【体験レポ有】田浦廃村の現在(2024)がゴーストタウンでヤバい!?立ち入り禁止の理由も!

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廃墟や廃村は全国のあちこちにあります。

人がいなくなったそれらの場所は、心霊スポットやゴーストタウンなどとして、多くの人の興味を惹きつけています。

神奈川県横須賀市にある「田浦廃村」もその1つであり、都心から近いゴーストタウンとして有名です。

田浦廃村はどのような場所でなぜ廃村となったのか、また現在についても調査していきます。

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都心から近い現代のゴーストタウン・田浦廃村とは?

「廃墟」「廃村」と聞くと、人里離れた限界集落を連想しがちですが、田浦廃村は都心から近いゴーストタウンとして有名です。

なんと、歩いて行ける場所にコンビニもあり、JR横須賀線の停車駅であり最寄りの「田浦駅」までは徒歩15分という好立地でもあります。

まずは、田浦廃村の所在地について探ってみましょう。

現在は立ち入り禁止との噂もありますが、実際に見ることは出来るのでしょうか。

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田浦廃村はどこにある?

田浦廃村は、神奈川県横須賀市・田浦町の田浦変電所裏にある一帯を指します。

田浦廃村は、「ゴーストタウンT」「田浦住宅街」という名称で呼ばれることもあります。

田浦駅の近くには閑静な住宅街が広がり、海上自衛隊の施設や学校、商業施設もあり、「なぜゴーストタウンとなったのか?」と、不思議に思える場所に存在します。

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田浦廃村はどんな場所?

田浦廃村に向かう途中に、横須賀線の踏み切りがあります。

その踏み切りを越えて進んでいくと、近くに街があるとは思えない廃村特有の不気味な雰囲気が徐々に漂ってきます。

田浦廃村は、ホタルの里と田浦変電所の大きく2つのエリアに分かれています。

かつて踏み切りのそばには小川が流れていてホタルが生息しており、ホタルで里づくり事業も行われていたそうです。

ホタルの里

廃村にある廃墟と言えば造りの古い家屋が想像されることも多いですが、田浦廃村にある廃墟は現代的な造りの物です。

廃墟を覗くと、屋内には生活に必要な物が残され、まるで人だけが急にいなくなったような印象を受ける人が多いでしょう。

棚に入れられた本や食器などには、今でも使われていると思えるほど綺麗な物もあったと言われ、90年代後半に発売された雑誌も見つかっています。

田浦廃村はかつてホタルが生息しており、村人たちは自然の美しさを愛でていたようです。

田浦村が廃村となった後、近隣の村では2002年ごろから「ホタルの里」として市民活動団体と行政が協力して村おこしをしています。

ホタルの里と言われた廃村ですが、現在は立ち入り禁止になっており踏切より先へ行きことはできません。

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田浦発電所

田浦廃村に隣接するようにあるのが田浦発電所です。

横須賀線の踏切を渡るとすぐに見えてくるのが古びた看板で、急傾斜地崩壊危険区域への注意が呼びかけられています。

その先へ行くと田浦発電所があるのですが、こちらは稼働中の発電所で当然のことながら、危険なので立ち入り禁止の看板が立っています。

廃村近くに鉄筋の巨大な建造物が見える風景が、独特の雰囲気をかもし出しているのではないでしょうか。

田村廃村は現在立ち入り禁止!?

田浦廃村は有名であり、多くの人が興味を惹かれて訪れていました。

しかし、2017年に田浦廃村周辺一帯が立入禁止となりました。

当時は誰も田浦廃村に入らないように警察が付近を頻繁に巡回していたようです。

立ち入り禁止のフェンス越しには、すでに解体されている建物が見えており、村そのものの存在がすでに消されているのでしょう。

【体験談】田浦廃村の現在がヤバすぎる?

