【完全版】犯人がわかっている日本の未解決事件28選!有名な衝撃的すぎる事件まとめ!

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日本は治安の良い国として有名ですが、実は犯人がわかっている未解決事件があふれていることをご存じでしょうか。

有名な闇の深い事件といわれる足立区女性教師殺人事件では、公訴時効が成立したために、後に自首した警備主事の男は起訴されることがありませんでした。

このように、犯人がわかっていても逮捕されずに野放しになっている事件が多く存在しているのです!

ーこの記事でわかることー

  • 国内でおきた未解決事件の内容
  • 犯人がわかっている未解決事件
  • 未解決事件の犯人とされている人物
  • 三重県に未解決事件が多い理由

2010年から殺人事件の時効はなくなりましたが、過去に時効によって未解決になった事件は数知れず、いまだに犯人は何食わぬ顔で街を歩いているのかもしれません。

また、三重県はこのような未解決事件がダントツに多いことで有名です。

なぜ三重県には未解決事件が多いのか、今回は犯人が分かっているのにもかかわらず、超衝撃的な結末をむかえた未解決の事件をご紹介します!

目次

【日本編】犯人がわかっている未解決事件28選!

犯人がわかっている未解決事件は、意外と世間に知られていないかもしれません。

事件が起きた時は親が犯人ではないか、友人が犯人ではないかとメディアでも大きく取り上げますが、その事件の結末はあまり目にしないものです。

そこで、国内の犯人がわかっている未解決事件の中でも有名な28選を紹介したいと思います。

犯人がわかっている日本の未解決事件①足立区女性教師殺人事件

1978年都内の足立区女性教師殺人事件では、女性教師が失踪、その後彼女は見つからず未解決事件として迷宮入りになりかけました。

しかし、時効後に学校の警備主事を務めていた和田信也が自分の犯行だと自供した事件です。

時効はすでに切れており、自分が罪に問われないことをはっきりとわかっていたのでしょう。

彼によると、自分はそれまでも学校で嫌がらせを受けており、被害者の女性教師を廊下で注意した際に自分を殴ってきたから、絞め殺したということでした。

しかし、被害者の親族によると女性教師は普段から暴力的なところはなく、和田信也の証言には信憑性がないといっています。

時効になった後に犯人が判明するのは、被害者の魂も浮かばれませんね。

犯人・和田信也の現在がヤバすぎる?

足立区女性教師殺人事件の犯人である和田信也は彼女を殺した後、自宅の床下に埋めておいたようです。

なぜ犯行がバレていなかったのに出頭したのか、実は彼の自宅付近は区画整理が予定されており、死体が見つかる可能性があったからといわれています。

時効なので、罪に問われないことを計算して出頭してきたというわけです。

当時都内に住んでいた足立区女性教師殺人事件の犯人は、現在千葉県の南房総にある立派なたたずまいの家に住んでいるようです。

犯人がわかっている日本の未解決事件②3億円事件

1968年12月10日に起きた三億円事件は、白バイ隊員に扮装した犯人が東芝府中工場従業員の給料を強盗窃盗した事件です。

当時伝説の刑事と呼ばれた平塚八兵衛は、単独犯説を主張、しかし警察には複数犯であるという主張もあり捜査は難航を極めました。

日本中が様々な犯人像を想像する中、1975年に時効が成立し世紀の未解決事件とされていたのです。

しかし、2018年自分が犯人だという人物が現れ、当時から疑われていた不良グループのリーダー格である関根篤らとともに犯行に及んだと告白しました。

関根篤は事件後に青酸カリで死んでいますが、彼の死は自殺とも、元警察官の父親に殺されたともささやかれています。

犯人がわかっている日本の未解決事件③北関東連続幼女誘拐事件

4歳から8歳という幼女を連続して殺した残忍な殺人者、といえば北関東連続幼女誘拐殺人事件が有名です。

5歳の福島万弥さんが最初の犠牲者となり、5年後には8歳の大沢朋子さん 、さらに3年後に4歳の松田真実さん、1990年には4歳の横山ゆかりさんが遺体となって発見されました。

