洋服の青山がヤバい理由7選!客のいない店はなぜ潰れない?

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永山瑛太さん、松本穂香さん出演のCMでおなじみ「洋服の青山」がヤバイと話題です。

有名人を起用したCMを展開していることからは想像できませんが、いつもお店はガラガラ、なぜ潰れないのでしょうか。

当記事では「洋服の青山」がなぜヤバいのか、潰れないのか徹底解説します。

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洋服の青山はやばいと言われている?やばい理由7選!

「洋服の青山」でお馴染みの「青山商事株式会社」は1964年(昭和39年)創業、広島県に本社がある衣料品の企画、販売の会社です。

洋服の青山は47都道府県のすべてに店舗がある業界唯一の会社で、海外にも展開しています。

歴史も古くテレビCMや広告も頻繁に見かける「洋服の青山」が「ヤバい」と言われているのはなぜでしょうか。

日本を代表する企業のひとつでもある「洋服の青山」がヤバイと言われている理由を7つにまとめました。

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理由①閉店が多い

「洋服の青山」は「閉店が多い」ことが、ヤバイと言われる理由のひとつです。

コロナ禍でテレワークが増えたことにより、スーツの需要が激減、スーツ業界以外にもアパレル業界全体の経済が低迷しています。

そんな業界の低迷の中、「洋服の青山」の売上も激減し店舗数を大幅に減らしています。

ピーク時には全国に約850店舗あった「洋服の青山」ですが、2022年3月までに160店舗を閉店、さらに2024年3月まで約400店舗の売場面積を縮小すると発表がありました。

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理由②閉店セールが破格?

「洋服の青山」が次々と閉店していくなか、「閉店セール」が破格であることが話題になっています。

通常数万円もするであろう商品が破格の値段になっているにも関わらず、クーポン券までついてさらに安く買えます。

この異様なまでの安さが「在庫処分」を連想させて、ますます閉店が現実味を帯びてしまっても不思議ではありません。

理由③洋服の青山が100円ショップ化

「洋服の青山」は平成11年より有限会社「青五(セイゴ)」を設立し、100円ショップ「ダイソー」の代理店「ダイソー&アオヤマ 100YEN PLAZA」として全国に114店舗を展開しています。(2022年2月現在)

閉店した「洋服の青山」店舗の再利用や、既存の「洋服の青山」と併設した相乗効果を狙った大型のダイソーが全国でみかける事が多くなりました。

このまま100円ショップに鞍替えか、と考える人も多いのでしょう。

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理由④激しい押し売り

「洋服の青山」の接客について「押し売り」と言われる口コミが多く存在します。

広告の商品を買いに行ったらブランド品を買わされた、スーツの見積したが、違う商品も買わされた、広告の安い商品は置いてなく、高い商品を買わされたなど、予定していた商品とは違う高級品を買わされてしまった、との口コミが多くみられます。

「断ればいい」「店から逃げればいい」と思うかも知れませんが、接客もかなり強引だったとの口コミも多いことから、威圧的な接客だったと想像できます。

店員さんのお給料が歩合制との情報もあり、売る方も必死かもしれませんが、一時の利益ばかり追いかけた自業自得の結果です。

理由⑤接客が悪い

「洋服の青山」の接客が悪いことについては、「理由④激しい押し売り」にも繋がっていますが、かなり強引な接客があると言われています。

  • 安いスーツの広告で客を釣り、高い商品を勧めてくるが、断った途端に態度が豹変する
  • 広告の商品を欲しいと言ったら、延々と高級スーツについて語りだす
  • AOYAMAカードの勧誘がしつこい

など、とにかく高い商品を売りたい、その場限りの利益だけ求めてリピートに繋げる気がないようにすら感じます。

とくに会員カード「AOYAMAカード」はクレジット機能付きのカードと言う事もあり、獲得時の従業員への還元率が高い可能性から、勧誘も強引になるのでしょう。

理由⑥バイトがきつい

「洋服の青山」のバイトがキツイと言われていますが、どうなのでしょうか。

ネットの口コミには、実際にバイト経験のある方の「キツイ」内容だったとの体験談が多くありました。

  • 割引はあるが仕事で使用するスーツを買わなければならない
  • 売上ノルマがある
  • ノルマが達成できないと延々と店長からダメ出し
  • AOYAMAカードのノルマもある

などの声が多くあります。

ノルマが達成できないと給料が減る、クビになる、などと言うことはないようですが、達成したら表彰されたりボーナスがあったりするため、これが強引な接客につながっているのかも知れません。

