狐の窓は超危険で危ない?!やり方や呪文をイラストで徹底解説!

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狐や妖怪が人に成りすまして悪さをしている姿を、見る方法があると話題になっています。

その方法は「狐の窓」と呼ばれ、実は日本に古くから伝わる方法なのだとか。

日本には狐の嫁入りという怪奇現象が語り継がれていますが、狐の窓を使用するとそんな怪異も見えると言われてます。

一方、軽い気持ちで狐の窓をやってしまうことは、極めて危ないともいわれているようです。

しかし、危ないと言われている狐の窓ですが、それでも妖を見たいと思う人も多いのではないでしょうか。

そこで日本に古来から伝承される「狐の窓」の正しい呪文ややり方を徹底解説していきます!

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狐の窓とは?妖怪を見破れる超危険で危ないもの?!

狐にまつわる神話や怪談は、現在も日本各地に語り継がれています。

その中でも絵本や漫画で取り扱われる「狐の窓」は、多くの人が試してみたいと興味をそそられるのではないでしょうか。

指の組方さえわかれば、簡単にできることが出来る為、気軽に試せるという利点があります。

しかし、超危険だといわれる側面も併せ持っているので「狐の窓」を試すときは自己責任で行ってください。

狐の窓は本当に人に化けた妖怪を見ることができるのか、まずは「狐の窓」を詳しく紹介していきます。

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狐の窓とは?妖怪や狐を退散させる呪文?

神話などで狐が人に化けて、悪さをする話がよくあります。

狐の窓には「けしやうのものか、ましやうのものか正体をあらわせ」という呪文を一緒に使うようで、化けたものか悪霊か正体を現せという意味を持ちます。

人に成りすましている妖怪や狐を見破る方法の1つが、狐の窓というわけです。

さらに、呪文と一緒に狐の窓を覗くとき「ふ~」っと息をかけると妖怪や狐は退散すると言われています。

現実とは異なる異界のものを覗き見ることが出来る呪術という見方もあるようです。

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狐の窓の由来とは?

狐の窓の由来は明らかにはされていません。

一説によると「妖異の潜む異界を透視する隙間」としての意味があるそうです。

狐の窓を作るときにできる形が、異なる二つの世界に接していながらそのどちらでもないという境界性を表現していると言われています。

また、狐の窓は別名「狐格子」と呼ばれており、蔵の高所に取り付けられている「狐格子」が由来という説もあります。

内側からは見えるのに、外からは見えない窓という意味が転じて、自分の正体を隠している狐を指しているのだとか。

いずれにしても人を騙している狐のように、人の姿をした異界の者の姿を見破るという意味が込められているのでしょう。

狐の窓は危ない?

狐の窓は危険と言われていますが、その理由のひとつは、狐の窓を使って人に化けた妖怪が見ると、その妖怪の容姿がとても恐ろしく精神的にショックを受けること。

自分のまわりに、妖怪が存在していたら大きな衝撃を受けるのではないでしょうか。

また、真の姿を覗き見ていることがバレてしまったら、妖怪や邪悪な存在から報復の可能性もあります。

狐の窓を覗くときは、慎重に行いたいものです。

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狐の窓をやると何が見える?

狐の窓を覗くと、人間にまぎれた妖怪の正体が見えると言われています。

幽霊が見えると勘違いしている方も多いようですが、化けた異界の者の真の姿が見えるというのが真相です。

また天気雨の日には、狐の嫁入りを見ることもできるという事でした。

狐の窓を使用しても、人間に化けている者がいなければ何もみえません。

しかし、実際に見えなくても作った窓の奥は何かしら違和感を抱くのだとか。

狐の窓の作り方をイラスト付きで解説!やってみた人の感想も!

怪しくも人を惹きつける「狐の窓」ですが、実際にはどのように作ればいいのでしょうか。

指を絡め合い、のぞき穴をつくる必要があるようですが、少々複雑な絡め方なので、イラストを参考にお伝えします。

そして気になるのが、本当に人に化けた妖怪を見ることが出来るのか、という事ではないでしょうか。

実際に「狐の窓」を覗いてみたという口コミをもとに、真相を探っていきましょう。

狐の窓の作り方!呪文の唱え方も?

