スプリングジャパンがやばいとされる理由7選!口コミと手荷物問題、事故や安全性も調査!

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1980年代よりヨーロッパやアメリカ、日本など様々な国でLCC(格安航空会社)が広まり、今では手頃な値段で空の旅行が楽しめるようになりました。

格安で旅行券が手に入ることはうれしいですが、その反面デメリットもあります。

  • 手荷物を預けるときや機内サービスを利用するときに追加料金が発生する
  • 遅延やキャンセルの発生率が高い
  • 払い戻しの手数料が高い

実際にLCCを利用したことのある乗客の口コミを調べると、日本で運航しているLCCの1つ、スプリングジャパンが「やばい」というものを目にします。

その理由は何なのか、徹底調査していきます!

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スプリングジャパンがやばすぎる?利用者の口コミから理由を徹底調査!

日本ではJALやANA、その外部提携先であるスカイマークやスターフライヤーなどとは異なる形態であり、さらに格安で運行を可能にしているLCC。

LCCには大手航空会社の完全子会社と外国航空会社の2つがあり、現在日本国内でLCCとして展開しているのは、ピーチ、ジェットスター、ジップエア、スプリングジャパンの4社です。

その中でもスプリングジャパンがやばい!?という口コミが寄せられていました。

口コミを深掘りしていきましょう

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スプリングジャパンとは?

スプリングジャパンは、中国の大手LCCの春秋航空が2012年に日本と共同で設立した航空会社。

成田空港を拠点とし、2014年に初就航しました。

しかし、業績不振により2018年からJALの支援を受け、2021年にはJALの完全子会社となります。

業績不振の経緯もあり、スプリングジャパンがやばい!?という口コミが広まったのではないかと考えられます。

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スプリングジャパン利用者の良かった・悪かった口コミを紹介!

スプリングジャパンの口コミ、評価についてみていきましょう。

評価は以下のとおりで、5点満点で評価しています。

  1. 機内食・ドリンク  3.5点
  2. 座席(シート) 3.7点
  3. 機内スタッフサービス  4.1点
  4. エンターティメント  2.8点
  5. トイレ・洗面台  3.9点
  6. 機材コンディション  4.2点
  7. 地上サービス 3.7点
エンターテイメントは少し低く評価されていますが、そのほかの項目は高めな評価を獲得しているようですね。

スプリングジャパン利用者の「良かった」口コミ!

「良かった」口コミをまとめました。

  • 価格が他社より常に2割くらい安い
  • 座席に取り付けてあるテーブルの使い方がわからず戸惑っていたら、客室乗務員が気づいてくれて、対応してくれた

「良かった」口コミの多くは、価格が安く、客室乗務員の対応がとてもよい、機内が清潔、座席は指定すればわりと広めであるというものでした。

やはり一番は値段が安いため、少しでも旅費を抑えたい人にとってはかなり重宝する航空会社のようです。

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スプリングジャパン利用者の「悪かった」口コミ!

「悪かった」口コミについてまとめました。

  • 手荷物の検査で10分待つのはめんどくさい
  • 搭乗口がとても遠く、歩くのが嫌いな人にとってはきつい

「悪かった」口コミの多くは、LCCのコスパを考えるとそれ相応の接客やサービス・快適さであるというものが目立ちました。

また大手航空会社の搭乗口が中心部にあるのに対し、LCCは搭乗口の端っこに設定されていることが多々あります。

特に大きな空港であればあるほど敷地も広く、「搭乗口まで遠い」といった声もあるようです。

スプリングジャパンの安い理由

スプリングジャパンの口コミをみていると圧倒的に多いのが、スプリングジャパン安すぎて「やばい」というものです。

  • 広島→東京(成田空港)の片道利用で、運賃3980円+座席指定500円の支払いで済んだ。
  • セールチケットを購入し、1000円の運賃で、東京から広島まで行くことができた!

