数々のF1記録を更新し、そのドライビングの正確さと強靭な肉体で「ターミネーター」「皇帝」と言われたミハエル・シューマッハ。
衝撃的なスキー事故で脳がむき出しとも言われた、シューマッハの現状はどうなのでしょうか。
事故から10年が経つ今も健康状態は公にされていません。
そんなミハエル・シューマッハのベッドで横たわる盗撮写真が1億で売られたという報道もあります。
弟の発言や事件の概要を振り返り、ミハエル・シューマッハの最新情報を追いました。
【2023】シューマッハの現在!最新写真が1億で売り込み?
2016年にあったミハエル・シューマッハの事件については報道も多かったので、ご存じの方も多いでしょう。
まず、シューマッハの写真が1億円で売られたという「情報」は事実のことのようです。
その事に強く激怒した、妻のコリーナさんはこの件を警察に通報しています。
シューマッハの現在は?
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現在のシューマッハの生活拠点は、スイスの自宅で家族とともに暮らしているとのことです。
2024年でシューマッハは55歳になります。
自宅内に隣接した病院施設のような建物のなかで、日々懸命にリハビリを続けているようです。
自宅で、くつろいでF1の観戦を楽しむことはあるのでしょうか?
シューマッハの最新の画像はある?
残念ながら、事故から10年経ちますがシューマッハのプライバシーに配慮を望むご家族の気持ちを尊重し、現在もくわしい容態は公になることはありません。
ごく親しい友人、関係者のみが面会できるようですが、これまで一切情報が洩れていないのは皆が忠実にルールに従っている表れでしょう。
シューマッハは現在脳がむき出し!?
事故直後のシューマッハの容態は深刻な状態で、頭部を岩にぶつけたことによる「外傷性損傷」と「頭蓋内出血」を併発した危篤状態であったようです。
海外ではスキーの際、ヘルメットを着用することは当たり前で、シューマッハ自身もヘルメットをしていたにもかかわらず、このような事態になったのです。
手術を担当した医者の見解では、もしヘルメットをしていなかったら命の保障はなかったと伝えています。
事故当時、シューマッハの脳はむき出しで、生きられても植物人間という報道がされていました。
確かに、事故から半年の間意識が戻ることはありませんでした。
2014年6月のある日、シューマッハは意識を取り戻します。
そこから一家はスイスの大学病院へと転院し、リハビリをスタートさせていきました。
そして11月に退院し約1年ぶりに家に帰ってきます。
もちろん立って歩くことはできないため、車イスの生活であったのと、まだ話すことは出来ない状態であったと言われています。
そこから9年経ち、本格的なリハビリを行うため自宅の近くに施設をつくった情報や、2019年にはパリの病院で幹細胞治療を開始したという情報もあり、一歩づつ前に進んでいると思われます。
シューマッハは実は脳死している?
シューマッハは事故の際に、意識がない状態で病院に運ばれてきました。
さらに、安定した状態でなければ手術をおこなえない為、人工的昏睡状態にして手術を行ったといいます。
頭部を強く損傷し、脳がむき出しの状況だとすれば本当に一刻を争う状況だったのではと思われます。
脳死(のうし、英: brain death)とは、ヒトの脳幹を含めた脳すべての機能が廃絶した状態のことである。一般的に脳死後に意識を回復する見込みは無いとされる。
実際には国によって定義が異なり、大半の国々は大脳と脳幹の機能低下に注目した「全脳死」を脳死としているが、イギリスでは脳幹のみの機能低下を条件とする「脳幹死」を採用している。日本では、脳死を「個体死」とする旨を法律に明記していない。
引用元:(脳死 – Wikipedia)
医学的に極めて危機的な状態ではあったものの、シューマッハの場合、脳幹の全機能がなくなったわけではないため、正確には脳死ではないと考えられます。
シューマッハ写真が約1億円で売り込まれた?