この事件は1991年に逮捕された菅谷利和が、えん罪だったことでも注目を集めています。

実はこの事件、日本テレビの記者である清水潔さんは、独自の調査で犯人のDNAを見つけ出し警察に提供しているのです。

しかし、再びのえん罪を恐れた警察は再捜査を行わず、結果時効をむかえました。

殺人が長期的に行われていたことから、警察には前の事件を公訴する時間がないという背景もあったのではないでしょうか。

犯人がわかっている日本の未解決事件④城丸君事件

黙秘権が注目を集めた城丸君事件は、はっきりと犯人がわかっている未解決事件です。

1984年に札幌市で9歳の城丸君が行方不明になり、火事になった工藤加寿子の自宅から彼女の夫の死体とともに城丸君の人骨が出てきました。

犯人の工藤加寿子は、警察に捕まっていたにも関わらず、当時はDNAを鑑定できずお蔵入りになってしまったのです。

その後、技術が発達し人骨は城山君のものだと決定づけられましたが、時すでに遅し、時効が成立し彼女は無罪になってしまいました。

さらに犯人である工藤加寿子は、自分は無罪なのに身柄を拘束されたとして930万の刑事補償を請求し、なんと彼女の請求が通っているのです。

子供を殺して大金を手にしたという、おかしい日本の制度に疑問を持つ事件となりました。

犯人がわかっている日本の未解決事件⓹悪魔の詩訳者殺人事件

2006年に時効が成立した悪魔の詩訳者殺人事件は、犯人がわかっている未解決事件の中でも日本という国の脆弱さを物語る事件といえるでしょう。

1991年にエレベーター内で殺害された筑波大学助教授の五十嵐一は、訳書悪魔の詩でイスラム教におけるタブーを記載したと反感をかい、バングラディッシュからの留学生に殺されました。

彼は事件後すぐに帰国しており、捜査が進まないまま時効となったのです。

信じがたいことにこの殺人事件に対して、イスラム系の新聞は朗報だと伝えています。

捜査が進まなかった裏には、日本政府がイスラム諸国との関係を懸念し捜査を止めたとのうわさが流れています。

犯人がわかっている日本の未解決事件⓺国松長官狙撃事件

警察庁長官狙撃事件は、1995年に当時の警察庁長官国松孝次が自宅近くで狙撃された事件で、2010年に時効とされています。

狙撃後にテレビ朝日に電話があり、オウム真理教教への捜査を止めるように井上幸彦警視総監などを脅迫したのです。

当初は警視庁警察官の小杉元巡査長を犯人としましたが、証拠が挙がらず不起訴となりました。

その後教団とは無関係の中村泰が犯人として浮上、本人からも自分が犯人だという言葉も出ています。

しかしこちらも、証拠がそろわないということで不起訴になったのです。

一説によると、教団関係者が犯人であると言っていた公安の面目を立てるため、教団とは関係のない中村泰を逮捕しなかったともいわれています。

腹部に3発も撃ち込まれた元警察庁長官国松孝次が、一命をとりとめたのは奇跡としかいいようがありません。

犯人がわかっている日本の未解決事件⓻八王子スーパーナンペイ殺人事件

八王子スーパーナンペイ殺人事件とは、1995年に八王子市のスーパーナンペイ大和田店で、女子従業員と、女子アルバイトの3人が銃殺された事件です。

犯人像として最も有力なのが、中国混成強盗団と呼ばれるグループです。

中国に身柄拘束され死刑を待つ武田輝夫が、自分と中国人の何亮が実行犯だと証言したのですが、いずれも証拠不十分でした。

その後、死刑囚だった武田輝夫は死刑を執行され、何亮は現在カナダに住んでいるとされています。

しかし、金品目当ての殺人ではないことからこの犯人像には疑問が残るのではないでしょうか。

なお、この事件は2010年に殺人事件の時効がなくなったことから、いまだ捜査中の事件とされているようです。

犯人がわかっている日本の未解決事件⓼世田谷一家殺人事件

2000年12月末に、世田谷区上祖師谷で宮沢みきおさん一家が残忍な殺され方をしました。

世田谷一家殺人事件と呼ばれるものです。

犯人は一家殺害後も、パソコンを操作していたり、アイスなどを食べたりしたことから、常軌を逸した犯人像が浮かび上がります。

実は捜査を担当した警察官が、絶対に犯人だと断定していた人物がいました。

それは、元韓国軍人の男性と元宗教団体幹部の男性です。

元宗教団体幹部の男性が、宮沢さんの家に隣接している都立祖師谷公園の拡張に目を付け、その移転補償金となる1億円を狙ったといわれています。

捜査官は後に、この事件は遺留品が多いにも関わらず、迷宮入りとなった背景には国人への捜査が十分にできなかった背景がある、と漏らしました。

犯人がわかっている日本の未解決事件⑨四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件

2004年に三重県四日市市で起きた四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件は、犯人の女性の顔までわかっている未解決事件です。