 

多くのイラストを参考にすると、狐の窓は両手で作っていきます。

  1. 右手と左手で狐の形を向かい合わせに作ります。
  2. 左手を逆さにした後、右手の小指と左手の人差し指、左手の小指と右手の人差し指を合わせます。
  3. 右手左手の中指と薬指を開いて、右手の中指と薬指を左手の人差し指の下から通し左手の親指で押さえます。
  4. 次は逆です、左手の中指と薬指を右手の人差し指にかけて右手の親指で押さえて出来上がりです。

両手で窓をつくったら、「けしやうのものか、ましやうのものか正体をあらわせ」という呪文を3回唱えながら窓をのぞき込む、というのが正しい方法のようです。

狐の窓をやってみた人の感想!

狐の窓を実際に試した方の口コミを紹介します。

多くの方は何も見えない、何も変わらないと口コミしていました。

しかし中には、悪夢を見るようになったという人もいるようです。

実は、「狐の窓」は鏡の前でやってはいけないと言われているようです。

長野県に伝わる話では、狐の窓から妖怪が見えた時に息を吹きかけると、妖怪は消滅すると言われています。

さらに狐の窓から見えた人間に、同じように息を吹きかけると病気になり命を落とす、と語られていました。

鏡に向かって自分をのぞき込むのは大変危険な方法と言えます。

狐の窓は出来ない人もいる?超危険で危ない

狐の窓をつくるのは簡単ではないようです。

実際に試してみてわかるように指が短い人、あるいは手が固い人はうまく指を絡ませることができません。

頑張って指を絡めても、のぞける穴ができなかったという声もありました。

口コミのように、指が短くて太いあるいは指が長くても手が固い人はイラストのように簡単にできないようです。

無理をして指を傷めないように気を付けてください。

また、そもそも怖すぎるから狐の窓を覗くことが出来ない、という人もいるのではないでしょうか。

もし何かが見えてしまったら、その後どうなるかわかりません。

狐の窓を描いた絵本がある?やり方が異なる?

人気マンガでも取り扱われている狐の窓ですが、絵本もあります。

この絵本は教科書にも掲載されています。

絵本といえば、一般的には小さい子が読む本と思いますよね。

危険とされる狐の窓ですが、絵本ではどのように描かれているのでしょう。

絵本の「きつねの窓」についてご紹介します。

絵本「きつねの窓」とは?

狐の窓が絵本になると「きつねの窓」と書かれていて、狐の窓は危ない!といった感じは受けません。

では、絵本のきつねの窓はどのように描かれているのでしょうか。

道に迷った猟師と、その猟師に親を殺されてしまった子ぎつねの物語になります。

子ぎつねが染物屋の店員に化けて、猟師に幻想を見せ喪失感を味わわせるといった話です。

やはりこの物語でも、「狐は化ける」という話になっています。

絵本にだけみられる特徴とは?

絵本のきつねの窓を、もう少し詳しく見ていきましょう。

店員に化けた子ぎつねは、青く染めた両手でひし形を作って猟師に覗くように促します。

猟師は言われた通り、店員の両手で作ったひし形を覗くと母狐が見えました。

猟師も手を青く染めてもらい両手でひし形を作って覗くと以前死んだ家族が見えたのですが、家に帰って手を洗ってしまいます。

洗った手でひし形を作って覗いても、もう家族が見れないという喪失感を味わうのです。

絵本の中で「狐の窓」を「両手で作ったひし形」と表現していることや、子ぎつねの仕返しは怖いというより可愛らしいイメージが特徴的です。

狐の窓は妖怪の正体が見えることがある!?

古くから伝わる、狐の窓について紹介してきましたが、実際に見えたという書き込みに対して統合失調症である、という意見もあるようです。

現実と幻が錯綜する病気ですが、実際のところはわかりません。

確かなのは「狐の窓」は長い歴史を持ち、各地で伝承されてきたという事です。

科学で証明できない謎の伝承、興味のある人は一度試してみてはいかがでしょうか。