2016年、自宅に見舞いに訪れた友人が、ミハエル・シューマッハの『ベッドに横たわっている写真』を無断で外に持ち出したという情報が大きく流れました。
実は1億円で持ち込んだとされているだけではなく、写真は盗撮されたものだったそうです。
この一件は、ご家族によって警察に通報されており、その写真が世に出回ったことありません。
シューマッハの極秘近況3選がヤバい!
事故から10年以上経つ今も、世界中のファンがまたシューマッハに会える日を信じ、応援し続けているでしょう。
そこでシューマッハ一家と親交を持つ人々の発言から、公には明かされることのないシューマッハの現状を探ってみたいと思います。
シューマッハの近況①トッドの発言
元FIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッド【写真右】は、シューマッハとの面会が許されている限られたメンバーの一員です。
フランス人のトッドはスポーツ誌のインタビューに「ミハエルはここにいるから、寂しくはない」「彼は奥さんと子供達に囲まれて、素晴らしい生活を送っている」と話しています。
さらにこのような言葉を残しました。
「残念なことに運命は彼に大きな打撃を与えたことは変わらない。私は彼との瞬間を共有する特権をもっている。それがすべてだ」
シューマッハの近況②ドメニカリの発言
現在はイタリア出身の自動車企業のマネージャーで、元F1の世界にいたステファノ・ドメ二カリも、シューマッハ一家と親交がある関係者です。
もちろん事故のことを積極的に語ることはありません。
ドメ二カリはスキー場で起きた恐ろしい事故を「彼のメルべリでの事故は昨日のことのようだ」と、あるラジオ番組の中で語っています。
シューマッハの近況③弟ラルフの発言
2023年11月、ミハエル・シューマッハの7歳年下の弟・ラルフは「兄の運命を受け入れる必要がある」と話しました。
依然としてシューマッハの現在について語らないという方針は転換することは無いと宣言されていた中で、ラルフが事故に関し言及することは稀な出来事であったと言えます。
現在の兄の健康状態に対し、
「残念ながら、人生には時としてフェアじゃないこともある」
「だけど、我々はそれを受け入れるしかないんだ」
と答えており、捉えようによってはミハエル・シューマッハ回復していく見込みが薄いことを示唆しているのかもしれません。
メディアがシューマッハの現在を報道しないことに合意!
ドイツの自動車専門誌の「オートモータースポーツ」は、シューマッハの健康状態について報じない旨の合意を交わしました。
これは、この専門誌に寄稿しているF1ジャーナリストが認めています。
このミシャエル・シュミットというジャーナリストは「私はシューマッハとも妻にコリーンとも親しく、比較的いろいろと知っているが、そのことを話す気はない。」「私は恩義があるから、センセーショナルな話は必要ない」と言っています。
世界中にファンを持つレジェンドの功績は大きく、このような計らいは素晴らしいと感じます。
シューマッハの元マネージャーが家族に激怒?
20年ともに戦ったシューマッハの元マネージャーであるウィリー・ウェバーが、2013年12月29日の事故を聞き、すぐに妻のコリーンさんに連絡を取ろうとしたがどうしても連絡がつかなかったと怒りを露わにする動画がこちらです。
動画の6分05秒から、その詳細が語られています。
さらに事故から10年も経つというのに、いまだに嘘しか伝えてくれていないと、ご家族に対して強烈な批判をしているのです。
なぜ、このような事になったか理由は不明です。
それでも、ウィリー・ウェバーは弟のラルフとの交流は取れていて、一家との関係に何かあったというわけではなさそうです。
シューマッハの療養にかかった費用が桁違い?
2019年にはパリの病院に入院して幹細胞治療を開始し、現在は本格的にリハビリをする為、スイスの自宅敷地内に隣接した病院施設をつくってリハビリを行っているというミハエル・シューマッハ。
あくまでも噂ですが、リハビリにかかる費用は1週間で5万ポンド、日本円だと約700万です!
これは1ケ月で2800万、1年で3億6400万…桁違いで想像が追いつかないですが、もう「F1レジェンド」だからとしか言えませんね。