ガラスの仮面は、1976年から白泉社「花とゆめ」で掲載されているロングヒットの少女マンガです。
主人公の北島マヤはなんの取り柄もない少女でしたが、徐々に演技への頭角を現していきます。
彼女は精神的に不安定な数々の出来事が演技に影響することもあり、そこで重要な役割を果たすのが大都芸能社長である速水真澄です。
そんな北島マヤを陰ながら見守る速水真澄にこの度死亡説が流れているようです。
今回はガラスの仮面の最終回のネタバレを含めて解き明かしていきます!
目次
ガラスの仮面最終回は速水真澄が死亡する?死亡説3選とは?!
ガラスの仮面のヒロインの相手役、速水真澄は北島マヤを陰ながら応援する「紫のバラの人」となり彼女を支えていきます。
しかしその正体は明かされず、中盤でマヤは正体に気づくのですが、知らないふりをしたままストーリーが進んでいきます。
そのような中で彼が死亡する理由は彼の周囲の人たちが影響していると考えられるようです。
ここからは速水真澄の死亡説を3つに分けて解説していきましょう。
死亡説①小野寺の圧力かマヤを守るために死亡?!
オンディーヌの理事を務める小野寺は、北島マヤが所属する劇団「つきかげ」に次々と恐ろしい罠を仕掛けます。
彼の陰謀で劇で使用する小道具や衣装を壊されることもありました。
しかし、マヤは機転を利かせて舞台を1人で演じきり圧巻の演技力を見せ、審査部門で優勝しました。
不幸なことに、あの娘は月影千草に付いたときから、わしの「敵」にまわった。あの娘がいるかぎり「紅天女」は、どうにもわしの思い通りにならんのだ。
わしにはわしの思い描く「紅天女」の舞台があってな。
その主役はあの娘ではない。
それだけはたしかだ。
その他も数々のハプニングが起こりますが、彼女の多大な才能を潰したくない速水真澄はさまざまな奥の手を使って彼女を守ろうとします。
彼女と敵対する小野寺の圧力を守りたい強い想いから、速水真澄が無茶なことをして死亡するかもしれないという一説が流れたようです。
死亡説②鷹宮紫織が速水真澄を殺害?!
鷹宮紫織は速水真澄の婚約者であり、彼の父の意向によるものでなかなか恋愛感情を抱けませんでした。
というのも、彼は心の中で北島マヤへの気持ちを諦めきれないでいるからです。
鷹宮紫織は破談の申し立てをされ、その理由が彼より11コも年下の北島マヤだと知りショックで自殺未遂を起こしてしまいます。
さらにマヤに速水真澄を諦めさせるため、1000万円の小切手を渡す驚きのシーンも。
さすが彼と釣り合うほどの財力を持ったお嬢様というところでしょうが、愛はお金で買えないと疑問を持つ読者も多かったでしょう。
この恋愛の三角関係から怒り狂った鷹宮紫織に速水真澄が殺害されるというウワサがあるようですが、実際には本編では描かれていないのであくまで仮説の1つといえるでしょう。
死亡説③速水真澄が死亡しないと完結出来ない!?
速水真澄が死亡する最後の理由は、彼が死亡しないと完結できないというものです。
なぜなら演劇の頂点でもある「紅天女」は、魂と愛が結びつく壮大なストーリー。
まだ少女であり愛を知らない北島マヤは、紅天女を演じきれないと考察する方もいるのではないでしょうか。
そこで想いの通じ合っている速水真澄が死亡し、彼女は本物の愛に気づき演技へ活かせると考えても自然なのかもしれませんね。
ガラスの仮面50巻の配信はいつ?速水真澄とマヤの結婚や作者の死亡説も!?
2024年現在49巻まで発行され、累計発行部数5000万部突破をしている少女マンガの金字塔のガラスの仮面。
次巻を心待ちにしているファンの方たちはたくさんいるのではないでしょうか。
北島マヤと姫川亜弓の演劇が主なストーリーですが、速水真澄と結ばれて結婚するなどの恋愛要素も見どころ満載です。
ところが、ストーリーも大詰めの中でガラスの仮面の作者が亡くなったとのウワサが流れているようです。
ここからは作者は健在しているのか、ガラスの仮面50巻はいつ発行されるのかを焦点に当ててお伝えしていきます。
ガラスの仮面は終盤の8.5号目に来ている?
ガラスの仮面は49巻まで発売されていますが、その内容は8.5号目の終盤に差しかかっているそうです。
というのも物語はガラスの仮面の終着点、紅天女の役を勝ち取るために役作りをしたり試練に立ち向かったりしているからです。
残すところは北島マヤか姫川亜弓のどちらかが役を勝ち取り、大都芸能が上映権を得るといった結末の可能性が高いでしょう。
ラストシーンやセリフは既に決まっている!?