新幹線を利用する場合、東京から広島までかかる運賃は片道1万8000円ほどします。

大手航空会社を利用する際も、新幹線の運賃と同じような値段、もしくは倍以上かかります。

スプリングジャパンの運賃は「やばい」値段であることがわかりますね。

サービスが最小限

無料で受けられるサービスは一切ないようです。

大手航空会社、その傘下の航空会社では、機内サービスで無料のドリンクサービスがありますよね。

スプリングジャパンでは、飲み物や軽食は機内で販売されていますがすべて「有料」です。

一例に、ペットボトルの水(500ml)200円、2種類のカップヌードルそれぞれ400円とあります。

個人モニターやオーディオシステム、スマホやPCの充電用コンセントもありません。

このように聞くとサービスが悪いと感じてしまうかもしれませんが、新幹線を利用する時と同じようなものだと想像してみてください。

格安で目的地まで行けるのならば、座席と備え付けのテーブルさえあれば申し分ないですね。

機内スペースが狭い

スプリングジャパンはボーイング737-800を使用しており、座席は全189席でLCCの中では一番多い座席数です。

一度に多くの乗客を乗せることで、全体的なフライトにかかる燃料を大幅にカットできるメリットがあるためです。

同じボーイング737-800(国内線)を使用しているJALの座席数は全165席のため、比較すると一目瞭然ですよね。

機内が狭いため、機内に持ち込める手荷物には厳しい制限があります。

  • 機内持ち込み可能な手荷物は7㎏まで
  • 全長115㎝以内
  • 受託手荷物は、最大20㎏まで

超過してしまう場合には、追加料金がかかります。

座席スペースが狭い

JALの席幅は78.7㎝ですが、スプリングジャパンは74㎝に統一されています。

スプリングジャパンの座席は3種類あります。

引用元:SPRINGJAPAN公式サイト

中でもコンフォートシート、レッグシートは幅が84㎝確保されているので、ゆったりしたシートに座りたい方にはお勧めです。

指定する時は、コンフォートシート1200円、レッグシート900円の料金が必要となります。

スプリングジャパンのやばい理由7選!乗客に詐欺を働いているって本当!?

これまでスプリングジャパンの気になる口コミをみてきました。

コストを必要最低限まで削減し、格安でチケットが購入できるLCCならではの口コミが多数ありましたね。

しかし、ここからは今まで以上にスプリングジャパンは「やばい」のではないか!?という事例を紹介していきます。

やばい理由①スタッフの対応に差がありすぎる?!

手荷物の超過料金を支払う際に起きたスタッフの対応の差についての口コミを紹介します。

手荷物の容量が超えていたため、3000円の超過料金を支払った。

同じく友人も手荷物の容量が超えていたが、他スタッフの提案で、キャリーケースの中身を出して手荷物にしたところ、1500円の超過料金で済んだ。

スタッフの対応の違いで支払う料金が変わるなんておかしい。

スタッフの対応の違いで2倍多く手荷物の超過料金を支払うことになってしまったようです。

もしかしたらスタッフが気を利かせ、少しでも安くしようとしてくれた結果だったのかもしれませんね。

やばい理由②遅延発生率がトップクラス!?

遅延が多発しているという口コミがありますが、そのほとんどが悪天候の影響によるものです。

特に成田空港から広島空港の空路において、霧の発生が原因で遅延を経験する乗客が多いようです。

というのも、スプリングジャパンが就航しているのは成田空港から、

  • 新千歳空港
  • 広島空港

の間の2つ路線。

実は広島空港は、日本で3番目に標高が高く、山に囲まれた「陸の孤島」ともいわれる場所にあります。

その標高は成田空港が43m、新千歳空港が約21mに対し、広島空港は331m(1,086ft)であり、悪天候でなくても雲や霧、もやが発生しやすい立地なのです。

そのため視界が悪くなりやすく、状況次第で離発着ができないことがあります。

国土交通省により公表された各航空会社の遅延率(令和5年1~3月)は以下の通り。

航空会社 遅延率
スプリングジャパン 19.48%
ピーチ 15.29%
ジェットスター 9.65%
日本航空(JAL) 5.74%

他のLCCは広島空港離発着便はなく、JALはそもそも離発着便が多いためこのような結果になっているのかもしれません。

スプリングジャパンは遅延率が高いというデータが出ていますが、そのほとんどの原因が悪天候であるということを考慮すると仕方がないですね。

やばい理由③何が起きても全て客のせいにする?


