なウェブサイトの領域です。
合法的でありながら、その匿名性とアクセスの難易度から、犯罪者やテロリスト、ハッカーたちによって、違法的な活動にも使われるようになったダークウェブ。
安易なアクセスは危険が多すぎるので、おすすめできません。
ここからはダークウェブを見て酷い目にあった事例3選をご紹介します。
これらの事例は、不注意なブラウジングがいかに危険な結果を招くかを物語っています。
事例①ランサムウェアによる身代金要求!?
ランサムウェアによる身代金要求は、ダークウェブを利用して起こり得る危険のと1つと言われています。
これは、攻撃者が被害者のコンピューターシステムやファイルを暗号化し、解除のための身代金を要求することのようです。
この事例は、ダークウェブがいかに個人や組織にとって重大なセキュリティリスクをもたらすかを示しています。
事例②未知のウイルスに感染?
未知のウイルスに感染する事例は、ダークウェブを介して発生する重大リスクの1つです。
利用者がダークウェブ上で不正なソフトウェアをダウンロードすることで、新種または特定が困難なウイルスに感染するようです。
これらのウイルスは、データの損失やプライバシーの侵害、システムの不安定化を引き起こし、復旧には膨大な時間とリソースが必要になるとのことです。
事例③パソコンが乗っ取られる!?
パソコンが乗っ取られる事例は、ダークウェブを介したサイバー攻撃の1つの形態であり、攻撃者が被害者のコンピューターに不正アクセスし、完全な制御を奪うことを指すようです。
このような攻撃は、個人情報の盗難、金融詐欺、さらには他の犯罪活動へのコンピューターの利用など、深刻な結果を招きます。
パソコンが乗っ取られたことに、本人が気が付けばまだ良いですが、ずっと気づかない場合を考えると相当怖いですよね。
日本の巨大匿名掲示板サイト2chでも、ダークウェブの危険性についての情報が多く見られるようです。
一例として2chのスレッドでは、ダークウェブ経由で個人が法的なトラブルに巻き込まれた件などが共有されています。
2chのユーザー間でダークウェブの注意喚起も行われているようです。
以上、ダークウェブを見て酷い目にあった事例3選を見てきました。
ダークウェブには何がある?見たら殺される可能性があると言われる理由とは?
ダークウェブには様々な危険な要素が存在し、その中には違法なサービスや商品が含まれます。
「見たら殺される可能性がある」という表現は、ダークウェブに存在する殺し屋の依頼サイトや違法な活動に関連する情報を示しているのかもしれません。
ここでは、ダークウェブを見たら殺されると言われている理由や、ダークウェブにあると言われているヤバい5選を紹介していきます。
閲覧注意です!
ダークウェブを見たら何故殺されるのか?!衝撃の理由が明らかに?
実際にダークウェブを見ただけで殺されることは、おそらくないとは思います。
ダークウェブを見たら殺される可能性がある、というウワサはダークウェブの深刻な危険性やリスクに警笛を鳴らし、安易に近づけないためのメッセージとして広まったのかもしれません。
確かに興味があっても近づかないのが、最も賢明な判断だと思います。
ダークウェブには違法活動が存在し、そこで得られる情報やサービスがリスクを伴うことは事実です。
しかしそれが、直接的な身体的危害につながるわけではなく、主に法的リスクやプライバシー侵害の懸念があり決して近づかないように、というメッセージなのではないでしょうか。
ダークウェブにあるものがヤバい?5選紹介と最後の言葉の真相とは!?
ダークウェブには、闇市場サイト、殺し屋依頼サイト、人体の一部を使用した製品、人体実験などの違法かつ倫理的に問題のある内容が存在します。
これらはダークウェブの匿名性を悪用した活動の例であり、法的なリスクや倫理的な問題をはらんでいます。
人の悲痛な叫びを聞くという、最後の言葉の真相についても見ていきましょう。
以下、食事中の方、精神的に不安のある方は閲覧をおすすめしません。
あるもの①闇市場サイト
闇市場サイトはダークウェブ上で見つけることができるサイトの一種で、違法な商品やサービスが取引されます。
これには薬物、武器、偽造の身分証明書や通貨、盗まれた個人情報などがあるようです。
これらのサイトは高度な匿名性のため、犯罪者によって利用されやすい環境を作っているとのことです。
あるもの②殺し屋依頼サイト
ダークウェブ上には、倫理的にも法的にも許されない活動を促進するサイトが存在することが知られています。
その中には、殺し屋の依頼ができるとされるサイトも含まれており、サイトにもよりますが約100万円程度から殺し屋を雇えるようです。
16歳以下の人や政治的主要人物は暗殺を引き受けないルールもあるとか。
また、その人物を恐怖に陥れることで人前に出させない目的などもあるようです。
あるもの③人体の一部を使用した製品?
