【超閲覧注意】旧犬鳴トンネル事件とは?事件の真相と現在がヤバい?

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皆さんは福岡県にある犬鳴峠と旧犬鳴トンネルをご存知でしょうか。

福岡県の久山町と宮若の境に位置する犬鳴山を跨ぐ峠で、その途中に旧犬鳴トンネルは現存しています。

旧犬鳴トンネルは以前より、トンネル工事で関係者が死亡したことなどもあり、心霊スポットとして有名でした。

さらに近年では、2020年に映画「犬鳴村」が公開されたことでさらに「日本最恐の心霊スポット」として知名度を上げることになりました。

今回はそんな日本でも有数の怪談・心霊スポットである犬鳴峠と犬鳴トンネルについて写真を交えて紹介します!

興味のある方は覚悟して読み進めてみてくださいね。

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犬鳴トンネル事件とは?事件の真相がヤバすぎる?!

1988年12月に旧犬鳴トンネルで実際に起こった最も凄惨な事件として、「犬鳴トンネル事件」が挙げられます。

車を奪った上に被害者を集団でリンチし焼き殺してしまうという、未成年が起こした事件としてはあまりに残忍で、この事件以降一気に「犬鳴トンネル」の名を日本中に知らしめることとなりました。

その現場となった旧犬鳴トンネルは一体どこにあるのでしょうか?

また、旧犬鳴トンネル事件の詳細に加え、犬鳴峠で実際に起きたと言われるその他の事件や事故についてもピックアップしていきたいと思います。

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犬鳴トンネルとは?!どこにあるの?

ここで気になる旧犬鳴トンネルの場所ですが、住所は福岡県の宮若市に位置し、茅乃舎で有名な久原本家からもほど近い場所です。

県道21号福岡直方線を宮若市側から久山方向に犬鳴川沿いに進み、犬鳴ダムを右手に通り過ぎてすぐのところから右に整備されていない旧道を入った場所に旧犬鳴トンネルはあります。

しかし現在はトンネルの前後1キロは旧道を含め宮若側と久山側共に完全に侵入禁止となっており、トンネル自体も完全に塞がれているため、一般の方がその姿をみることは難しそうです。

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犬鳴峠焼殺事件がヤバすぎる?!トンネル内で起きた惨劇とは?

この旧犬鳴トンネル近くで起こった事件として、最も有名なのが最初にご紹介した通称犬鳴トンネル事件「犬鳴峠焼殺事件」となります。

事の詳細は、1988年の当時15歳~19歳の5人の未成年非行グループが、20歳の被害者に車を貸せと迫ったところ断られ、そのことに腹をたてた加害者たちが被害者を車ごと誘拐しました。

その後、リンチを加えた上で生きたままペットボトルに入れたガソリンをかけて火をつけ、焼殺するという悍ましい内容でした。

ペットボトルに入れたガソリンの量ではすぐに絶命することができず、遺体発見時には数百メートルも被害者が移動した形跡が見られたそうです。

被害者は給料のほとんどを母と祖母に生活費として渡していたほどの孝行息子で、車も就職祝いに祖母から購入してもらった軽自動車だったこともあり、貸すことを拒んだそうです。

リーダー格である19歳の少年は以前から地元でも有名な「札付きのワル」で、何度も車の盗難や恐喝などで警察につかまったこともある人物です。

また、リーダー格の少年と被害者は顔見知りで被害者に軽度の知的障害があり、気も弱いことから簡単に奪えると見越した上で、勤務先から帰宅中に赤信号で停車していた被害者の車を襲ったのです。

車を奪おうとした動機も、「デートに軽トラだとカッコつかない」というあまりにも身勝手な内容でした。

逃げようとした被害者を執拗に追い詰め、集団で暴行した上で焼殺するというあまりにも惨たらしい犯行であったため、当時未成年であったもののリーダー格の少年には無期懲役の判決が下されました。

この事件がトンネルのすぐ近くの路上で起こったことから、ますます犬鳴トンネルは心霊スポットとして注目されることになりました。

事件は他にもある?犬鳴ダム死体遺棄事件とは!?

他にも2000年1月、犬鳴ダムで女性の白骨死体が発見されました。

しかし、この事件については女性の身元なども一切不明で、事件だったのか自殺だったのかもわかっていません。

その他最近では、2023年に犬鳴川で小学生女児3名が溺れて亡くなってしまった痛ましい事故もありました。

また、1992年に肝試しに犬鳴峠に行った10人の若者グループの車が電柱に衝突した事故や、2001年には同じく肝試しで現地に行った5人組がトラックとの接触事故で4人死亡するという事故も起こりました。

もともとこのあたりは交通の難所で、凍結しやすくカーブもあるため事故が多い場所ですが、大人数で肝試しに行ったグループが大きな事故にあっていることから、「やはり犬鳴には何かある」と思う方も多いのではないでしょうか。

また、犬鳴トンネルや犬鳴ダムの近くにある力丸ダムでは、1979年に女性の強姦殺人事件や、妻を保険金目的で車ごとダムに水没させ、殺害した事件などが相次いで起こったこともあります。

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旧犬鳴トンネルの現在とは!?立入禁止の理由がヤバい?

