みなさんは「ナメトコシータ」をご存知でしょうか。
一般的にナメトコシータとは、一度聴いたら頭から離れない中毒性のあるメロディに合わせて緑色の宇宙人のようなキャラクターが踊っている動画をいいます。
YouTubeやTikTokに馴染みが無い人にとっては、このように説明されてもよく分からないかも知れません。
TikTokなどのSNSを中心に世界中で大きな話題となり、大人から子どもまでナメトコシータを真似して踊る人が続出しました。
そんなナメトコシータの卑猥すぎる意味、元ネタや関連動画などもご紹介しながら徹底解説していきます。
早速見ていきましょう。
目次
ナメトコシータはスペイン語?その意味とは?
TikTokやYouTubeでも躍ってみた動画がたくさん存在している「ナメトコシータ」ですが、意味を知ってしまうと気軽に口ずさめなくなってしまうかもしれません。
この言葉はスペイン語であり、日本語に訳すと下ネタになってしまうからです。
リズミカルな曲調に楽しい感じもありますが、もし子どもが大きな声で歌いながら踊っていたら、どうにかしてやめさせたくなるような意味なのです。
それでは解説していきます。
ネットで話題のナメトコシータとは?
「ナメトコシータ」はスペイン語で「Dame Tu Cosita」と綴られ、見慣れない外国語の綴りに一見カッコいいとさえ感じてしまいますよね。
また本来、ダメトゥコシータと発音されるのですが、日本人の耳にはナメトコシータと聞こえるという点と、発音がしやすいという点から「ナメトコシータ」として認知されてしまったようです。
空耳ということになるのでしょうか。
日本の5人組劇団でYouTubeクリエイターでもある「劇団スカッシュ」が、ナメトコシータのダンス動画を投稿して一気に注目を浴びたことでも知られています。
そう、これが、ナメトコシータ、だよね
Dame Tu Cosita Challenge!! 8億再生狙ってナメトコシータを踊ってみた! https://t.co/Q4pBLWtVaD @YouTubeより
— 前川健二 劇団スカッシュ (@k_maekawa64) November 5, 2018
ナメトコシータを日本語にしてみるとどうなる?
「Dame Tu Cosita」の「cosita」という単語は「小さい」を意味し、これを直訳をすると「あなたの○○をください」という内容になります。
想像もしていなかった言葉の意味に驚きますよね。
日本語に訳すと性的な表現の隠語となるため、歌詞の内容としては子どもには不向きな曲なのです。
ナメトコシータの意味を知ってしまうと、軽快なリズムのメロディの中で時々聞こえる悩ましい女性の声も納得してしまいます。
子どもには見てほしくないし、躍らせたくないと考える保護者の方も多いかもしれません。
ナメトコシータには中毒性がある?その動画を徹底調査
ナメトコシータには中毒性があるといわれていますね。
TikTokやYouTubeの動画再生回数が26億回を超えているという点からも、繰り返し見たくなるような動画であることが分かります。
「コミカルが動きをずっと見ていたい」「踊れるようになりたい」などといった好印象なコメントもありますよね。
反対に、「気持ち悪い」「見たくない」という嫌悪感を示す方もおり賛否が分かれています。
ナメトコシータの元ネタとなる歌がある?
実はナメトコシータには、元ネタとなった歌があります。
1997年にリリースされたパナマ出身のレゲエミュージシャン「エル・チョンボ」さんの楽曲で、タイトルが「Dame tu cosita」というものでした。
この楽曲のタイトルからナメトコシータがきており、緑色の謎のキャラクターとのコラボレーションが生まれたようです。
ここではなぜ、現在のヒットにつながったのか解説していきます。
2018年世界的大ブレイクで再リリース?
一度聞いてしまったら頭から離れない中毒性を持ち合わせたナメトコシータが公開されたのは2018年4月でした。
緑色の宇宙人のようなキャラクターが音楽に合わせて躍る動画が話題を呼び、TikTokやYouTubeの再生回数はどんどん伸びていったようです。
2018年12月には、なんと9億回再生を突破します。
動画の再生回数が上がるとともに、元ネタである楽曲「Dame Tu Cosita」も2018年に再リリースされ世界的に大ブレイクしたのです。
緑のキャラクターがキレキレダンス?
ナメトコシータは、緑色の少し奇妙なキャラクターが踊るクセになるキレキレダンスが、動画再生回数を爆上げしたきっかけといわれています。
リズムに合わせて腰をクネクネさせながら躍る姿が滑稽で可愛いく、真似をしたくなるような親近感があるようですね。
「動きが気持ち悪い」というネガティブなコメントも絶えませんが、少し練習したら自分も踊れそうな雰囲気が、人気が上昇した理由のひとつかもしれません。
カエル?緑のキャラクターの正体は?誕生秘話も
ナメトコシータの動画で躍っているカエルのような緑色のキャラクターは「Popoy(ポポイ)」という名前のようです。
2017年にゲームクリエイター「ArtNoux」が制作した正真正銘のキャラクターであり、ナメトコシータとポポイはもちろん全くの無関係でした。
ナメトコシータの曲に合わせてポポイを躍らせた動画が、世界中で爆発的な人気になるとは誰が想像できたでしょうか。
その後も大流行し続けているようです。
ナメトコシータ大流行で世も末と嘆く人もいる?