スーツケースの破損や飛行機の遅延が起きた際に航空会社に問い合わせたところ、「こちらでは責任はとれません」という対応をされた口コミです。

空港到着時に預けたスーツケースのハンドル部分が壊れていた。

スプリングジャパンに問い合わせたところ、「スーツケースがボロボロに壊れて服がはみ出るレベルではない限り、こちらでは責任がとれません」と言われた。

また、帰りの便では飛行機の遅延が起こった。

早めにチェックインカウンターに到着すると、地上乗務員の姿はなく、A4用紙2枚つなげた紙に遅延告知がされていただけだった。

書かれていた時間にチェックインをして搭乗口に向かったところ、飛行機は再遅延しており、結局2時間半もの大幅な遅延を経験した。

遅延の原因は天候不良によるものだったが、スプリングジャパンの対応は謝罪するだけで、すべて責任は乗客自身にあるのだなと痛感した出来事となった。

スーツケースのボディが大きくへこんでいた、亀裂が入っていたなど明らかに異常があった場合は空港係員に伝える必要があります。

ただし、キャスターや取手ハンドルなどスーツケースに付属している壊れやすい突起物に関しては、責任を負わないとしている航空会社が多いようです。

キャスターやハンドル部分の破損については補償されない」と割り切っておく必要があるようですね。

また、天候不良や機材整備などの理由で大幅に飛行機の遅延が生じた場合の対応については、ホームページに以下のようにありました。

  • 航空券の変更:空席のある前後7日以内の自社便へ変更する。
  • 変更に伴う運賃差額、変更手数料は無料。
  • 航空券の払い戻し:搭乗日より30日以内に限り、全額払い戻しする。
  • 他社への振替え、または宿泊費および交通費の負担は行わない。
  • 遅延や欠航が発生する、もしくは見込みがある場合は、予約時に登録のメールアドレスへお知らせする場合もある。

スプリングジャパン社が責任をもって対応してくれる事項がきちんとあるので、ご安心ください。

またこれらの注意事項などは予約前、搭乗前などに確認しておいた方が良さそうですね。

やばい理由④シートピッチが狭く周囲がうるさすぎる?

シートピッチが狭いという口コミはスプリングジャパンに限らず、他社のLCCにもあります。

通路側に座った時に、乗り入れする他の乗客の荷物がたびたび当たり痛い思いをしたという口コミもありました。

スプリングジャパンは機内スペースが狭く、座席数が多いため、他の乗客との距離が近いのは確かなようです。

利用者によって受け止め方はさまざまですが、窮屈さを感じたり、他乗客の話し声や物音がうるさく感じるのかもしれません。

やばい理由⑤詐欺まがいのスキームが存在している!?

オンラインチェックイン時や搭乗時に起こったトラブルに関する口コミです。

 余裕をもって空港に到着したが、オンラインチェックインでは「お客様の情報が一致しません」というエラーが出て時間がかかった。

カウンターに到着した際、予定よりも5分早くカウンターが閉まっていて、結局スプリングジャパン機に搭乗できなかった。

このような出来事を経験した乗客が、詐欺まがいと感じてしまったようですね。

また、カウンターのみならず搭乗ゲートには35分前に必ず行くルールがあり、1分でも遅れた場合は飛行機に搭乗できないケースもあります。

このようなトラブルに巻き込まれないためにも、注意事項を予約時などに確認し時間に余裕を持って行動することをお勧めします。

やばい理由⑥シートベルトが壊れていても平然と案内する?

これは、シートベルトが壊れていた際の客室乗務員の対応に不満を覚えた口コミです。

 シートベルトが壊れていて、ロック固定ができなかったため、客室乗務員に伝えた。

客室乗務員は「車と同じ仕組みなので大丈夫です。故障ではありません。不安でしたら席を交換しますか?」と言った。

目的地に到着し別の客室乗務員にシートベルトをみてもらったところ、「故障です」と認めた。

シートベルトが壊れていたのに過失を認めなかった客室乗務員の対応に怒りを覚えたし、安全教育はどうなっているのか不安に思った。

座席のシートベルトが故障していたら、過失を認め、別の席を準備する対応が望ましいですね。

しかしながら、低価格を実現するために、コストの削減を厳しく行っていますが、安全面に対しては厳しい決まりのある航空法に則っているので問題はありません。

スプリングジャパンはJALの子会社でもあり、機体の整備はJALの整備士が行っています。

やばい理由⑦手荷物検査が厳しすぎる?急な料金変更も!?