ATMコーナーで財布を盗んだとして、警察官は68歳の男性を全体重をかけて抑え込み、その結果この男性は心不全で亡くなってしまいました。

しかしこれは警察の完全なる間違いで、この時財布を取られたと叫んでいる女性の方が真の犯人だったのです。

被疑者死亡のまま進められたこの事件は、時効を迎えた後に68歳の男性はえん罪だと発表されました。

警察はすぐに現場を離れた女性を追っていなかったのですが、後の検証で被害者と犯人が逆だったと気が付いたということです。

なんとも後味の悪い事件ではないでしょうか。

犯人がわかっている日本の未解決事件⑩加古川小2女児殺人事件

2007年兵庫県加古川市で小学2年生の鵜瀬柚希さんが、自宅前で胸とわき腹を刺されて死亡しました。

加古川小2女児殺人事件です。

犯行時間は極めて短く、自宅の裏に自転車を止めてから自宅に入るまでのわずか1分程度とされています。

この事件は目撃情報がなく、手掛かりがつかめないまま現在に至っていますが、犯人は同じ市内に住む勝田州彦といわれています。

彼はこの他にも同じ手口で9歳の筒塩侑子さんを殺害しており、この件で容疑者として逮捕されている人物です。

警察がいくら探しても見つからない犯人は、刑務所の中にいるのかもしれません。

犯人がわかっている日本の未解決事件⑪島根女子大生バラバラ殺人事件

2009 年に悪魔の仕業とまで噂されたのは、島根県の女子大学生平岡都さんがバラバラの遺体となって山中で発見された事件です。

後に島根女子大生死体遺棄事件と名付けられています。

この事件は危険度が高いと判断され、通常は事件から半年間必要な期間を3か月に短縮し捜査特別報酬金制度がかけられました。

数年たっても手掛かりがなく、未解決の噂がたった7年後に警察は、すでに事故で死亡している矢野富栄が犯人である証拠を見つけたのです。

しかし、彼は事件の2日後に母親とともに交通事故で死亡しており、殺害動機などは不明、闇が深い事件として犯罪の歴史に影を落としています。

犯人がわかっている日本の未解決事件⑫王将社長射殺事件

2013年に王将の社長が本社前で銃殺された事件は、4発すべてが急所をとらえていたことから、銃の扱いに慣れている人が犯人だと捜査が開始されました。

さらに、事件後に見つかった犯人のDNAは、工藤組系幹部のものだと判明していたのです。

しかし警察は証拠が不十分だとして、犯人は野放し状態でした。

その後この男は別件逮捕されおり、事件から9年たった2022年ようやく逮捕状がでました。

DNAで特定されていたのに、この9年間は一体何の時間だったのか疑問が残ります。

犯人がわかっている日本の未解決事件⑬伊勢湾沿岸バラバラ殺人事件

1970年にパンプスを履いた女性の下半身のみが見つかった、伊勢湾沿岸バラバラ事件は、被害者の身元もわからぬまま時効を迎えた事件です。

時効成立後の1992年名古屋に住む男性宅から、ミイラ化した被害者の上半身が見つかりました。

時効となっていることから、犯人は罪に問われず実名での報道もされていません。

人殺しの犯人なのに、日本はおかしいと思わざる負えない事件となりました。

犯人がわかっている日本の未解決事件⑭三重県女子高生失踪事件

1997年に三重県で起きた17歳の北山結子さん行方不明事件は、友人にあと10分で着くと電話を入れた後、行方不明になった事件で三重県明和町女子高生失踪事件と呼ばれています。

事件後、犯人から友人に何度も連絡があり、警察は逆探知によって46歳の刀根幸広を逮捕しています。

彼は被害者のポケットベルを所持しており、車からは北山結子さんの辞書まで出てきています。

しかし、彼は被害者を知らないと言い張り、その後黙秘を続けたため警察は証拠不十分として彼を釈放してしまったのです。

現在も彼女は見つからず、警察組織のふがいなさだけが残った事件といえるでしょう。

犯人がわかっている日本の未解決事件⑮江戸川区女性監禁行方不明事件

2008年の江戸川区女性監禁行方不明事件もまた、犯人を一度捕まえながらも釈放したやるせない事件といえるでしょう。

江戸川区の石田佳奈子さんは、出会い系サイトで知り合った野直樹に殺害されたのではないかといわれています。

石田佳奈子さんは自ら警察に通報しており、覚せい剤を打たれたことを告げていました。

警察は塩野直樹の車中から血液反応を発見、彼を監禁罪で逮捕したのですが、証拠不十分で殺人罪は不起訴となったのです。

彼は覚せい剤取り締まり違反で懲役2年、現在はすでに出所しているものと思われます。

さらに被害者の親は、以前から娘が覚せい剤を使用していたことをしっており、もしかしたら親が犯人なのではないかという意見もあるようです。

犯人がわかっている日本の未解決事件⑯習志野市茜浜女性殺害事件

2013年の習志野市茜浜女性殺害事件は、道千葉船橋海浜線遊歩道脇で女性が絞首殺された事件です。

警察は捜査の末、被害者についていたDNAが一致するとして中国国籍の楊暁春が犯人だと逮捕に踏み出しました。

しかし、彼はすでに別件で刑務所に入っており、2016年には証拠が足りないとして不起訴、在留資格の消失のため中国に強制退去させています。

DNAまで判明したのに証拠不十分とは、おかしい日本の制度に首をかしげたくなる事件です。

犯人がわかっている日本の未解決事件⑰愛知県豊明市一家4人殺人事件

2004年に愛知県豊明市で、母親と子供3人を殺害、その後家に火をつけ放火するという豊明母子4人殺害事件が起きました。

この事件では当初、ホステスと浮気し妻に離婚を迫っていた父親が犯人だと捜査が進んだのです。

他の人間に吠えるはずの飼い犬が、事件時吠えていないことが大きな理由ですが、やはり証拠はそろわず釈放されてしまいました。

その後この男はホステスと遊ぶ金欲しさに、詐欺を繰り返し詐欺罪で捕まりましたがすでに出所しています。

この事件も、親が犯人という信じがたいものです。

犯人がわかっている日本の未解決事件⑱あいりん労働福祉センター前路上女性看護師殺人未遂等事件