皆さんは「おせっせ」という言葉をご存知でしょうか。
このおせっせという不思議な言葉は、実はセックスを意味する隠語だと言われています。
もし、本当にセックスを意味する言葉なら、どのようにしてこの言葉は誕生したのでしょうか。
また、どういった場面でセックスのことをおせっせと言ったりするのでしょうか。
一節には、おせっせはBL好きの腐女子がよく使うという噂や、知恵袋を起源に広まっていったという情報がありますが、その真相はどうなっているのか詳しく見ていきましょう。
目次
おせっせの意味は性行為の隠語？元ネタは知恵袋？
世の中には、セックスを表す別の言葉や隠語がたくさん存在しますが、その一つに「おせっせ」という言葉があるようです。
このおせっせもセックスを表す隠語の一つであると言われているようですが、使われている人が少ないのか、あまり耳にする機会がないように思います。
このおせっせは本当に性行為の隠語なのか、また、そのように言われだした元ネタはどこなのかを調べていきたいと思います。
おせっせの意味とは？セックスの隠語？
最近、まれに見かける「おせっせ」という言葉はセックスのことを意味する隠語と言われています。
おせっせという表現は主に女性が使うことが多いようで、セックスではなくおせっせという言葉用いる背景としては、セックスだと直接的な表現となるため、もう少し柔らかく言いたい場合に、おせっせという言葉を用いるようです。
要するに女性の場合はセックスという生々しい言葉を口にするのに恥じらう気持ちがあるため、
おせっせとラフな感じで用いる場合が多いのです。
また、放送禁止用語やネット上での不適切な表現に該当しないように配慮し、おせっせという言い回しを用いていることも考えられます。
おせっせの元ネタは知恵袋で確定？
セックスのことをおせっせと言い始めた元ネタの起源はどこなのでしょうか。
一節によると知恵袋でおせっせという言葉が使われ、その後広まっていったという噂があります。
セックスや性行為を意味する隠語はたくさん存在しますが、このおせっせが使われ始めた元ネタはどこにあるのか調べてみました。
元ネタ①ネットの知恵袋で広まった
おせっせの元ネタが知恵袋かどうかを調べてみましたが、知恵袋で広まったといった情報は出てきませんでした。
しかし、ネット上ではいわゆるネットスラングと呼ばれる様々な言い回しが日々出来てはいつの間にか消えていきますので、おせっせもネット上で生まれた言葉なのでしょう。
元ネタ②BL好きの腐女子が使い始めた
男性同士の同棲愛であるBL(ボーイズラブ)を好んでいる女性のことを腐女子と呼んだりしますが、おせっせという言葉を使い始めたのは、この腐女子達であるという説があります。
女性というのはただでさえ性に対して恥じらいの気持ちが多い傾向にあり、さらにBL好きというなかなかオープンにしづらい性の嗜好を持っているため、セックスという直接的な表現ではなく、おせっせという隠語を用いて恥ずかしさを紛らわせたかったのではないでしょうか。
おせっせの使い方とは？実例を紹介！
それでは、実際におせっせという言葉はどのような場面で使うのでしょうか。
セックスの隠語という正式名称ではないことや、おせっせという言葉の雰囲気からも、堅苦しい文章や真面目なシーンにはあまり適しません。
どちらかと言うと、友人同士の会話中や、やんわりとセックスの悩みを相談したい時などに、「セックス」という直接的な表現ではなく、割とラフにセックスの話を展開したい場合等に「おせっせ」という表現に言い換えてはどうでしょうか。
例文①おせっせのときの悩みで～
おせっせの時の悩みで私の彼氏は自称ドMなので、私にはドSになって欲しいといつも言ってきます。
しかし、私の性格は明らかなMであり、私生活でも他人と争ったり悪口を言ったりしたことがなく、むりやりSになってみても彼氏からは「何か違う」と言われてしまいます。
どうしたらドSになれるか教えて下さい。
例文②今日おせっせしたいんだけど～
最近、私も彼もお互い忙しくてなかなか会うことが出来なかったんだけど、今日は数カ月ぶりに夜一緒に食事をして、その後、彼の家に泊まる予定になっているの。
だから、久しぶりに朝までゆっくり出来そうだから、今日おせっせしたいんだけどどんな感じで誘ったら彼もやる気出してくれるかな。
せっせせーのよいよいよい」に関係があるって本当？
「アルプス一万尺」や「おちゃらかホイ」の手遊び歌を始める前の掛け声として、「せっせっせーのよいよいよい」という言葉を昔使っていた方も多いのではないでしょうか。
この言葉とおせっせはなんとなく似ているので関係があるのか調べてみました。
まず、前半部分の「せっせっせ」については、「せーの」や「いっせーのーせ」などと同じ意味で、タイミングをあわせるための掛け声を意味しているようです。