旧犬鳴トンネル事件のあったトンネルは現在どうなっているのでしょうか?

なんと旧犬鳴トンネルと出入り口に繋がる旧道前後1キロほどは、完全に通行止めで侵入禁止となっています。

なぜここまで厳重に人が入れないようにされているのでしょうか?

ここからはその原因と考えられるものを紹介していきたいと思います。

旧犬鳴トンネルは現在通行止め?入ったら最後って本当!?

旧犬鳴トンネルは最初にあげた通り、完全に通行止めとなっており、現在一般の方は一切入ることはできません。

理由としては、1989年頃から封鎖されていることから、1988年に起こった殺人事件の影響や、暴走族の溜まり場になっていたためとも言われていました。

また、トンネル自体が周囲の土の崩壊を防ぐ工事を行わないまま掘り進めて作られた素掘りトンネルと呼ばれる作りで、崩壊などの危険性があるためとも言われています。

そして不気味なのが、犬鳴トンネルの近くには日本国憲法が適用されない犬鳴村があり、そこに行ってしまうと戻れないなどの噂がいくつかあるようです。

  • 面白半分で犬鳴トンネルの先にいったカップルが惨殺されてしまった。
  • 白い車で犬鳴トンネルを通ると事故にあう。
  • トンネルを車で通ると後部座席に若い女性が乗っている。

上記以外にもさまざまな噂があり、ますます犬鳴トンネルに対して恐怖を感じてしまいますね。

この先日本国憲法は適用しない?!真相がヤバすぎる?

犬鳴トンネル付近にあるとされる「犬鳴村」ですが、村の入り口には「この先、日本国憲法は適用されません」という看板があると言われています。

写真はまだ通行できていた時のものですが、このトンネルをくぐるのは勇気がいりそうですよね。

この先は警察も介入できない集落となっており、入ってしまったら最後、二度と出ることはできないと噂されています。

この噂のストーリーとして、江戸時代から差別されていた住人たちが住んでいた、もしくはハンセン氏病の隔離集落だったため外部との接触を一切絶っていた、など言われています。

そのため、狭い集落内で近親相姦を繰り返した結果、特異体質となった村人たちは、異常に足が速く、外部から人が侵入してきた時は斧を持って追いかけてくるなどの恐ろしい話もあります。

しかし、実際のところそういった事実はありません。

犬鳴村のモデルとなったとされる実際にあった「犬鳴谷村(脇田などと合併後は吉川村)」は、福岡藩の上級足軽たちの集落だったそうです。

この「犬鳴谷村」については周辺の村と合併後、ダム建設のため住人たちは近隣地区に転居し、現在犬鳴谷村自体はダムの下に沈んでいるそうです。

旧犬鳴トンネルへの不法侵入は犯罪に!?自治体で厳重に警備されている?

旧犬鳴トンネルは現在通行不可となっています。

登山道者のための山道は一部通行可能な場所があるものの、旧道から監視カメラも設置されており、侵入した場合は不法侵入とみなされ、刑罰の対象になる可能性があるそうです。

このトンネルが使われなくなったのは、1975年に新道が開通した49年も前のことになり、その後封鎖されたのが1989年頃のことだと言われています。

地元福岡の「福岡くん。」という番組では、2020年に特別に取材許可を取った上で、犬鳴トンネルの調査をしていました。

番組の中では「事実ではない噂が広がるのはどうかと思って」と封鎖の理由のひとつとして、市の方の話も紹介されていました。

また、取材中は

  • トンネルの付近はそれ以外と比べて気温が4度も低かった。
  • トンネルにつながる道の途中で携帯は全て圏外になってしまった。
  • カメラの調子が悪くなった。
  • 雨も降っていないのにトンネル周辺がぬかるんでいる。

など不穏な内容が放送されていました。

放送された内容は噂などではなく事実です。

人が近づかない場所というのは何か理由があるのでは?と思わせるには十分ですよね。

「犬鳴村」については噂や映画の話で存在しない村だった!?

ここまで犬鳴トンネル事件の詳細や、トンネルがどこにあるのか?また犬鳴村についての内容をまとめてきました。

旧犬鳴トンネルや犬鳴峠は実在しており、トンネルについては自治体により完全封鎖されていて、足を踏み入れることはできません。

心霊現象のすべてが事実なのかは確認できませんでしたが、少なくとも事故多発地域であったことや、ひどい殺人事件の現場になっていたことは間違いありませんでした。

また、「犬鳴村」については、噂の元となった村はあったものの、映画に出てきたような村は実在していません。

トンネルや峠などを実際に見てみたい、訪れてみたいと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、まったく整備されておらず、怪我をする危険性があります。

その上、自治体によって封鎖されており、不法侵入は刑罰の対象となる虞もありますので、好奇心で危険を犯すのはおすすめできません。

映画を見て自宅で楽しむ程度がいいのではないでしょうか。

心霊スポットは霊的な事以外にも危険があるということを覚えておいたほうが良いかもしれませんね。