宝塚歌劇団は1913年に設立された100年以上の歴史のある劇団です。
阪急東宝グループを創業した宝塚歌劇団の父、小林一三さんの「清く 正しく 美しく」をモットーに家族ぐるみで安心して楽しめる国民劇を目指して現在まで活動されています。
宝塚歌劇団はタカラジェンヌと呼ばれる女性のみで構成されている劇団で、色気漂う男役と清楚で可憐な女役のコンビネーションが多くの人に人気になっています。
そんな宝塚歌劇団ですが106期生が飛び降り退学したとのことや、昔からいじめが行われていたとの噂があるようです。
果たして噂は本当なのでしょうか?
そこで今回は、宝塚106期のいじめの内容や公演中止となった背景、過去のいじめなど詳しく解説していきます!
目次
宝塚106期生いじめで飛び降り退学?!いじめ内容と被害者を調査!
幅広いジャンルの演劇で人々の心を魅了してきた宝塚歌劇団。
そんな宝塚歌劇団の活動の裏側でいじめが行われてきたことは想像できませんね。
一体どのような形でいじめが行われ、一部公演中止となってしまうまでに至ったのでしょうか。
ここではそんな気になる宝塚106期生のいじめの内容や被害者について解説していきたいと思います!
宝塚106期で起きたいじめで飛び降り退学?!
宝塚歌劇団106期生は、2018年4月に宝塚音楽学校に入学した40名のことです。
しかし、卒業後のに宝塚歌劇団に入団したのは39名となっています。
残りの1名はいじめにより寮のバルコニーから飛び降り退学しました。
いじめの詳細や飛び降りの詳細はこの後解説します。
宝塚106期いじめの被害者は有望株?!男役トップのお墨付き?
いじめの被害にあった人は静岡県御殿場市の出身との情報がありますが詳細は不明です。
また、宝塚に入るためのスクールの先生から「一発合格できる」と言われていたほどの有望株で、容姿端麗だったそうです。
さらに宝塚歌劇団卒業後は男役として活躍するだろうと見込んでいたとのことでした。
宝塚106期生は寮内で受けたいじめ内容がヤバすぎ?
宝塚音楽学校には「予科事(よかごと)」という暗黙のルールが存在したようです。
このルールには挨拶の仕方から歩き方まで決まりがあるということで、日々のストレスは計り知れないものだったと思われます。
また、ルールに関して時には当時本科生の105期生から8時間に及ぶ指導があったとのことでした。
その結果、被害者は極度のプレッシャーで睡眠不足となりバルコニーから飛び降りてしまったようです。
バルコニーから飛び降りで公演中止に!被害者に障害が残った?
被害者の方が飛び降りたのは7階建てのすみれ寮の2階バルコニーからでした。
全身を強打し兵庫県内の病院へ緊急搬送されましたが、全治3週間の全身打撲で命に別状はありませんでした。
しかしながらトラウマを抱えることとなり、学校を退学することになったそうです。
ちなみに公演中止の噂については新型コロナによる影響が理由だったようで、この件とは無関係のようでした。
宝塚106期生は被害者以外は全員卒業した?
先ほど触れたとおり、40名中39名の106期生が宝塚音楽学校を卒業しました。
以下は卒業した39名の芸名と本名です。
華世京(平野花奈)
湖春ひめ花(堀部真未)
和真あさ乃(圓福寺萌花)
鳳城のあん(紫﨑のあん)
霧乃あさと(濱島里緒)
乙華菜乃(山本菜々)
鏡星珠(坂本芙香)
一乃凜(安部詩乃)
華純沙那(丸山未来)
愛花いと(竹森百花)
遼美来(佐々木康菜)
風羽咲季(香川季子)
渚ゆり(古屋渚)
花妃舞音(小泉花梨)
夏南幸(近藤なな)
夢翔みわ(栗原美羽)
葉咲うらら(秋永麗)
凰陽さや華(小林凜花)
宇咲瞬(前田結夢)
美遥あゆ(吉田歩未)
涼宮蘭奈(鈴木芽依)
郁いりや(長谷川真可)
天音ことは(中石葵)
夢陽まり(木村鞠菜)
月翔きら(深江真衣)
彩名美希(佐藤里奈)
飛翠真凜(大原真鈴)
真澄ゆかり(中川雅乃)
花咲美玖(原田美玖)
咲園りさ(高橋京花)
慧那まや(森田麻椰)
澪あゆと(塙あゆり)
蘭叶みり(梁川彩未果)
樹澄せいや(越井瑠音)
大瀬いぶき(大台咲貴)
波輝瑛斗(中島英里子)
綺乃ゆず(高橋沙綺)
朝稀さいら(高橋姫菜子)
藤影ゆら(中尾雪観ヴァンシアンヌ)
ここに被害者の方の名前が無いのが残念でなりません。
宝塚106期生をいじめたのは105期生?加害者も特定?