理由⑦都心に多い

最後の理由として、「都心に多い」ことが挙げられます。

47都道府県で展開する「洋服の青山」ですが東京都内だけでも、新宿や池袋を始め家賃が高いと想像できる地域の店舗数は62店舗です。

そして東京以外でも大きな国道沿いに店舗を構えています。

都心に多く、そして店舗の敷地面積も広いことから建物に対する家賃をはじめとするコストパフォーマンスが高くなるのが一般的です。

自社ビルにしても、テナントにしても時間が経つほどかかる費用の負担は大きくなり、売上が伸びないと経営を圧迫するのは言うまでもありません。

客がいない!洋服の青山はなぜ潰れない?

大きな店舗を全国に構える「洋服の青山」ですが、お店に客がいないのに潰れないのはなぜでしょうか。

紳士服の値段は、安い既製品の場合はあまり利益がありませんが、オーダースーツの注文が入れば売上、利益ともにケタ違いに伸びます。

オーダースーツは最低でも2万円から、高いオーダースーツは100万円を超える場合があるといいますので、獲得のために従業員も必死になるのかも知れません。

そのため、普段は小物しか売れない店舗だとしても月に数回、オーダースーツの注文が入れば問題ないと言うことです。

一般的に紳士服業界の繁忙期は卒業式と入社式を前にした2〜3月でやはり売上も大きくなります。

この時期に売上を持っていくため、あえて客のいない他の月も営業している、との見方もあるようです。

洋服の青山を辞めたい人続出?その理由とは?

「洋服の青山」を辞めたい人が続出しています。

「仕事がキツイ」「人間関係がしんどい」、などの理由で辞めたくなる事は想像できますが、実際は別の理由で大量に「辞めたい」と申し出る人が続出しました。

スーツ市場はコロナの影響により1年で10年分縮んでしまったと言います。

「洋服の青山」を展開する青山商事は2020年12月14日から2021年2月19日に希望退職者を募集しました。

募集した希望退職者は400人程度の予定でしたが、予想を上回る600人以上の応募があり店舗の閉店や売り場縮小が進められています。

洋服の青山の今後とは?

店舗縮小や大量の希望退職者を出した「洋服の青山」の今後はどうなるのでしょうか。

2022年5月に発表された青山商事の2022年3月期決算は前年から大幅に回復し黒字回復しました。

100円ショップの「ダイソー」などの業務多角化も進めていますが、大きく売り上げを伸ばしたのは本業の「オーダースーツ」と「スーツの買い替え」が業績を伸ばしていることです。

コロナの影響で、スーツの着用頻度が減っているのは今も変わりありませんが、着用頻度が落ちたからこそ、久々にスーツを着て人と会う際には「特別な一着」を身に着けたいというニーズが高くなりました。

また、久しぶりにスーツを着たらサイズが変わっていて買い換えた、というケースも意外と多いようです。

今後も本業の紳士服の比重を高く、他業種とも連携をとりつつ業績を伸ばしていくことが考えられます。

洋服の青山の接客が悪いと話題?私服で行くのはあり?

少しずつ業績を戻しつつある「洋服の青山」ですが、やはり接客態度が悪いことが話題に上ります。

私服で行く場合とスーツで行った場合では、従業員の態度が変わると言われていますが本当でしょうか。

また、クレームが多いことについてもまとめました。

私服で行くと接客されないとの声も?!

「洋服の青山」は私服で買い物に行くと接客されないと言われていますが、数件の口コミがありました。

私服でも、ジャージやスウェットのようなラフな服装だと、「洋服の青山」に限らず冷やかしだと思い声を掛けてこない可能性もあります。

また、紳士服が並んでいる店の雰囲気に飲まれて緊張してしまい、気おくれしてしまったのかも知れません。

洋服の青山はスーツで行くべき?

「洋服の青山」に行くときはスーツで行くべきなのでしょうか

買い物に行くのに服装の決まりはありません。

試着をする場合には、ワイシャツのような服装で行くほうが試着し易い、と言うことくらいのようですが、「洋服の青山」の公式ホームページにも特に記載はありませんでした。

私服でもスーツでもあまり態度は変わらないとの意見が多かったようです。

洋服の青山の評判は悪い?クレーム殺到?