次に後半部分の「よいよいよい」は、こちらもタイミングをあわせる意味の言葉とのことで、近い意味の言葉としては「よーっ」や「いよっ」「よいやさ」などがあるそうです。
いずれにしても、「せっせっせーのよいよいよい」と「おせっせ」には関係がないようです。
おせっせに関連したヤバすぎる事件4選！
人々の性格が様々で色んなタイプの人間が居るように、セックスに対する性癖も人それぞれ多種多様であり、そのプレイ内容も多岐にわたります。
よって、おせっせのやり方にも普通のもので十分な人もいれば、野外で行ったりとアブノーマルなシチュエーションを好む方もいらっしゃいます。
ここでは、そのような特別なおせっせのやり方をしてしまった結果、度が過ぎてしまい事件に発展してしまった例を紹介したいと思います。
おせっせ事件①新幹線内トイレおせっせ事件
ホテル代の節約目的や普段とは違う刺激を求めて、野外や車中などあらゆる場所でおせっせするカップルが存在します。
しかし、あろうことか新幹線のトイレで性行為を行ったカップルが存在しました。
これが発覚した経緯は、ある新幹線内で60代の女性Aさんがトイレに行ったところ、使用中のランプが点灯していたため、すぐ近くで待っていました。
すると、トイレの中から女性の苦しそうな声が聞こえてきたので具合が悪いのかもしれないと思い、「大丈夫ですか？」と声をかけると「大丈夫です」と返事が返ってきたそうです。
しかし、しばらくしてトイレから出たきたのは若い男女のカップル2名だったとのことで、しかもそのカップルはいかにもセックスを終えたばかりの高揚感を漂わせていたそうです。
そこで、Aさんは全てを察知したそうで、すぐに通りがかった車掌さんに通報し、そのカップルは厳重注意を受けることになりました。
おせっせ事件②交番おせっせ事件
なんと国民の生活を守る警察官の勤務地である交番の中でおせっせが行われるという信じがたい事件も発生しているようです。
問題となった交番は、警視庁綾瀬所の地域課であるとのこと。
その内容は、男性巡査部長が交番勤務中にたずねてきた女性警察官と交番内でキスしたり、体を触る等の行為を行った上、その交番内にお泊りをさせていたというのです。
結果として、男女4人もの警察官が辞職するという事態になったとのことです。
おせっせ事件③50歳と14歳の同意おせっせ事件
50歳と14歳の同意おせっせ事件とは、ある国会議員の方が「50代の私と14歳の子とが恋愛した上での同意があった場合に罰せられるのはおかしい」と発言したことで炎上し、最終的に議員辞職するという事件がありました。
現在の刑法では同意があったとしても性行為自体を罪に問うのは13歳未満に限られており、14歳の場合は都道府県条例などによる地域の違い等で、処罰対象の有無が異なるようです。
恋愛と年の差の問題はとても複雑で、50代と14歳の交際が真剣な場合もあれば、悪い大人が善悪の区別がつかない子供を騙している場合も考えられます。
よって、一律に50代と14歳の性行為を禁止してしまうのもどうかと思いますが、今回の場合、国会議員という立場の人が、こういった発言をすると問題になるということは想定しておくべきだったと思います。
おせっせ事件④シンガポール路上おせっせ事件
海外でもおせっせに関する事件は起きています。
ここで紹介するシンガポール路上おせっせ事件とは、シンガポールで野外セックスしたという話ですが、野外といっても人気のない公園や木陰などではなく、堂々と路上でセックスを行ったカップルが居るというのです。
監視カメラも設置されており、さらには通行人も通る中という通報されて当然と言える状況で行為に及んだこのカップルには正直驚きです。
最終的に、男性の方のみ公然わいせつ罪で逮捕されることとなったそうです。
おせっせをよく使う人の特徴は恥ずかしがりでオタクな女性？
おせっせという言葉を使う人はそう多くはないように感じますが、どのような人が使っているのでしょうか。
おせっせという言葉を使うのは、主に女性が多く、それも男性同士の恋愛であるBL好きの女性がよく使っているという噂や、恥ずかしがり屋さんな女性がセックスの話をする時に、おせっせと表現することがあると聞きます。
それでは、なぜそれらの女性はセックスではなくおせっせと表現するのか考えていきましょう。
特徴①BL好きな腐女子
少年や男性同士の恋愛やセックスを描くジャンルをBL(ボーイズラブ)と言いますが、そういったBLジャンルが好きな女性のことを腐女子と言います。
「腐女子」という言葉の由来は、BLという不純なジャンルを好きな女性は腐っているという考えから、「婦女子」の「婦」を「腐」に変えて「腐女子」と呼んだのが始まりであると言われています。
こういった腐女子の方々はBL好きというただでさえ少数派な性癖をもっていることを周囲には言いづらく、内向的な性格の場合が多いようです。
