【絶叫】SOS事件は検索してはいけない?!怖すぎる音声と木文字の真相を徹底解説!

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「SOS事件」とは、1989年(平成元年)7月24日に、大雪山山系・旭岳で発生した遭難事故を捜索中のヘリコプターが、倒木で作られた「SOS」の文字を発見したことに端を発しています。

この「SOS」の文字は白樺の木で作られており、周辺から遭難者の物とみられる、遺留品などが発見されたそうです。

今回は「SOS事件」の真相について、解説していきたいと思います。

SOS事件は検索してはいけない?!謎の遺骨とカセットテープとは?

倒木で作られた「SOS」の周辺からは、男性の物とみられる遺留品が見つかっています。

遺留品は主に「カセットテープ・バックパック・レコーダー・お守り」となっており、さらに動物に噛まれた痕のある「人骨の破片」も発見されたといいます。

「人骨」ということは、平成元年に発生した遭難者の物とは異なることが明らかで、一体誰の物なのか、当時大きな注目を集めました。

平成元年に起きたSOS事件とは

ここからはもう少し詳しく「SOS事件」について、深堀していきたいと思います。

「SOS事件」は1989年(平成元年)7月24日に発生した遭難事故を捜索中に、上空から倒木で作られた「SOS」の文字を発見しました。

「SOS」の周辺からは遭難者の物と思われる遺留品の他に、「人骨の破片」が発見され、20代から40代の女性の物、という鑑定の結果が発表されました。

さらに遺留品のカセットテープには、男性叫び声が録音されていたのです

「SOS文字」は遭難者が作ったものではなかった!

1989年(平成元年)7月24日に発生した遭難者は、東京都から登山に来た男性2名でした。

北海道警の捜索ヘリにより発見された、「SOS」の場所から約3キロ北側で無事救助されています。

警察は救助者から「SOS」について確認を取りましたが、2名は作っていないことが明らかになりました

「SOS文字」の近くにあった遺骨と謎のカセットテープ

倒木で作られた「SOS」周辺からは「遺骨」と「カセットテープ」が発見されています。

この遺骨については、鑑定の結果20代から40代の女性の物と鑑定されましたが、カセットテープには男性の声で、助けを求める「叫び声」が録音されていたのです。

遺骨は女性のもの?遭難者は2名?

事件当時、発見された遺骨については「女性」の物と鑑定されたものの、残されていた遺留品のカセットテープからは、「男性」の声が録音されていました。

遺骨については「女性」の物、遺留品については「男性」の物ということで、遭難者は男女で2名と考えられ捜査は進められました。

遺骨が女性のものではなく男性のものと判明!

その後の調査でも「SOS」が発見された現場からは、男性の遺留品しか発見されませんでした。

旭岳での女性の行方不明者の記録を調べたところ、女性遭難者の記録はなく、遺骨の再鑑定の結果「男性の遺骨」と明らかになりました。

SOS事件が怖い理由4選!

「SOS事件」は検索してはいけない言葉にもなっています。

「検索してはいけない言葉」とは、検索サイトでグロテスクな画像、恐怖画像などの精神的にトラウマを与える内容や、ウイルスサイトにリンクしてしまう「検索ワード」です。

それでは「SOS事件」が本当に恐ろしく、怖い理由「4選」をご紹介していきます。

怖い理由①カセットテープの音声が怖い

「遺骨」を発見した現場には、遺留品としてカセットテープが残されていました

そのカセットテープには男性の叫び声のような、助けを求める声が残されていたのです。

大きな声で、言葉を一つ一つはっきりと発しており、どこか遠くへ助けを求めていたのか、テープに録音するためだったのかは定かではありません

実際の音声内容です。

SOS、助けてくれ、崖の上で身動き取れず、SOS、助けてくれ!
場所ははじめにヘリに会ったところ。ササ深く、上へは行けない。ここから吊り上げてくれ!

音声を聞いた人の感想は?

それでは、カセットテープの録音音声を聴いた人の感想は、どんなものがあったのか見ていきましょう

実際の感想がこちらです。

  • 必死に叫び続けたんだろうね、生々しくて聞いてる側は恐怖だけど
  • これガチでトラウマだった、謎も多いし
  • これで危険度1は謎

といったように、怖い・恐ろしすぎる・恐怖を感じたなどの感想が多くありました。

なかには、いまだに聞けていないといった感想もありました

是非参考にしてみてください。

カセットテープにはアニメ主題歌も録音されていた?