実は、すでに田浦廃村は2019年に解体されています。

そのため、田浦廃村には20数軒ほどの廃墟がありましたが、現在はそれらすべてなくなっているようです。

また、跡地は住宅地として再開発されるのではなく、別の目的に利用する計画が進んでいます。

田浦廃村が存在していた時の体験談をもとに、かつての姿を見ていきましょう。

ハイキングコース

田浦廃村を田浦変電所近くのハイキングコースから向かうと、「田浦町4丁目B急傾斜地崩壊危険区域」と書かれた古ぼけた看板が見えてきます。

ハイキングコースは、ちょうど京急線と横須賀線が交差するあたりです。

歩いていくと木造の廃屋があり、道が二手に分かれますが、このあたりからが「田浦廃村」となります。

分岐点には看板があり、ハイキングコースは「仙元山、畠山、二子山、梅林方面」と書かれており、そちらに向かうと更に廃墟を見ることが出来たようです。

古い本や雑誌、家屋が積まれた廃屋も見られ、時代を感じることができたことでしょう。

直進コース

一方、直進コースに行っても廃墟群が見られました。

各所に番号が落書きのように書かれていますが、どうやら解体工事の割り振りのための番号のようです。

家財道具がそのまま残っている廃屋も多く、人が確かにそこにいたのだという生活感を感じさせますね。

ファミコンが散乱している家もあった、という口コミもあるようです。

実際のレポート動画!

田浦廃村は都心からのアクセスもよく、誰でも簡単に行くことが出来る廃村で廃墟や廃村が好きな人達が多く訪れていたようです。

とはいえ、誰もいない廃村はかなり不気味で、幽霊説も流れていたほど。

ネットでは実際に田浦廃村を訪れた人の動画がアップされているので、紹介します。

動画は晴れた昼に撮影されたものですが、人が消えた廃村の中は不気味な静けさが漂っていました。

かつて人が住んでいたままの姿で放置されている家々が、まるで突然人が消えてしまったかのような雰囲気を出しています。

廃村に物が落ちているのはなぜ?

そもそも、なぜこんなにも田浦廃村には物が残っているのでしょうか。

ゴーストタウンとなった理由にもかかわりますが、半強制的に立ち退きとなったことが1つの要因と考えられます。

普通の引っ越しであれば不用品はしかるべき場所に廃棄・または業者等を使用し引き取ってもらうのが当たり前です。

しかし立ち退くことになった住民は、もう人が住まない上に建物が取り壊されることがわかっていました。

わざわざ手間やお金をかけてまで廃棄するのが面倒になった、または引っ越し先に持っていくまでの必要がないものをそのままにしていった可能性が高いでしょう。

田浦廃村がゴーストタウンとなった理由

では、なぜ田浦廃村はゴーストタウンとなったのでしょうか。

田浦廃村は市街地の近くにあり、廃墟となっていた家の造りも古いものではなく、魅力が無かった街だとは思えません。

どうやら行政や地形の問題があったようですので、ゴーストタウンとなった理由を紐解いてみました。

理由①ニュータウン計画

1997年に田浦廃村の周辺一帯を「湘南田浦ニュータウン」にする計画がありました。

田浦町3丁目~4丁目に「湘南田浦ニュータウン」として534戸もの住宅開発が行われる予定だったようで、解体される前にあった田浦廃村には、ニュータウンに関する看板もあったようです。

しかし、途中で何らかの理由によって計画が中止されたことで、既に住み始めていた住民も立ち退きを余儀なくされたことが理由で、田浦廃村はゴーストタウンになったと言われています。

理由②メガソーラー計画

ニュータウン計画が中止になった後、2014年頃からメガソーラー計画が進められています。

2021年に記録的な大雨が原因と思われる土砂崩れが発生したニュースを覚えている人もいるでしょう。

ちょうど田浦廃村のあった場所・メガソーラー開発が進められている辺りも土砂災害でがけ崩れが発生したようです。

田浦廃村以外の廃村や廃墟を訪ねてみよう

田浦廃村は有名なゴーストタウンでしたが、現在は解体されてなくなっています。

しかし、全国には他にもいろいろな廃村や廃墟があるので、興味がある方はそれらを訪ねてみると良いでしょう。

ただし、廃村や廃墟巡りにはルールとマナーがあります。

ルールとマナーを守らないと、取り返しのつかないトラブルとなることもあるので注意しておきましょう。