数々のF1記録を更新し、そのドライビングの正確さと強靭な肉体で「ターミネーター」「皇帝」と言われたミハイル・シューマッハ。
スキー場の劇的な事故から10年経つ今、シューマッハの現状はどうなのでしょうか?
また、植物人間や、脳死といわれ、シューマッハの写真が1億で売られた報道もあります。
そんな現在のシューマッハ、気になったので調べてみました。
目次
【2023】シューマッハの現在!最新写真が1億で売り込み?

2016年にあった事件で報道もありましたので、ご存じの方も多いでしょう。
この、シューマッハの写真が1億円で売られたという「情報」は事実のことのようです。
その事に強く激怒した、妻のコリーナさんはこの件を警察に通報しています。
シューマッハの現在は?
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現在のシューマッハの生活拠点は、スイスの自宅で家族とともに暮らしているとのことです。
そこで自宅内に隣接した病院施設のような建物のなかで、日々懸命にリハビリを続けているようです。
自宅で、くつろいでF1の観戦を楽しむことはあるのでしょうか?
シューマッハの最新の画像はある?

残念ながら、事故から10年経ちますがシューマッハのプライバシーに配慮を望むご家族の気持ちを尊重し、現在もくわしい容態は公になることはありません。
ごく親しい友人、関係者のみが面会できるようですが、これまで一切情報が洩れていないのは皆が忠実にルールに従っている表れでしょう。
シューマッハ写真が約1億円で売り込まれた?
ベッドに横たわる彼を写した写真が自宅から持ち出され…
ミハエル・シューマッハ、事故後初の写真が1億円超で買収されるhttps://t.co/VOPwth1E47
#ミハエルシューマッハ #F1 #女性自身 pic.twitter.com/SctxzU79ig
— 女性自身【公式・光文社】 (@jisinjp) December 20, 2016
2016年、自宅に見舞いに訪れた友人が、ミハエルシューマッハの『ベッドに横たわっている写真』を無断で外に持ち出したという情報が大きく流れました。
しかもこの写真、実は盗撮されたものだったそうです。
この一件は、ご家族によって警察に通報されており、その写真が世に出回ったことありません。
シューマッハは植物人間だった?意識はある?

シューマッハの病状を脳死、植物人間という報道は、かなりあったかと思います。
確かに、事故から半年くらいまでは意識がきちんと戻ることはなく、極めて不安定な状況が続いていたようです。
しかし、2014年の6月にシューマッハの意識は戻ります。
そこから家族はスイスの大学病院へと転院し、リハビリをスタートさせていくことになりました。
そして11月に退院し約1年ぶりに家に帰ってきます。
もちろん立って歩くことはできないため、車イスの生活であったのと、まだ話すことは出来ない状態であったと言われています。
そこから9年経ち、本格的なリハビリを行うため自宅の近くに施設をつくった情報や、2019年にはパリの病院で幹細胞治療を開始したという情報もあります。
少しずつではあっても、前に進んでいる状況は伝わってきます。
シューマッハは実は脳死している?

脳死(のうし、英: brain death)とは、ヒトの脳幹を含めた脳すべての機能が廃絶した状態のことである。一般的に脳死後に意識を回復する見込みは無いとされる。
実際には国によって定義が異なり、大半の国々は大脳と脳幹の機能低下に注目した「全脳死」を脳死としているが、イギリスでは脳幹のみの機能低下を条件とする「脳幹死」を採用している。日本では、脳死を「個体死」とする旨を法律に明記していない。
引用元:(脳死 – Wikipedia)
シューマッハは事故の際は、意識がない状態で病院に運ばれてきました。
安定した状態でなければ手術をおこなえない為、人工的昏睡状態にして手術を行ったといいます。
これは、いつどうなってもおかしくはない状況だったと思われます。
もちろん極めて危機的な状態ではあったものの、シューマッハの場合、脳幹の全機能がなくなったわけではないため、正確には脳死ではないと考えられます。
メディアがシューマッハの状態を報道しない合意!

ドイツの自動車専門誌の「オートモータースポーツ」は、シューマッハの健康状態について報じない旨の合意を交わしました。
これは、この専門誌に寄稿しているF1ジャーナリストが認めています。
このミシャエル・シュミットというジャーナリストは「私はシューマッハとも妻にコリーンとも親しく、比較的いろいろと知っているが、そのことを話す気はない。」「私は恩義があるから、センセーショナルな話は必要ない」と言っています。
世界中にファンを持つレジェンドの功績は大きく、このような計らいは素晴らしいと感じます。
シューマッハの元マネージャーが家族に激怒?
20年ともに戦ったシューマッハの元マネージャーであるウィリー・ウェバーが、2013年12月29日の事故を聞き、すぐに妻のコリーンさんに連絡を取ろうとしたがどうしても連絡がつかなかったと怒りを露わにする動画がこちらです。
動画の6分05秒から、その詳細が語られています。
さらに事故から9年も経つというのに、いまだに嘘しか伝えてくれていないと、ご家族に対して強烈な批判をしているのです。
なぜ、このような事になったか理由は不明です。
それでも、ウィリー・ウェバーは弟のラルフとの交流は取れていて、一家との関係に何かあったというわけではなさそうです。
シューマッハの療養にかかった費用が桁違い?

