【小人ダンス】動画内容と検索してはいけない衝撃的な理由とは?出演者がコワイ?

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「小人ダンス」と聞くと皆さんは何を思い浮かべましたか?

人形劇などで小人の人形が可愛らしくダンスを踊っているシーンでしょうか。

実はこの動画はタイトルの通り、「検索をしてはいけない言葉」の一つでもあります。

うっかり検索をしてしまわないよう、「小人ダンス」がどんな映像なのか、動画内容と出演者について紹介・解説していたいと思います。
それでは、ご覧ください。

検索してはいけない「小人ダンス」の動画内容を文面で解説!

「小人ダンス」は、多数の動画共有サイトで『The Goddess Bunny(女神のバニーちゃん)』といったタイトルをつけてアップロードされています。

可愛らしいタイトルとはミスマッチなサムネイルの動画を開くと、手足がガリガリに痩せ細った人がBGMも無く、無機質な部屋で傘を持ちながらタップダンスをしており、最後は顔のアップで終了するという不気味な映像が約2分半流れます。

女装した男性がタップダンスを踊り続ける!

一見、女性が踊っているように見えるこの動画ですが、実は女装をした男性(ドラッグイーン)の方が踊っていたのでした。

その男性はジョニー・バイマさんといい、この動画も1994年に公開された伝記ドキュメンタリーの撮影の一環として撮られていた映像の一部になります。

ドラッグイーンとは?

本来は、ゲイ文化の一環として生まれた異性装の一つです。

趣味として行う者から、プロのパフォーマーとして活躍する者までおり、著名な方では、ミッツ・マングローブさんやマツコ・デラックスさんが該当します。

「小人ダンス」が怖すぎる衝撃的な理由とは?

こちらの動画、ジョニー・バイマさんが2分半ひたすらタップダンスを踊っている動画が流れるだけですが、人々から恐れられてる理由は何なのでしょうか?

実は、踊っているジョニー・バイマさんは小人症(生まれつきのホルモン異常により身長が極端に小さくなる病気)とポリオ(小児麻痺)を患っていました。

また、ポリオに感染した際は治療にともなう脊椎インプラントの手術を受けたが医師の過失により、奇形が悪化してしまい、後遺症で足取りすらおぼつかない状態になっているのです。

その姿とおぼつかない足取りでタップダンスを踊ったり、動画最後には顔が迫ってくるため、画質も相まって見ていて非常に不気味であり、検索してはいけない動画として恐れられているようです。

「小人ダンス」を見たら呪われると噂されている?

2008年にYoutubeにアップロードされたこの動画が、見たら呪われる動画として噂が広まっていました。

その不気味さからこの動画は拡散され、現在では3000万回以上再生されています。

すが、動画を構成しているネタ元は全て判明している為、呪いの要素は存在しません

したがって、根拠の無い全くのでたらめになります。

最初の白い顔は、任天堂のゲーム「スターフォックス」に登場するアンドルフというボスキャラで、フランス語の「静かな湖畔の森の影から」を口ずさんでいる映像になっています。

そして場面が変わり映し出されたものは件の「小人ダンス」です。

また、動画タイトルのObedece a la morsaはスペイン語で、「セイウチに従え」という意味で、動画との関連性は一切ありません。

「小人ダンス」を見た人の感想がヤバい?

ニコニコ動画に投稿されている動画では「なんだか気味の悪い動画」などと紹介されており、心無いコメントが見受けられました。

ツイッターでも、怖すぎて最後まで見れないとの感想がありました。

また、撮影環境も相まって「disturbing(精神に異常をきたす)」として恐れられている動画ともいわれています。

「小人ダンス」のジョニー・バイマは超有名な芸能人?

ジョニー・バイマさんは自身の小人症とポリオの障害を武器に、高校卒業後にエンターテイナーとして活動を始めます。

また、俳優やモデルの活動をおこなっており、マリリン・マンソンの「The Dope Show」のMVにも出演された経験もあるそうです。

ジョニー・バイマは極度の小人症とポリオ?

ジョニー・バイマさんは小人症とポリオを患っているが、ここでそれぞれの病気がどういったものか説明します。

小人症とは、遺伝子異常による成長ホルモン分泌欠乏症のことで、成長ホルモンは正常に分泌されるが、肝臓内の機能が結びつかないために、身長が伸びなくなります。
小人症と定義されているものとして、
・低身長であることが主症状の本来の小人症
・骨に関する病気による低身長からくる小人症
・染色体異常が原因の低身長からくる小人症
・その他の病気(主に腎機能低下など)からくる低身長による小人症
などが挙げられます。
また、癌などの治療による後天的とも言える小人症も存在するそうです。
出生時の身長・体重は正常ですが、徐々に体の成長の遅れが目立つようになります。そして、骨の発達が遅れるようになると、骨年齢も低下します。
脳腫瘍などが原因の場合では、病気の発病とともに成長が損なわれていきます。

ポリオ(急性灰白髄炎)脊髄性小児麻痺とも呼ばれ、ポリオウイルスによって発生する疾病の事を指します。名前のとおり、子ども(特に5歳以下)がかかることが多く、麻痺などを起こすことのある病気です。感染者の90~95%は症状が出ませんが、約5%には発熱、頭痛、咽頭痛、悪心・おう吐、倦怠感、頚部硬直、下肢痛などの症状が見られます。200人に1人に下肢麻痺が出現し、うち5-10%が呼吸筋麻痺により死亡すると言われています。死亡率は小児では2〜5%、成人になると15〜30%と高くなり、特に妊婦では重症になる傾向があります。

ジョニー・バイマが映画に出演?YouTuberだった?

ジョニー・バイマさんはサンディ・クリスプという名前で活動していました。

1986年に映画『ハリウッド・ヴァイス・スクワッド』にシャーリーンとして出演し、1994年には自身のドキュメンタリー映画「The Goddess Bunny」に出演。

その後も2017年まで映画出演の活動を続けていたそうです。

また、「Goddess Bunny」というYouTubeチャンネルを開設していて、2020年まで更新をしていました。

内容は歌に合わせてリップシンク(口パク)をしたり、実際に歌っている動画や、視聴者に向けて発信をする動画などがいくつかアップロードされています。

ジョニー・バイマの現在は?


ジョニー・バイマさんはコロナウイルスに感染し2021年1月27日、ロサンゼルスで亡くなりました。

61 歳の誕生日を迎えてから14日後のことでした。

亡くなる前の15年間はカリフォルニア州イングルウッドにある養護施設で暮らし、2014年にはイングルウッドの市長選にも立候補していました。

ジョニー・バイマさんは生粋のエンターテイナーだった

今回は「小人ダンス」についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

現在でも動画を視聴することはできますが、動画自体に呪いなどの曰くはありませんので安心してください。

ですが、ジョニー・バイマさんの障害や過去を知った上で改めて視聴すると、また違った見方ができるのではないでしょうか。

自身の障害を武器に、ドラッグイーン、女優、モデルとして波乱の人生を生き抜いた、ジョニー・バイマさん。

その生涯を知った上で、動画を見る事をおすすめします。