カセットテープは2つ発見されており、1つが男性の助けを求める声が録音されたものです。

そして残りのテープには、テレビアニメ「超時空要塞マクロス」「魔法のプリンセスミンキーモモ」の主題歌といったものや、関連したラジオ番組が録音されていたといいます。

遭難者はSOS文字を鉄腕アトムを参考にした?

この「SOS」の文字は、倒木でもかなり大きな木を使用しており、作成には2日間はかかったと推測されています

倒木を「SOS」の文字の形に並べるシーンは、手塚治虫の「鉄腕アトム」にもあり、この男性が参考にした可能性もあると囁かれていました。

怖い理由②絶叫する声を録音した行為が不可解

なぜ男性は叫びながら助けを求めていたのでしょうか?

これは推測になりますが、遭難してしまった男性は体力がなくなる前に、大きな声で捜索隊に助けを求めたのではないでしょうか。

その際に偶然にもカセットテープのスイッチが押され、意図しない録音が始まったとの見解が有力のようです。

怖い理由③長い間「SOS文字」が見つからなかった

SOSの文字は、1984年7月に遭難した男性が作ったものだったそうです。

とすると、1989年7月に発見されるまでの「5年間」見つかっていなかったことになるのです。

この「SOS」の文字は、平成元年のさらに2年前に「林野庁」が撮影した、空中写真に写っていたことが確認されています。

なぜ5年間もの間見つからなかったのか、今も謎に包まれています。

怖い理由④遺骨が女性と鑑定されたのに実は男性だった

遺骨が発見された当初は、20代から40代の女性と鑑定結果が出ていました

しかしながら、遭難現場の遺留品は男性の物しかなく、女性の手掛かりは一切ない状態でした。

当時はミステリアスな事件として注目を集めましたが、1990年2月28日に最終的に遭難していたのは、愛知県に住む男性で遺骨も同一人物であると明らかになっています

鑑定の精度もそれほど良くなかったと言うことでしょうか。

SOS事件の真相は?クマに襲われた可能性も?!

それでは別の視点から「SOS事件」の真相について見ていきたいと思います。

発見された遺骨は、動物に噛まれた痕がありました。

もしかすると遭難者は、動物に襲われたことで身動きが取れなくなった可能性もあるのではないでしょうか。

それでは見ていきたいと思います。

遺骨と音声は行方不明の男性のものと判明!

1984年7月愛知県在住の男性は、北海道にある旭岳で遭難してしまいました。

遺骨が発見された場所からは、男性のものとみられる遺留品の数々が発見されました

しかしながら、遺骨に関しては女性の物という鑑定結果となり、当時のニュースを騒がせた事件でもあります。

男性物の遺留品しか発見されなかったこともあり、1990年再鑑定されおり、結果女性ではなく男性の遺骨と鑑定されました

遺骨が誤鑑定されたのはDNA鑑定の精度が原因?

遺骨の鑑定を行った1989年当時、DNA鑑定の技術は確立される前でした。

血液型や骨・歯くらいの鑑定方法しかなかった時代で、現代に比べると精度はかなり低かったそうです。

またこの遺骨は5年もの間、野ざらしにされており組織の変質等、起こっていた可能性も考えられますが、現代ではありえないミスと言えるでしょう

遭難者はクマに襲われた可能性が高い?

遺骨には動物に噛まれた痕があったそうです。

なんとその動物とは「ヒグマ」だった可能性が高いことが、旭川医大の鑑定で明らかになっています。

登山の途中でヒグマに襲われ、身動きが取れなくなったのか、力尽きてからヒグマの食料となってしまったのかは明らかになっていません

遭難者の元同僚が2ちゃんで発言!体型から女性に間違われた?

2012年、この「SOS事件」に新たな進展を見せることになります。

それは1984年に遭難した男性の、元同僚という人物が「2ちゃんねる」に現れたのです。

その人物によると、遭難した男性はいわゆる「ズングリ・ムックリ体形」だったと述べており、それが理由で女性に間違われたのではと語っています。

さらに民間チャーターヘリは高額なため、本格的な捜査が行われず、発見が遅れたのではないかと指摘しています。

「SOS事件」は5年間発見されなかった男性遭難者だった!

「SOS事件」についていかがだったでしょうか。

SOSを倒木で作った遭難者は、5年前に大雪山山系・旭岳で遭難してしまった男性が作ったものでした。

この倒木で作られた「SOS」は5年後に「2名の命を救う」ことになったのです。

北海道には数多くのヒグマが山に潜んでおり、近年駆除ハンター不足が原因で、生息数が右肩上がりで増えています。

北海道の7月は、登山にはうってつけの気持ちいい季節ですが、装備を整え十分に注意して臨みましょう。