2019年にはパリの病院に入院して幹細胞治療を開始し、現在は本格的にリハビリをする為、スイスの自宅敷地内に隣接した病院施設をつくってリハビリを行っているというミハエル・シューマッハ。
あくまでも噂ですが、リハビリにかかる費用は1週間で5万ポンド、日本円だと約700万です!
これは1ケ月で2800万、1年で3億6400万…桁違いで想像が追いつかないですが、もう「F1レジェンド」だからとしか言えませんね。
シューマッハの事故詳細!脳むき出しになったとの噂も!

事故は2013年12月29日に、家族とスキーを楽しんでいた時に起きています。
シューマッハは息子のミックと滑っていて、オフテフスキーという未整備エリアに侵入してしまい転倒して岩に頭部を強打しました。
その事故を目撃した人によると、シューマッハは先に行って転んだ友人を助けようと未整備エリアに入り転倒したようなのです。
また事故後の検証が行われた結果、事故時の速度はヘルメットに装着されたカメラで速いスピードは出ていなかったと確認されています。
しかし、ヘルメットは衝撃で割れてしまっており、どのような状態だったのか謎です。
ミハエル・シューマッハとは

- 1位 マイケル・ジョーダン 2100億円
- 2位 タイガー・ウッズ 1950億円
- 3位 アーノルドパーマー 1560億円
- 4位 ジャックニクラウス 1330億円
- 5位 ミハエル・シューマッハ 1110億円
ちなみに、F1選手は上位25位のなかに、ミハエル・シューマッハ以外の名前はありません。
25位のテニスのアンドレアガシが500億と言われていますので、ミハエル・シューマッハがいかに飛抜けていたかわかります。
そして、最も偉大なF1レーサーと言われた数々の記録がこちらです。
- ドライバーズチャンピオン通算7回(歴代1位)
- 連続5回優勝(歴代1位)
- 通算91回優勝(歴代1位)
- ポールポジション68回(予選で一位を取り、本戦で最も優利な位置でスタートすること)
- ポールトゥウィン40回(ポールポジションで決勝レースも優勝すること)
シューマッハは、F1界のほぼすべての歴代記録を更新しています。
シューマッハの事故の経緯
事故があったのは、スイスのスキー場の「オフピステスキー」と呼ばれる、スキーコースとしては整備されていないエリアです。
そこで、転倒したときに岩に頭部をぶつけてしまいました。
幸いなことに、シューマッハが転倒した場所は、スキー場のお客さんが沢山いたため、早急な措置をとる事が出来ました。
しかし、意識がなく死ぬかもしれない状態と推測されて、急ぎヘリを使いそのまま病院へと運ばれたということのようです。
そのときの天候が、もし悪条件だったら…と考えると不幸中の幸いであったといえます。
シューマッハの事故直後は?脳むき出しになった?

事故直後のシューマッハの容態は深刻で、頭部を岩にぶつけたことにより「外傷性損傷」と「頭蓋内出血」を起こした状態でした。
海外では、スキーの際、ヘルメットを着用することは当たり前ですので、事故の際もシューマッハがきちんとヘルメットで守られていたことが病状をも大きく左右したと思います。
手術を担当した医者の見解は、事故のときにヘルメットをしていなかったらおそらく命は危なかったと伝えています。
シューマッハ2世?息子もレーサーで活躍中!

シューマッハには子供が2人います。
1997年生まれの長女ジーナに、長男のミックは1999年生まれ、父であるシューマッハと同様F1レーサーとなりました。
そして、ミックは2017年、ヨーロッパF3選手権に参戦し、翌2018年にはF3で優勝します。
その後も順調に推移して2021年はF1デビューも果たすも、所属していたハースから更新はしない通達を受けてしまいます。
シューマッハの息子の所属は?F2で活躍中?

F1シートを巡る戦いに負けたミックは、2023年から父と同じ「メルセデス」でリザーブドライバーとして就任が決まりました。
「僕を信頼してくれたメルセデスに貢献したい。新たな気持ちで興奮している」と語っています。
F1界のミハエル二世という期待も上回る、これからの活動が期待されます。
ミハエルシューマッハの事故の経緯と現在!今も懸命に療養に専念している

今年で57歳となるミハエルシューマッハですが、F1時代は「決してあきらめてはいけない」「常に戦い続ける」というフレーズをよく口にしていたそうです。
トップとして挑戦し続けるその想いは、今も変わらないことでしょう。
そして妻のコリーナさんは、ミハエルシューマッハの50歳を記念して設立した作られた団体「キープファイテイング」で、逆境で戦う人の支援をする活動を行っています。
10年の軌跡を振り返り、応援していきたいですね。