ここまでは宝塚106期生のいじめの内容や被害者について解説しました。
宝塚音楽学校の暗黙のルール「予科事」により、本科生の105期生から厳しい指導があり、被害者の方が極度のストレスで飛び降り退学してしまったことが分かりましたね。
ここからはそんないじめに関わったとされる105期生についてや主犯格とされる加害者の存在について解説していきたいと思います!
105期生の中に主犯格が?!噂の理由がヤバい!
宝塚歌劇団105期生は、2017年4月に宝塚音楽学校に入学した40名のことです。
105期生の中には松岡修造氏の娘であり、宝塚創設者の末裔の稀惺かずとさんがいました。
そんな稀惺かずとさんの後ろ盾があったためか、他の105期生が調子に乗って106期生に対してパワハラじみた指導を行ってしまったのかもしれません。
また、主犯格がいたとされていますが詳細は不明でした。
105期生は特別?先輩のいじめを擁護する宝塚側がヤバい?
106期生被害者の両親は再発防止のために第三者委員会を設置し、宝塚音楽学校側にいじめの原因の解明を求めたそうですが学校側は動かなかったそうです。
また、弁護士から見舞金100万円を提示されたようですが宝塚音楽学校側はこちらも応じなかったようです。
こういったことからネットでは宝塚創設者の末裔がいることからもみ消しが起こったなどの噂がされるようになりました。
宝塚106期生いじめを口止め?隠蔽体質は昔から?
106期生飛び降りの翌日に伊木常雄校長代行が寮生を集めて「いじめを口外しないように」と指示をしたそうです。
また、過去にも96期生に関するいじめで宝塚音楽学校は問題となっており裁判まで発展していました。
当時96期の被害者が無実の罪を擦り付けられ、学校側が退学処分を出したという問題でしたが、この頃から隠蔽体質はあったのかもしれません。
宝塚のいじめは伝統?飛び降り自殺を図った103期生とは?
ここまではいじめに関わったとされる105期生についてや主犯格とされる加害者の存在について解説しました。
いじめの主犯格はわかりませんでしたが、105期生に宝塚創設者の末裔が在籍していたことから他の105期生がパワハラじみた指導を106期生に行っていたことが分かりました。
さて、ここからは103期生の飛び降り自殺についてや過去にあったいじめの内容について解説していきたいと思います!
103期生有愛きいは飛び降り自殺!集団リンチにあっていた?
飛び降り自殺をしたのは103期生の有愛きいさん25歳です。
有愛きいさんは今年2023年9月30日に兵庫県宝塚市のマンションで亡くなっているのが発見されました。
前日の29日には母親宛てに「精神が崩壊している」とのメッセージを送っていることが分かっています。
また、28日に29日開幕の「PAGAD」公演の稽古をしていたそうですが、その時に4人の上級生から「この嘘つきが!」などの罵声を浴びせられ集団リンチのような目にあっていたそうです。
宝塚男役のシンボルの羽根に細工?衣装はズタボロに切り刻まれる?
宝塚歌劇団内のいじめはこれだけではないようです。
現在は女優として様々なドラマや映画に出演されている天海祐希さん。
過去の宝塚時代に早変わりの衣装を隠されたり、衣装の羽に危険な細工をされていたりといじめをうけていたそうです。
天海祐希さんはインタビューで「いじめはその一瞬だけで人生の全てではない、これからたくさんの美しい未来があるから…」というコメントをしていたとのことです。
砂入りサンドイッチが届いた?封筒の中にカミソリも?
宝塚歌劇団のみならずファンからも嫌がらせを受けていた方々がいるようです。
女優の黒木瞳さんはファンを自称する女性からサンドイッチを差し入れとして貰ったそうなのですが、その中に砂が入っており、口に入れてから気が付いたとのことでした。
黒木瞳さんはスピード出世だったこともあり、劇団内部からも陰湿ないじめを受けていました。
また、同じく女優の檀れいさんはファンに足を引っかけられたり、ファンレターにカミソリが入っていたことがあったそうです。
檀れいさんも劇団内部では、月組トップスターの真琴つばささんの相手役になってからいじめにあうようになり、食事に誘われずに泣きながら1人でご飯を食べていたこともあったそうでした。
106期生の被害者はトラウマを負い退学、過去にもいじめはあった
今回は宝塚106期のいじめの内容や公演中止となった背景、過去のいじめなど解説しました。
いじめにあった106期生の被害者はトラウマを負い退学し、過去にもいじめやファンからの嫌がらせの問題があったことが分かりました。
宝塚音楽学校の「予科事」は現在ルールの廃止や見直しされているとのことで、改善されてきているとのことですがまだまだ問題は残っていることでしょう。
これからの宝塚歌劇団に期待して活動を見守っていきたいですね。