なんとガラスの仮面のラストシーンやセリフはもう決まっているそうです。
作者である美内すずえ先生が、最終章に向けて50巻を描いているとのメッセージが発見されたので事実でしょう。
「50巻ただいま描いています、お待ちください!」『ガラスの仮面』美内すずえ描き下ろしイラスト限定公開! | ダ・ヴィンチニュース https://t.co/Twoaoc42JH @d_davinciから pic.twitter.com/0gzf1bk96h
— ダ・ヴィンチWeb (@d_davinci) December 26, 2015
ラストスパートということは、最後のシーンやセリフも先生の中で決まっている可能性が高いでしょう。
北島マヤと速水真澄が結ばれて結婚するシーンも期待できるかもしれませんね。
速水真澄とマヤの結婚の可能性は!?ファンの考察をご紹介!
先ほどラストシーンの考察をしてみましたが、速水真澄が生きていれば北島マヤと結ばれてハッピーエンドになるかもしれません。
2人が結ばれる理由の1つは、47巻はワンナイトクルーズでの一夜を共にした後、彼はマヤに以下のようなセリフを言っているからです。
マヤ この先なにがあってもおれを信じてついてきてくれるか? しばらくは会えないかもしれないがきっときみをいい形で伊豆に迎えたいと思う 待っていてくれ – 速水真澄
— ガラスの仮面名言bot (@garakamebot) October 5, 2021
彼のマヤに対する気持ちは強く、「ついてきてくれるか?」というセリフはプロポーズと受け取ってもよいでしょう。
紫のバラの人として、陰ながら何年も前から恋心を抱き続けていた一途な速水真澄の想いが、伝わってほしいという読者も多いのではないでしょうか。
北島マヤの速水真澄への想い
桜小路くんと水城さんの心の叫びは読者の気持ち#ガラスの仮面 pic.twitter.com/SdVmQNJZ84
— どどらーにゃ (@dodoranya) May 11, 2016
先ほど速水真澄は北島マヤを紫のバラの人として愛していたとお話ししましたが、北島マヤの気持ちはどのようなものなのでしょうか。
上記は速水真澄が鷹宮紫織と結婚すると報道された時のマヤの反応です。
大分ショックを受けているので、彼女もまた速水真澄のことを紫のバラの人だからではなく彼自身のことを愛しているのが分かるしょう。
2人が両思いの点からもラストシーンは結婚する可能性が高いと考察してもよいかもしれませんね。
作者に死亡説が浮上!?噂が上がった理由は何?
ガラスの仮面は連載期間が1976年から現在までと長いストーリーになっています。
しかし、その間に休載している期間が10年あまりあったため「作者が亡くなったのではないか」と憶測が飛んだようです。
しかしながら、作者の美内すずえさんは今でも健在でSNSなどで情報を発信していて健在です!
『別冊花とゆめ』休刊のお知らせに驚かれた方々。本当に申し訳ありません。雑誌連載の方向性が決まれば、またお知らせします。ただ『ガラスの仮面』は、必ず最終巻まで描き続けます。 これからも宜しくお願いします。https://t.co/VKQMBQvzqR
— 美内すずえ (@miuchibell) May 26, 2018
最終巻を心待ちにしている読者&ファンにとって嬉しい情報でしょう。
ファン待望の50巻配信はいつになるのか?
ガラスの仮面は先ほどお伝えした通り少しずつラストスパートに近づいています。
49巻が2012年に発売され、今現在に至るので10年近く月日が流れているといえます。
50巻はまだ発売されておらず、作者の年齢や体調などを心配する方も少なくないでしょう。
美内すずえ「ガラスの仮面」50巻に収録されるエピソードの一部が、本日5月26日発売の別冊花とゆめ7月号(白泉社)にて公開された。
発売日は未定ではありますが、2016年に50巻の一部のエピソードが公開され少しずつクライマックスに向かっているようです。
ガラスの仮面の速水真澄は死亡しておらず、最終回は出版未定!
ガラスの仮面の最終話はいまだ未発表のままなのが判明しました。
しかし、作者の美内すずえさんは「必ず最後まで描きあげる」とSNSで発言しているため次回作は期待できるでしょう。
ただ、本作のキーパーソンとなる速水真澄が死亡するかどうかは明らかではありません。
しかし主人公北島マヤとの関係が急速に進展しており、2人が結ばれて結婚という結末も十分に予想できるでしょう。
今後発表されるガラスの仮面の展開を楽しみに待ちましょう!