「洋服の青山」の評判やクレームについていちばん多く見受けられたのは、「丈が違う」「接客が横柄、しつこい」でした。

試着のときにお互いに確認したうえでサイズを直しても、後日サイズが気に入らないと言ってくる、オーダースーツのサイズが違うなどが目立ちました。

実際に商品が届いてみると思っていたものと違う、となるようです。

「お互い様」と考えて、「相談」するならまだしも、「クレーム」となってしまうのは、どの業界にもクレーマーは存在しますので「洋服の青山」だから、と言うわけではないかもしれません。

接客態度の悪さについては一部の従業員であると思いますが、どうしても「ノルマ」を達成しなければいけないとのプレッシャーからくる可能性があります。

ノルマのプレッシャーを少しでも軽くすることで解決するかもしれませんが、企業体質によるものが多いので難しいかも知れません。

洋服の青山のバイトがきつい?辞めたいとの声も?

「洋服の青山」のバイトがきつい、辞めたいとの声があります。

やはり売上のノルマがきつい、AOYAMAカードの勧誘もノルマがあるなどがありました。

また、土日や年末年始は忙しいためお休みが希望通り取れないこともあるなど、学生さんにとっては辛い場合があるようです。

一日中立ちっぱなしである事の体力面や、採寸の際には床に膝をつけなくてはならないため、スーツがすぐ汚れるなどの声もあります。

ただ、将来アパレルや接客の仕事がしたい人にとってはいい勉強の場になる、とプラスの意見もありました。

洋服の青山とアオキはどっちが良い?

「洋服の青山」とならんで紳士服大手の「アオキ株式会社AOKIホールディングス)」はどちらが良いのでしょうか。

「アオキ」を展開する株式会社AOKIホールディングスは1976年(昭和51年)創業の神奈川県に本社のあるメンズ・レディースの衣料品及び服飾品の企画販売会社です。

どちらもCMや広告で目にする機会の多い会社ですが、どちらも扱っている商品や価格帯に大きな違いはありません

あえて挙げるとしたら以下の3点です。

  • 品質重視が「洋服の青山」、デザイン重視が「AOKI」
  • ターゲットはすべての年齢か「洋服の青山」、どちらかと言えば若者層の「AOKI」
  • 男性客が多いのは「洋服の青山」、女性客が多いのが「AOKI」

店舗数が多いのが「洋服の青山」ですが、「AOKI」も都心部を始め国道沿いに多くの店舗を展開しています。

どちらが良いか?で迷ったら、まずはお近くの店舗をチェックしたり、公式ホームページを見比べてお気に入りを見つけてください。

洋服の青山のメリット

「洋服の青山」のいちばんのメリットは店舗数の多さです。

サイズ展開が豊富でスモールサイズからクイーンサイズまで取り揃えています。

最初からパンツが2着ついてくる2パンツスーツがあり、すべての年齢層にを対象にしたスーツが豊富です。

またオンラインサービスが豊富で、試着予約もオンラインで出来ます。

女性用のスーツはデザインが豊富です。

アオキのメリット

「アオキ」のメリットはどのようなものでしょうか。

一番のメリットは家庭で丸洗いできるスーツです。

いくら安いスーツでも毎回クリーニングに出してはコストもかかってしまいます。

スーツを家庭で丸洗いできるのは、クリーニング代の節約にもなり普段スーツを着用する方も、しない方にとっても大きなメリットです。

また女性用のスーツも豊富に取り揃えてます。

洋服の青山のとアオキで差が開いた理由とは?

コロナ禍において「洋服の青山」と「AOKI」で差が開いた理由は、テレワークを見据えた「パジャマスーツ」と展開した「AOKI」が売上を伸ばしているから、と言えます。

「AOKI」は、テレワークでリモート会議がある場合、自宅でスーツを着るのは堅苦しい、かと言って普段着ではラフすぎる、そんな「今どき」の事情を踏まえて発売されたのが「パジャマスーツ」です。

自宅でくつろぎながらも、仕事はちゃんとしたい、というニーズに応えた商品がヒットしたことにより、「洋服の青山」と「AOKI」の差が開く結果になりました。

洋服の青山がヤバイ理由はコロナの影響!オーダースーツで売上回復

「洋服の青山」がヤバイ理由は以下の通りです。

  • コロナの影響で売上激減、店舗数を減らし希望退職者が予定より多かった
  • 100円ショップ「ダイソー」の代理店として閉店した店舗や既存の店舗と併設して運営している
  • 「オーダースーツ」と「スーツの買い替え」で売上回復

「AOKI」など他の同業他社でも取り扱い商品に大きな差はありませんでしたので、ぜひ自分好みのスーツを探してみてください。

参考になれば幸いです。