中毒的なダンスが特徴のナメトコシータは、どうやら子どもにも人気のようですが、世も末だと嘆く人もいるのは事実です。
面白いからと、子どもがナメトコシータを踊ってみた動画を投稿しているのも多数見かけますよね。
動画に対して批判的な意見を投げかける人が多いのは、子どもが向き合うにはあまりよろしくないタイトルだからです。
ナメトコシータのダンスも見ようによっては、品性に欠ける踊りにも見えてしまします。
当時面白くて踊っていたが、後になって卑猥な意味の言葉だったと知り驚く方も多いようです。
【動画有り】ナメトコシータは世界中で大流行?
ナメトコシータは、TikTokやYouTubeでの動画再生回数が26億回を超え、世界中で大流行しています。
有名なアニメのキャラクターや芸能人が踊っていたことにも驚きましたが、日本でも人気急上昇に一役買っていたののは間違いないでしょう。
世代を問わずに流行しているナメトコシータ、ここからは動画もご紹介しながら見ていきたいと思います。
のび太も踊るナメトコシータ
日本でも大人気なドラえもんですが、「世界に誇れる日本のキャラクター」の第1位として世界中からも愛されています。
1970年に連載が始まったドラえもんは今や、12言語17ヵ国で漫画の出版がされ、55の国でアニメの放送がされているのはご存知でしたか。
そんな大人気のドラえもんに出てくるのび太君が、見事?なナメトコシータのダンスを披露している動画には全世界が注目しました。
この動画はダウンタウンの「笑ってはいけない24時間」で「のび太一発芸」でも使用され、番組を見ていた子ども達が面白がって踊りを真似し始めたのかもしれません。
TikTokやYouTubeでダンスチャレンジ?
見ていると楽しくて中毒性のあるナメトコシータですが、「Dame Tu Cosita チャレンジ」というものが流行っていて、TikTokやYouTubeなどで動画をあげて楽しむ様子が多くみられます。
2018年に放送された「世界1億回!再生動画ベスト354ぜんぶ見る」という、再生回数が1億回を超える動画を見る番組で、バイきんぐ小峠さんが完コピしたことがきっかけでさらに認知度が上がりました。
また、男性アイドルグループ「KAT-TUN」の亀梨和也さんもライブでナメトコシータのダンスを披露したようです。
動画は残念ながら見つかりませんでした。
【動画有り】ナメトコシータのダンスはセクシーに?
ナメトコシータのダンスの特徴は何と言ってもクネクネした「腰の動き」です。
何よりもセクシーに踊ることがポイントであるナメコシメータのダンスについて解説しますが、大前提として「恥ずかしがらないこと」が重要のようですね。
腰の動きは激しく?
ナメトコシータの奇妙な動きの最大のポイントは何と言っても腰です。
腰から上と下は別の生き物であることを意識して、腰を前に突き出します。
意外と難しい動きですので、初心者はまず肩幅に足を開き膝を曲げて、腰を前後左右に動かすことからスタートしましょう。
マスターしたら、腰を前後に動かしながらその場でステップを踏んだりリズムに乗って前後左右に歩いてみます。
上半身は固定する?
ナメトコシータの腰の動きを際立たせるには、上半身は固定することが大切です。
下半身は激しく動くのに対し、上半身を固定することによって独特な雰囲気が出せるようになります。
ポイントとしては鏡を見ながら頭の高さが変わらないことを意識するといいでしょう。
簡単そうに見えて激しい動きなので、準備運動はしっかりしてくださいね。
無理して慣れない動きを繰り返すと、あっという間に腰を痛めてしまいます。
ナメトコシータの意味は卑猥でも全世界で中毒者が続出中!深く考えず楽しもう
ナメトコシータの意味は確かに卑猥でしたが、中毒性のあるダンスに全世界が熱狂しているようですね。
リズミカルな音楽も一度聴いたら忘れられなくなるのではないでしょうか。
日本でもバブル時代には「ランバダ」で踊り狂っていた時代もあり、昭和の時代から今でもアイドルが卑猥な歌詞を歌うことは珍しくありません。
しかし好印象な意見もある一方で、「こんな卑猥な言葉で踊るのが流行るなんて世も末だ」というネガティブな声も沢山出ているのは事実です。
楽しめる仲間うちでエンタメとして楽しむには問題がないのではないでしょうか。
コロナ明けの宴会芸にも良いかもしれませんが、踊る際には準備運動を入念に行い、くれぐれも無理はしないようにしてくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。