【2人暮らしに必須】夫婦の口座管理アプリ「ファミリーバンク」特別インタビュー!

その他

夫婦の口座アプリ「ファミリーバンク」をご存知でしょうか。

同棲や二人暮らしをした際にお金の問題を超簡単に解決できる、革新的なサービスです。

当編集部では今回、話題のサービスである「ファミリーバンク」を提供しているファミリーテック株式会社様に取材依頼をしたところ、快諾していただきました。

「ファミリーバンク」について

夫婦の口座管理アプリ「ファミリーバンク」一体どのようなサービスなのでしょう?

今回は、「ファミリーバンク」と運営会社についてご紹介します!

「ファミリーバンク」とは

夫婦のお金管理がひとつでできるサービス「ファミリーバンク」をご存じでしょうか。

ファミリーバンクは夫婦それぞれの口座を1つにまとめることができ、給料や家賃などの支払いの夫婦生活の収支を可視化するサービスです。

ファミリーバンクによって、夫婦間の金銭面でのトラブルや不平等を解消できます。

□ファミリーバンクはこんな人にオススメ!
・2で家賃をどのように支払えばよいかわからない
・光熱費で不平等が生じる
・お互いの立て替えを把握できない
ファミリーバンクの仕組みは、以下を見るとわかる通り夫婦それぞれの口座をファミリーバンクで一つにします。

 

また、家族口座の「ファミリーバンク」からカードを発行し、家族の支出と個人の支出を明確にすることができます。

□家族カードのメリット3つ
・1人1枚持てるから自分のタイミングで使える
・利用明細の一元化により支出の把握が簡単
・Apple Payの登録が可能

運営会社について

「ファミリーバンク」を運営しているファミリーテック株式会社は、港区虎ノ門に本社を構える会社です。

「ITで世帯の暮らしをラクにする」ファミリーテック株式会社にはMissionを3つ定めています。

ファミリーテック株式会社は「個人」を対象にするのではなく、「家族」を対象とし世の中を捉えなおし、新しいマーケットを作り出します。

□Mission3
①世界のためのマーケットを作る
②世帯生活の基盤システムを作る
③最適な世帯運営を可能にさせる
ファミリーテック公式HP:こちら

「ファミリーバンク」について特別インタビュー!

今回はファミリーテック株式会社様にインタビューへのご協力をいただき、「ファミリーバンク」が誕生したきっかけ今後のビジョンについてお伺いしました!

「ファミリーバンク」はどのような経緯でサービスのアイデアが浮かんだのでしょうか?

元々、代表の中村は大卒でSIerにて業務システムのエンジニアをしており、その後ソーシャルゲームのスタートアップや、ビジネスを学ぶべくコンサル会社での勤務などを経験しておりました。

実は起業は3度目であり、1度目は音の聞こえる楽器ECサイトの運営(後に、孫泰三さんのアクセラレーターに採択)。

そして2度目は、民間での保険組合をブロックチェーン技術の応用で出来ないかと考え、互助会の仕組みを作りました

不妊治療や美容整形など、保険が適用しづらい領域に互助会の仕組みを入れ、ブロックチェーンで信頼性を担保することができる仕組みを作りました。

実は、この仕組みが保険組合組成としての利用以上に、シェアハウスの家賃回収、子供たちによる介護費用の回収、共働き夫婦の生活費管理に利用いただくなど、仕組みが進化をしていきました。

「お金」と「コミュニティ」が重なるところ、突き詰めると、共働きの夫婦のお金問題には共同保有のニーズがあるという気づきがファミリーテックの事業のきっかけでした。

サービスの開発を行った方々の想いを伺いたいです。「ファミリーバンク」を作成した際の経緯を教えてください!