なので、セックスという直接的なワードを用いるのも気が引けてしまい、おせっせという言葉を用いることが多いようです。
特徴②直接セックスと言えない恥ずかしがりな女性
BL好きに限らず、女性というのは性に関して話したり表現することに対し、恥じらいを感じてしまうことが多い傾向にあります。
男性であればの会話の中で下ネタ等でも平気で話せますし、人によっては公共の場でも気にすることなくそのような話が出来る人も少なく有りません。
しかし、女性はそうはいかずセックスというワードを口にするのも恥ずかしいという方も多いです。
そのような恥ずかしがりな女性でも、セックスではなくおせっせのような可愛い感じの表現であれば、抵抗も少なく口に出来るためセックスのことを隠語をつかって話す方も多いようです。
おせっせ以外のセックスの隠語5選紹介！
おせっせ以外にセックスを表すことの出来る隠語にはどんな言葉があるのでしょうか。
ネットスラングとして出来た言葉は新しいものが出てきては、いつの間にか使われなくなっていくものです。
ここでは、良く使われがちなセックスを意味する隠語について紹介していきたいと思います。
隠語①セクロス
おせっせと同様のネットスラングにセクロスという表現があります。
これは、有名なインターネット掲示板である「2ちゃんねる」内で出来た言葉だと言われています。
このセクロスという単語自体は、80年代に存在したアーケードゲーム「セクターゾーン」の北米版および後にファミリーコンピューター版として発売されたものが「セクロス」という商品名でした。
ネット上では、語感が似ており直感的にもセックスと理解しやすいため、セクロスという言葉が使われ広がっていったようです。
隠語②大人の関係
セックスのことを遠回しに表現する言い方として「大人の関係」というのもよく用いられます。
しかし、大人の関係というのはおせっせやセックスを単純に言い換えるのとは少しニュアンスが異なっており、セフレや不倫またはパパ活などの意味を持つようです。
つまり、自立している大人同士の性的関係や金銭を払って性欲を処理するという、大人だから出来るセックスのやり方のことを大人の関係と表すようです。
また、不倫や愛人というのは明らかに不貞行為であるため、それを遠回しに表現する目的で大人の関係と言ったりします。
隠語③オ○パコ
オンラインのネット上で知り合った者同士が実際に会うことを、オフラインでの会合という意味で「オフ会」と言います。
また、セックスを表す隠語に「パコパコする」や「パコる」という言葉がありますが、ここから派生して、オフ会で出会った人同士がパコることを「オ○パコ」と言います。
現代は、インターネット上で同じ趣味趣向の人たちと気軽に知り合える時代のため、そこで出会った人たちと実際に顔を合わせておしゃべりをしたり、食事や飲み会をするオフ会がよく行われます。
しかし、中にはそこで出会った人と性的な関係になるのが目的であったり、流れや雰囲気でセックスをしてしまうなんてこともあり、オ○パコというのは以外に多く行われているようです。
隠語④秘め事
「秘め事」という言葉の意味は、他人に隠している事柄や秘密にしている事を表します。
セックスの隠語としての秘め事とは、主に女性が使う言葉となり、男性とは違い女性の場合はセックスをしたということはあまりオープンにせず、どちらかというと秘密にしたり隠したいものです。
そういった場合に「セックス」と堂々と表現するのではなく、「秘め事」と少し遠回しで上品な表現にして活用する場合があります。
隠語⑤にゃんにゃん
あまりセックスの隠語として馴染みが薄いですが、「にゃんにゃん」というのもセックスを意味するする言葉として使用されます。
主に芸能人のスキャンダルなどで、セックス写真が流出した時などに「にゃんにゃん写真流出」という表現が使われることが多いようです。
その元となったのは女優の高部知子さんという方の、裸でタバコを咥えている写真が流出し、これが「にゃんにゃん事件」呼ばれたことをきっかけに、セックスのことを「にゃんにゃん」と表現する言葉が広まったと言われています。
おせっせとはセックスのことを遠回しに表現する言葉として使われる
今回はおせっせという言葉について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
誰もがセックスをおせっせと表現するというわけではなく、主にBL好きの女子や恥ずかしがり屋で内気な女性が、「セックス」と言葉にするのが恥ずかしい為、「おせっせ」と可愛らしく口にすること多いようです。
また、近年は「セックス」と堂々と表現したり口にしてしまうと、場合によってはセクハラのように受け取られたり、あまり気を良くされない方も中にはいらっしゃいますので、「おせっせ」などの遠回しな表現を日頃から用いるようにした方が良いかもしれませんね。