スプリングジャパンは機内に持ち込む手荷物検査が厳しく、空港スタッフが手荷物の個数や重量、サイズなど正確に測定しているようです。

手荷物の規定は以下の通りです。

  • 乗客1人につき、手荷物1つ、身の回りの荷物1つ
  • 3辺の合計が115㎝以下かつ幅56cmx高さ36cmx奥行23cm以内
  • 合計7㎏以内

手荷物の規定をオーバーした時は、カウンターで預け荷物として超過料金を支払う必要があります。

参考までに、手荷物の規定が5㎏オーバーした際は1500円支払います。

搭乗口で指摘があった場合は2500円の料金に値段があがります。

追加料金を支払うことのないように、手荷物に関しても事前に確認する必要がありますね。

スプリングジャパンは過去に事故も?真相は意外なものだった!?

重大事故については、2017年に一度起きています。

また、同じく2017年に2つのインシデントが発生し、パイロットの再訓練のため10名が業務停止となっています。

他にも2017年には運休や欠航、遅延、時間変更が多発しました。

必要な書類が国土交通省に提出されなかった事案も発生し、運航する便を減らす対処がとられています。

2018年にJALの整備会社に業務委託し、2021年にJALの子会社となりました。

大きな事故、トラブルは2017年以降は起きていないようです。

2017年に起きた重大事故とはどのようなものだったのでしょうか。

スプリングジャパンの重大事故とは?墜落率についても調査!

2017年10月22日、成田空港を離陸し佐賀空港に向かっていたIJ701便が熊本県上空を飛行中、機体が大きく揺れ、客室乗務員一名が腰の骨を折る重傷を負いました。

負傷した客室乗務員はシートベルトをしていたものの、シートに腰を打ち付け負傷してしまいます。

国土交通省運輸安全委員会の報告は以下の通りです。

IJ701便が佐賀空港に向けて降下しているところ、乱気流に遭遇し機体が大きく揺れたため、客室後ろの席でシートベルトを着用して座っていた客室乗務員が腰を強打し腰椎圧迫骨折をした。

2017年に起こった事故は乱気流に巻き込まれて機体が大きく揺れたことと客室乗務員の座席位置、座っていた姿勢が原因であるというものでした。

墜落事故はあったの?

飛行機の墜落率についてもみていきましょう。

アメリカの国家運輸安全委員会 (NTSB) の行った調査によると、飛行機で死亡事故に遭遇する確率は10万分の1未満であるとの統計が出ています。

日本においては1985年に起こった日航機墜落事故以降は、民間機の墜落事故は一度も起きておらず、スプリングジャパンも一度も墜落事故は起こっていません。

墜落事故の発生率は0%です。

LCCは格安価格で利用できますが、決して安全性が軽視されているわけではありません。

スプリングジャパンは安すぎて「やばい」!


コスト削減によるサービスの有料化や厳しい持ち込み手荷物チェック、大手航空会社と比較するとやや狭い座席など口コミがありました。

しかし、ほとんどの口コミは利用して良かったというものが多いです。

スプリングジャパンは現在国内線は成田空港から広島、新千歳へ、国際線は天津、ハルビン、寧波、上海浦東へ渡航することができます。

渡航予定がある方にはぜひおすすめしたい航空会社です。

また、不定期に行われているセールがものすごく安いと驚いている口コミも多数ありました。

不定期なので、いつセール情報がでるかわかりませんが、公式Xのフォローやメルマガの登録をすると見逃すことなくセール情報をいち早くゲットできるそうですよ。

スプリングジャパンを利用して、より安く、手軽に、安全な空の旅を楽しみたいですね。