タワーオブテラーは、東京ディズニーランド・ディズニーシーで大人気のアトラクションです。
しかし、タワーオブテラーで死亡事故が起きたことがあるという噂に驚く方も多いのではないでしょうか。
”史上最恐”とも言われるタワーオブテラーの死亡事故の真実と、過去に起きたディズニーランド・ディズニーシーでの死亡事故の一端も紹介します。
目次
タワー・オブ・テラーで死亡事故?心肺停止の乗客も?
安全対策が万全であるはずのディズニーシーで、いったいどのようなことが起きたのでしょうか。
どうやら、乗客が乗車後に心肺停止に陥ったという報道があったというのです。
タワーオブテラーで起きたという死亡事故について、詳しく調査しました。
タワー・オブ・テラーに乗車後16歳の少女が心肺停止に?
タワーオブテラーで起きた悲劇とは、イギリスの16歳少女がタワーオブテラー乗車後に突然の心肺停止状態に陥ってしまったことのようです。
16歳少女はアトラクションの最中に倒れたのではなく、タワーオブテラーを楽しんだ直後にいきなり倒れたといいます。
突然の出来事に、周囲は恐怖と混乱の状況になったことでしょう。
しかしながら、詳細については現在も調査中とされており明らかにされていません。
日本でタワー・オブ・テラーの死亡事故はある?
死亡事故について詳しく調べていくと、日本のタワーオブテラー内で死亡したという事実は見つかりませんでした。
タワーオブテラーの設定自体が、「ハイタワー3世」がエレベーターに乗った後姿を消した…というストーリーであるため、”失踪=死亡”というイメージが強く残ってしまったのかもしれません。
とはいえ、16歳少女が心肺停止後にもし死亡していたのなら、タワーオブテラーで死亡事故が起きた、という噂が真実になってしまう可能性はあります。
タワー・オブ・テラーの恐怖で気絶する人もいる?
タワーオブテラーでは、恐怖から気絶する方は一部いるようです。
タワーオブテラーで気絶したことある
— ロゼくん (@ethylene0510) July 9, 2021
メンタル面での影響が強いようで、恐怖心や強い刺激から心拍と血圧が低下して起こる「神経調節性失神」と言われています。
乗車前の注意喚起でも、心臓の弱い方は乗るのを控えるようアナウンスされています。
”最恐”とされるアトラクションゆえ、高所恐怖症や閉所恐怖症の方も気絶してしまう可能性があるかもしれません。
万が一気絶してしまった際は、回復した後も無理はせずに救護室に行くことをおすすめします。
タワー・オブ・テラーで死亡事故が起こる可能性はある?
東京ディズニーシーにあるタワーオブテラーはフリーフォールタイプの絶叫系として知られており、人気のアトラクションとなっています。
タワーオブテラーの人気の理由には、絶叫系というだけではなくホテルの廃墟というストーリー性や、緻密に細部までこだわった内装や演出も挙げられます。
しかし、過去には緊急停止したこともあり、死亡事故が起きてしまわないか不安に思う方もいるでしょう。
タワーオブテラーは本当に安全なのか・また緊急停止した場合の避難策や安全装置について紹介します。
タワー・オブ・テラーが緊急停止?避難誘導の方法とは?
実際に、タワーオブテラーでは稼働中に緊急停止をした事が何度かあります。
緊急停止になった詳細な理由については明らかにされておらず、「安全確認のため停止した」というようなアナウンスが流れたようです。
頂上でストップしたこともあるようで、その時にもし乗り合わせたらと思うとまた別の恐怖を感じますよね。
タワテラ一番右側頂上?で停止してる。電気ついてる #TDR_now pic.twitter.com/XRekO72S6k
— まここ 時々浮上 (@GFtomoD) March 9, 2018
停止後の避難誘導の流れとしては、落下するはずのエレベーターが自動的に停止し、安全な位置に移動した後、座席の背後の扉が開き、そこから避難誘導という流れになっているようです。
タワー・オブ・テラーには安全装置がついている?