ダークウェブには、人体の一部を使用した製品を扱うサイトも存在するとされています。
具体的には、食品やベルト、財布、服等があるようです。
そしてサイトのオーナーは「皮のコートは人前で着用しないように」と注意書きの上、販売しているとか。
あるもの④最後の言葉
墜落する前の飛行機の中で行われた最後の記録や、人が死ぬ直前の言葉が記録されているサイトもいくつかあるようです。
もっとも恐ろしいのは、人を処刑する前の動画を載せているサイトもあるのだとか。
あるもの⑤人体実験
生きた人間で人体実験を行うサイトもあるようです。
閲覧者に、どのようにして体を解剖するかなどを説明するライブ中継をしているとか。
ダークウェブにはサイト集が存在する?安全に使用する方法を紹介!
ダークウェブの中にあるコンテンツ全てが危険なわけではないようです。
ダークウェブ上にも、通常のWEBサイトと変わらない安全なコンテンツもあるとのことです。
ここでは、ダークウェブを比較的安全に使用できるサイト集をご紹介します。
しかし、ダークウェブの匿名性を悪用して、人をだましたり危険な目に合わせようとする人がいるのも事実なようです。
特に、怪しいお金儲けの話や、犯罪行為に近づかないように注意しましょう。
トラブルになりそうな事態をできるだけ回避して、自分の身は自分で守るようにしましょう。
ダークウェブは検索してはいけない?!安全に使用する事は出来ないのか?
ここまでの説明でわかるとおり、ダークウェブはさまざまな犯罪があふれているようです。
危険な犯罪に巻き込まれないためには、不用意にダークウェブを検索し、アクセスしないことが1番の対策になります。
とはいえ、ダークウェブを安全に使用する方法もあるようです。
しかし、高度なセキュリティ対策と注意が必要になるとのことです。
ダークウェブのサイト集をご紹介!
ダークウェブには様々なサイト集があります。
ダークウェブをどうしても見たみたい、そんな方のために、ダークウェブのサイト集を紹介します。
ご紹介したサイトにはセキュリティなど充分注意してアクセスしてください。
サイト①DuckDuckGo
サーフェスウェブでも利用可能なダークウェブ検索エンジンで、ユーザーの検索履歴を追跡しないことで知られているようです。
ユーザーは自分の足跡を残さずに情報検索が可能です。
サイト②Haystak
Haystakはダークウェブ専用の検索エンジンで、広範囲の.onionドメインがあります。
このツールはユーザーがダークウェブのコンテンツをより簡単に見つけられるように設計されており、無料版と有料版があるようです。
有料版ではより高度な検索機能や追加のサービスを利用できるとのことです。
サイト③he Hidden Wiki
ウィキペディアのダークウェブバージョンです。
ダークウェブ上でのガイドとして機能し、.onionサイトへのリンク集を提供しています。
このサイトは、ダークウェブにある様々なリソースへのアクセスポイントとして利用され、匿名で様々なサービスや情報にアクセスするための出発点となっているようです。
サイト④Ahmia
ダークウェブの検索エンジンで、Torネットワークに関する、考察、ニュースを表示する機能もあるようです。
通常のネットワークの10倍以上の大きさとされ、ボットによる投稿や児童ポルノを排除した状態で利用できます。
また虐待のような内容な自動的にブラックリスト入りするのだとか。
サイト⑤Torch
ダークウェブに特化した強力な検索エンジンで、ユーザーは.onionサイトを簡単に検索できます。
ダークウェブの探索を容易にし、匿名で安全なブラウジングが可能なようです。
ダークウェブは他にもたくさんある!?安全に使用する方法とは?
繰り返しますが、ダークウェブには近づかないようにするのが1番です。
しかし、どうしても興味がある方は、セキュリティや対策など充分気を配って下記の方法で使用しましょう。
ダークウェブを比較的安全に使用するためには、Torブラウザの使用、VPNによる接続の保護、信頼できるソースからの情報取得など、安全性を確保するための措置を講じることが推奨されているようです。
この方法で、プライバシーを保護しつつ、必要な情報へのアクセスが可能になるとのことです。
ダークウェブを見て酷い目にあった事例は数多!殺されないが危険がある!
ここまで、ダークウェブを見て酷い目にあった事例3選やダークウェブには一体何があるのかについてご紹介してきました。
ダークウェブは、特定のツールを使用しないとアクセスできないインターネットの隠された部分であり、匿名性が高いため様々なリスクが存在します。
基本的に、ダークウェブは利用しないことをおすすめいたします!
どうしても好奇心が止まらない方は、正しい方法での閲覧のにみに控え、くれぐれも安全に注意してくださいね!