代表の中村はもともとエンジニアでモノづくりが好きな人間なので、プロダクトファースト、ユーザーファーストのスタンスだったんですが、ファミリーテック社は、プロダクトファーストではなく「デザインファースト」で事業を進めていくべきだと考え、とにかくデザインにこだわりサービスを開発しています。

何故ならば、ファミリーテックの領域には、まだ多くの人々が参入してきていないからです。

参入者がいないので、正解がありません。

自分達で切り拓いていったらいつの間にか正解ができているというパターンです。

そういう未知の領域でコトを動かすのは、「思いつき」なんじゃないかなと思うのです。

これまで個人で使っていたサービスを家族で使うとなった時に、どういうデザインがいいのか。

それを決めていくのは、芸術の域に近いのではないかなと。

画家が絵をインスピレーションで描くような感覚でサービスをデザインしていくんだなと思うんです。

家族という単位で差別化したサービスをつくる」というのも、思いつきでしかありません。

思いつきがあって初めて、プロダクトを作っていきましょうということになります。

その思いつきに対する周りからの共感がどれだけあるかを、仮説検証と呼ぶのではないかなと思います。

プロダクトファーストはもちろん大切で、モノづくりがメインなのも間違いないのですが、そこより先に進むにはデザインファースト

そういった考えでサービス開発をつきつめていくことで、「使いやすい」「わかりやすい」プロダクトになりつつあるのではないかと思っています。

家族口座サービス「ファミリーバンク」はユーザーの方にどのように使っていただきたいですか?

まず利用し始めていただくタイミングとしては、ふたり暮らしを始めるタイミングをお勧めしています。

ふたり暮らしを始める際、家賃や光熱費などの固定費の負担割合のルールは話すことが多いと思いますが、実際に始めてみると、振込が忘れられていたり、その振込を催促できなかったり…という問題が発生します。

また、家賃などは比較的決めやすいのですが、光熱費等は変動することが多いですよね。

今のように光熱費が高騰するタイミングではなおさらです

都度契約者側が支払い金額を確認して、負担額を決めてパートナーに請求するにしても、清算そのものも、それに対してのコミュニケーションも毎月だとかなり面倒だと思います。

お金の問題ってただでさえ切り出しづらいですし…。

そんな時、ふたり暮らしを始めるタイミングからファミリーバンクを使用いただくと、お互いがふたりの生活にかかったお金を同じ粒度で確認することができますし、ふたりの間の清算額も簡単に決めることができるのでコミュニケーションストレスがかなり軽減できると思います

もちろんふたり生活を始めてもう何年も経った、という方たちにも利用いただきたいのですが、お金の管理を含む生活のルールは、ふたり暮らしをスタートするタイミングが一番話しやすいと思いますし、ふたり生活のトラブルの大半がお金の問題なので、ふたり生活の最初に懸念をクリアして、新生活をスタートいただけるとよいな、と思っています。

「家族アカウント機能」がリリースされましたが、この事業を通してどのような社会を目指しているのかを教えてください!

「ファミリーバンク」は所謂「家計簿管理アプリ」ではありません

金融資産を共同管理し、共同決済をしていくことが出来る事業です。

クレジットカードは個人に紐づくカードであり、コーポレートカードは法人に紐づいています。

これを家族に紐づけているのが「ファミリーバンク」の事業の一つです。

私達は今後、金融をセンターポイントとして、投信や、フリマ、ECサイトのアカウントに至るまで、日常にまつわるあらゆる事を、家族単位の視点で捉え事業を創造しようとしています

今回はリリースした「家族アカウント」という機能は、上記考えを「契約」においても応用できるのでは、という考えから生まれました。

ECサイトのアカウントでも、自分のものと家族のものを買う際には購買趣向が異なります。

家族のものを買う際には、「家族アカウント」から購買し、ファミリーバンクから決済が出来るようにしていく

こうすることで家族単位でのデータも多く集まり、より家族に快適な、スマートファミリーライフの後押しが出来ると思っています。

こういった視点で日常を見てみると、実はクロス家族にする可能性は無限大です。

ToC事業は、ToB事業へと昇華していきますが、ToFへと概念を変革していきたいと考えております。

【まとめ】「ファミリーバンク」インタビューについて

ファミリーテック株式会社の「ファミリーバンク」についてのインタビュー記事をお届けしました。

「ファミリーバンク」は、同棲を始めるカップルや夫婦、家族に必須であり、お金の問題はこれ1つで解決できることがよく理解できました。

また、「金融をセンターポイントとして、投信や、フリマ、ECサイトのアカウントに至るまで、日常にまつわるあらゆる事を、家族単位の視点で捉え事業を創造するというビジョンをもとに、どのようなサービスが展開されるのかにも注目したいですね。

いきなりのインタビュー依頼に対しても快諾し、丁寧に対応してくださったファミリーテック株式会社様、大変ありがとうございました。

みなさんも「ファミリーバンク」を一度利用してみてはいかがでしょうか!