タワーオブテラーの安全装置は2点式のシートベルトのみとなっており、腰と股の部分にそれぞれ1つずつあります。
その他のアトラクションでは、安全バーが設置されており、肩や体がしっかりと抑えられています。
また、身長制限は102㎝という事で平均的な男の子の場合は約5歳から乗る事が出来ます。
他の遊園地・富士急ハイランドや浅草花やしきでは130㎝以上から設定されているなか、タワーオブテラーは身長制限102㎝と低く設定されています。
安全装置がシートベルトのみという事と身長制限の低さから他のアトラクションと比べ、安全性が高いアトラクションだということが分かるでしょう。
なお、タワーオブテラーは1年に1度の集中点検だけではなく、定期的に点検がされているようで安全性が確保されています。
ディスニーランド&シーで起きた死亡事故4選!
ディズニーランド・ディズニーシーではあまり知られていませんが、死亡事故が発生しています。
楽しい雰囲気からは想像しがたいですが、世界4位を誇る年間入場者数なだけに事故を100%防ぐのは不可能に近いのでしょう。
夢の国と言われている、ディズニーランド・ディズニーシーで過去にあった死亡事故について5つ紹介します。
1984年:駐車場で幼児がバスに轢かれて死亡
1984年3月、ディズニーランドが開園されてから僅か1年で事故が起こりました。
ディズニーランドの駐車場で3歳の幼児が観光バスに轢かれ、その命が奪われました。
状況の詳細は記録には残されていませんでしたが、観光バスの運転手が車体の下にいた幼児に気づかずに動かしてしまったのではないかと言われています。
この事故がディズニーランド史上初めての死亡事故となり社会の注目を浴びました。
1984年:スペースマウンテン乗車後に女性が死亡
ディズニーランドにあるスペースマウンテンでは、1984年10月に女性の死亡事故が起きています。
女性はスペースマウンテンから降りた後に突如意識を失い、その後病院で急性の心不全により亡くなりました。
女性は心臓の持病を抱えていたようで、心疾患を誘発してしまったのではないかと言われています。
その後、スペースマウンテンでは乗車待ちの時間に必ず注意事項のアナウンスと注意事項の張り紙が張られています。
という内容が女性の死亡事故がきっかけで記されるようになったのです。
スペースマウンテンでは、急激な上下運動に加え、身体にかかる急激な重力は他のアトラクションには類を見ません。
スペースマウンテンに乗られる際は、自身の健康状態をしっかりと考慮し、無理な負担がかからないようにしましょう。
1987年:スペースマウンテン乗車後に男性が死亡
スペースマウンテンでは1984年の死亡事故に続き、男性の死亡事故も起こっています。
1987年6月、スペースマウンテンの最前列に座っていた男性が停止後に、立ち上がることなく倒れました。
救急隊が駆け付け、担架で搬送されましたが、脳溢血によって突然の死を遂げています。
即死の事態から判断すると、スペースマウンテン乗車中に脳溢血が発症し、激しい動きが症状を悪化させた事が考えられます。
この出来事からも、注意事項にもあるように、妊娠中や心臓の弱い方、気分の優れない方はスペースマウンテンの乗車は避けるようにしましょう。
2015年:ヴェネツィアン・ゴンドラの水路で従業員が転落死
ディズニーシーでは、ヴェネツィアン・ゴンドラで死亡事故が起きています。
2015年10月27日の早朝5時30分頃、ヴェネツィアン・ゴンドラの水路で、清掃作業中のアルバイト従業員が水中に沈んでいたのを同僚の男性作業員が発見しました。
その後、死亡が確認されるとともに、事故の原因は作業中に転落したと言われています。
ディズニーランド・ディズニーシーでの作業員による死亡事故は今回が初めての出来事となります。
タワーオブテラーで心肺停止となる事故は起きていた!
タワーオブテラー以外でも死亡事故が起きている事を紹介しました。
しかし、死亡事故の記録として残されていましたが、施設が原因で起こった事故ではなく、本人の体調や持病による事故が多くありました。
日常の点検や緊急時の対応などディズニーランド・ディズニーシー共に安全への取り組みが日々強化されている為、注意事項を守り、安全に楽しみましょう。