【現代のゴーストタウン】田浦廃村がヤバい?現在はどうなっている?

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廃墟や廃村は全国のあちこちにあります。

人がいなくなったそれらの場所は、心霊スポットやゴーストタウンなどとして、多くの人の興味を惹きつけています。

田浦廃村もその1つであり、都心から近いゴーストタウンとして有名です。

では、その田浦廃村とはどのような場所で、なぜ廃村となったのでしょうか?

また、田浦廃村の現在はどうなっているのでしょうか?

都心から近い現代のゴーストタウン・田浦廃村とは?

田浦廃村は都心から近いゴーストタウンとして有名です。

では、その田浦廃村とは、どこにあるのでしょうか?

また、現在はどのような状態になっているのでしょうか?

どこにある?

田浦廃村があるのは神奈川県横須賀市で、人がいなくなった田浦町を「田浦廃村」と呼ぶようになったようです。

人がいなくなった町ということから、山奥にあった古いを村を想像する人は多いです。

しかし、田浦廃村も場合は駅から歩いて行ける距離にありすぐ近くには綺麗な住宅街や商業施設などがある一般的な街もあります。

そのため、「なぜゴーストタウンとなったのか?」と、不思議な思える場所となっています。

どんな場所?

田浦廃村に向かう途中に踏み切りがあります。

その踏み切りを越えて進んでいくと、近くに街があるとは思えない廃村特有の不気味な雰囲気が徐々に漂ってきます。

田浦廃村はホタルの里田浦変電所の大きく2つのエリアに分かれています。

田浦変電所は、その名前の通り変電施設のあるエリアです。

施設の先は住宅地となっていて、廃墟となった家があります。

踏み切りのそばには小川が流れていて、そこにはホタルが生息していたそうです。

また、かつてはホタルで里づくり事業も行われていたそうです。

ホタルの里エリアも同様で、廃墟となった家があります。

新しい廃村

廃村にある廃墟と言えば造りの古い家屋が想像されることも多いですが、田浦廃村にある廃墟は現代的な造りの物です。

廃墟を覗くと、屋内には生活に必要な物が残され、まるで人だけが急にいなくなったような印象を受ける人が多いです。

棚に入れられた本や食器などには、今でも使われていると思えるほど綺麗な物もあったと言われています。

また、90年代後半に発売された雑誌が見つかったそうです。

そのため、廃村の中でもかなり新しい部類の廃村ということがわかります。

立入禁止になった?

田浦廃村は有名であり、多くの人が興味を惹かれて訪れていました。

しかし、2017年に田浦廃村周辺一帯が立入禁止となりました。

当時は誰も田浦廃村に入らないように警察が付近を頻繁に巡回していたそうです。

田浦廃村の現在は?

実は、すでに田浦廃村は2019年に解体されています。

そのため、田浦廃村には二十数軒ほどの廃墟がありましたが、現在はそれらすべてなくなっているようです。

また、跡地は住宅地として再開発されるのではなく、別の目的に利用する計画が進んでいます。

田浦廃村がゴーストタウンとなった理由

田浦廃村は街の近くにあり、廃墟となっていた家の造りも古いものではありませんでした。

その理由はわかっているようです。

では、なぜ田浦廃村はゴーストタウンとなったのでしょうか?

ニュータウン計画

1997年に田浦廃村の周辺一帯を「湘南田浦ニュータウン」にする計画がありました。

解体される前にあった田浦廃村には、ニュータウンに関する看板もあったそうです。

しかし、計画が進んでいないことから、途中で何らかの理由によって計画が中止されたことがわかります。

そのため、計画が中止となり、立ち退きされた家がそのまま残されたことが理由で、田浦廃村はゴーストタウンになったと言われています。

メガソーラー計画

ニュータウン計画が中止になった後、2014年頃からメガソーラー計画が進められています。

2021年に記録的な大雨が原因と思われる土砂崩れが発生したニュースを覚えている人もいるでしょう。

その現場辺りが田浦廃村のあった場所です。

廃村・廃墟を訪れる場合の注意点

廃村や廃墟に興味を惹かれ、訪れる人はよくいます。

しかし、廃村や廃墟を訪れる際には、注意しなければいけないことがあります。

もし、それらの注意点を把握しておかないとトラブルの原因となるでしょう。

では、廃村や廃墟を訪れる際の注意点にはどのようなものがあるのでしょうか?

勝手に入ってはいけない

ボロボロで管理されていないように見える廃墟でも、それらの建物や土地は誰かの所有物です。

また、廃墟に見えるだけで現在も人が住んでいる可能性もあります。

そのため、勝手に入れば住居侵入罪・建造物侵入罪・潜伏の罪などの罪に問われる可能性があります。

また、廃墟であっても中にある物を壊せば器物破損、物を持ち帰れば窃盗などの罪に問われる可能性もあります。

もし、廃墟に入りたい場合は所有者に許可を取るか、建物に入る正当な理由が必要になるので注意しましょう。

ただし、敷地外から目で見える範囲の観察や撮影であれば、許可は必要ありません。

許可はどうやって取る?

廃墟に入る場合は、その建物の所有者に許可を取る必要があります。

しかし、建物の所有者はわからないことがほとんどでしょう。

建物の所有者を調べるには、その建物に工事や不動産関係の看板が立てられていないか確認しましょう。

建物に関連する業者に連絡をすれば、所有者の情報が得られる場合があります。

ただし、他人を建物に入る許可を出したところで、所有者にはメリットがありません。

もし、撮影映像を心霊現象のある廃墟として紹介されてしまうと、評判が悪くなったり、土地が売れにくくなったりなどします。

また、怪我や事故などのトラブルに遭ったときの責任の所在なども面倒です。

そのため、もし所有者を見つけることができても、これらの理由から許可を得るハードルはかなり高いでしょう。

身を守る服装をして行く

廃村や廃墟の周辺は管理が行き届いておらず、草が生い茂っていることが多いです。

また、蛇や虫などの危険な生き物がいたりガラスや尖った木材などのゴミが落ちていることもあります。

そのため、長袖・長ズボン・ブーツなどで身を守れる服装をしていきましょう。

また、山奥に行く場合は、木で光が遮られるため、想像よりも早く周囲が暗くなります。

万が一に備えて、懐中電灯やスマホのモバイルバッテリーなども準備しておくべきでしょう。

複数人で明るい時間帯に行く

廃墟にいるのは幽霊だけとは限りません。

人目を避けて行動をしている危険な人物がいる可能性もあります。

身の安全を確保するためにも、廃墟には複数人で行くようにしましょう。

また、暗いと危険人物の発見が遅れたり逃げ道がわからなくなる可能性もあるので、明るい昼間に行くようにしましょう。

騒がない

廃墟や廃村には人がいなくても、田浦廃村のようにすぐ近くに人が住んでいる場合もあります。

そのため、肝試し感覚で騒いでしまうと、周辺の住民に迷惑がかかるのでやめましょう。

場合によっては、誰もいないはずの場所から声が聞こえることで不審者と間違われる可能性があります。

通報を避けるためにも、静かに散策しましょう。

田浦廃村以外の廃村や廃墟を訪ねてみよう

田浦廃村は有名なゴーストタウンでしたが、現在は解体されてなくなっています。

しかし、全国には他にもいろいろな廃村や廃墟があるので、それらを訪ねてみると良いでしょう。

ただし、廃村や廃墟巡りにはルールとマナーがあります。

ルールとマナーを守らないと、取り返しのつかないトラブルとなることもあるので注意しておきましょう。