【超危険】狐の窓は妖怪を見破れる?やり方をイラストで解説!

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狐や妖怪が人に成りすまして悪さをしている姿を、見る方法があるそうです。

その狐や妖怪を見破る秘術の一つが、狐の窓です。

狐の窓には「けしやうのものか、ましやうのものか正体をあらわせ」という呪文を一緒に使うそうです。

不思議に満ちた「狐の窓」の正体を見ていきましょう。

狐の窓は妖怪を見破れる?手のイラスト付きで解説!

狐にまつわる神話が、全国的に多くあるのはご存じでしょう。

その中でも絵本や漫画で取り扱われる、「狐の窓」について詳しく見ていきたいと思います。

狐の窓は本当に妖怪を見ることができるのでしょうか?

狐の窓の作り方をイラスト付きでご紹介していきます。

狐の窓とは?妖怪や狐を退散させる呪文?

神話などで狐が人に化けて、悪さをする話がよくあります。

人に成りすましている妖怪や狐を見破る方法の1つが、狐の窓です。

呪文と一緒に狐の窓を覗くとき「ふ~」っと息をかけると妖怪や狐は退散するそうです。

ここからは狐の窓の由来や狐の窓の作り方を見ていきます。

狐の窓の由来とは?

狐の窓の由来は明らかにはされていませんが、一説があります。

「妖異の潜む異界を透視する隙間」としての意味があるそうです。

狐の窓を作るときにできる形のことを、異なる二つの世界に接していながらそのどちらでもないという境界性を表現していることから言われるようです。

ではその狐の窓の作り方を、イラストを使って見ていきましょう。

狐の窓のやり方を手のイラストで解説!

狐の窓は両手で作ります

早速、下記のイラストを真似してやってみましょう。

イラストに沿って、狐の窓の作り方を解説していきます。

  1. 右手と左手で狐の形を向かい合わせに作ります。
  2. 左手を逆さにした後、右手の小指と左手の人差し指、左手の小指と右手の人差し指を合わせます。
  3. 右手左手の中指と薬指を開いて、右手の中指と薬指を左手の人差し指の下から通し左手の親指で押さえます。
  4. 次は逆です、左手の中指と薬指を右手の人差し指にかけて右手の親指で押さえて出来上がりです。

この手順で、試してみてわかるように指が短い人、あるいは手が固い人には無理があるようです。

狐の窓ができない人もいる?

狐の窓の作り方を簡単にご説明しましたが、イラストのようには出来なかったという人もいるようです。

口コミのように、指が短くて太いあるいは指が長くても手が固い人はイラストのように簡単にできないようです。

ケガする恐れがありますので、無理はやめましょう

狐の窓は危ない?

狐の窓の危険性を考えてみましょう。

狐の窓を使って、人に化けた妖怪が見えたとして妖怪の容姿がとても恐ろしいものだったら、精神的にショックを受けます。

また、妖怪や邪悪な存在から報復の可能性もあります。

狐の窓を覗くときは、慎重に行いましょう。

狐の窓をやると何が見える?

狐の窓を覗くと、人間にまぎれた妖怪の正体が見えるという説があります。

また見えなくても何かしら違和感を抱くそうです。

狐の窓を体験した人を探してみました。

狐の窓をやってみた人の体験談!

狐の窓を試した方の口コミを見ていきましょう。

多くの方は何も見えない、何も変わらないと口コミしています

しかし中には、悪夢を見るようになったと口コミもあるようです。

狐の窓を描いた絵本がある?やり方が異なる?

人気マンガでも取り扱われている狐の窓ですが、絵本もあります。

この絵本は教科書にも掲載されています。

絵本といえば、一般的には小さい子が読む本と思いますよね。

危険とされる狐の窓ですが、絵本ではどのように描かれているのでしょう。

絵本の「きつねの窓」についてご紹介します。

絵本「きつねの窓」とは?

狐の窓が絵本になると「きつねの窓」と書かれていて、狐の窓は危ない!といった感じは受けません。

では、絵本のきつねの窓はどのように描かれているのでしょうか。

道に迷った猟師と、その猟師に親を殺されてしまった子ぎつねの物語になります。

子ぎつねが染物屋の店員に化けて、猟師に幻想を見せ喪失感を味わわせるといった話です。

やはりこの物語でも、「狐は化ける」という話になっています。

絵本にだけみられる特徴とは?

絵本のきつねの窓を、もう少し詳しく見ていきましょう。

店員に化けた子ぎつねは、青く染めた両手でひし形を作って猟師に覗くように促します。

猟師は言われた通り、店員の両手で作ったひし形を覗くと母狐が見えました。

猟師も手を青く染めてもらい両手でひし形を作って覗くと以前死んだ家族が見えたのですが、家に帰って手を洗ってしまいます。

洗った手でひし形を作って覗いても、もう家族が見れないという喪失感を味わうのです。

絵本の中で「狐の窓」を「両手で作ったひし形」と表現していることや、子ぎつねの仕返しは怖いというより可愛らしいイメージが特徴的ですね。

狐にまつわる怖い話は狐の窓以外にも存在する!

狐というと、お稲荷さんや狐憑きを連想しますよね

日本には昔から、狐にまつわる怖い話が伝えられてきたからでしょう。

しかし、怖い話に出てくる狐だけでなく稲荷神社に祀られている狐の話もあります。

どのような話があるのか見ていきましょう。

狐にまつわる怖い話は全国に点在?

狐は人以外にもいろいろな物に化ける話のほか、天気のような自然現象の話にも出てきます。

人と狐のかかわりがわかる話が、日本には多く存在し語り継がれています。

中でもよく耳にする有名な話を、ご紹介していきます。

狐の嫁入り

晴れた日に雨が降ることを「狐の嫁入り」ということは広く知られています。

「晴れと雨・狐と嫁入り」2つの言葉は、ありえない話だけど実際ありえてしまう不思議な現象の事です。

昔の人は、不思議な現象のことを狐に騙されたと思い比喩的な方法で伝えられてきたのでしょう。

コックリさん

狐とコックリさんはどのような関係なのと思っていませんか。

実はコックリさんを漢字で書くと「狐狗狸さん」となり、狐が関係していることがわかります。

「コックリさん、コックリさん・・・」と呼びかけから始まり「コックリさん、おかえりください。」まで気を抜けない降霊術です。

しかし、コックリさんを科学的に解明したという話もあります。

お稲荷さん

お稲荷さんとは、稲の神様のことです。

狐は神様の使いとして、田植えの時期から収穫期に姿を現し農民を見守っていたのではないかといわれています

稲荷神社に狐が鎮座しているのは、神の使いだからだといえます。

狐は人をだまして悪さをするといった話が多い中、神の使いといった神聖な狐もいます。

狐憑き

下級霊を呼び出し誤った呪術を行ったときに狐に憑りつかれることを狐憑きといいます。

狐に憑りつかれると、精神が病み錯乱状態になるそうです。

狐を落とすには、神主を招き祈祷してもらう方法があるそうです。

狐の窓は妖怪の正体が見えることがある!

いかがでしたか?

古くから伝わる、狐の窓について検証してきました。

不思議なことが起こると、狐を使って表現されていたことなどもわかりました。

ほかにはどんな狐の神話があるのか興味がある方は、調べてみるのもいいですね。