NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインを演じてブレイクし、その確かな演技力で高い評価を得ているのんこと能年玲奈さんを皆さんご存知でしょうか?
あまちゃんで社会現象を巻き起こし、一気にその名を世間に広めた能年さんですが、2016年に突如芸名を「のん」に改名して世間を驚かせたのです。
その背景には、以前に所属していた事務所とのトラブルが原因で「能年玲奈」という名前が使えなくなったという恐ろしい背景があったためでした。
今回は、のんさんがなぜ改名したのかという理由や事務所の圧力、そして現在の活動について解説します。
目次
能年玲奈はなぜ干された?テレビで見ないのはなぜ?
2013年に、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」でその知名度を上げて国民的女優になったのんこと能年玲奈さんですが、近年はテレビでその姿を見ることはほとんどありません。
ただ、映画は数々の作品に出演していて高い評価を得ている他、自身のYouTubeチャンネルの運営や歌手活動をしていることでも知られています。
このように知名度はあるのにテレビドラマに出演しないのは、以前に所属していた事務所とのトラブルで干されたという理由があることがわかりました。
一体なぜ、のんさんはこのようなことに巻き込まれてしまったのでしょうか?
ここからは、のんさんがなぜテレビから干されたのか、そしてなぜ改名をしたのかという理由について解説します。
能年玲奈はなぜ本名で活動できない?前事務所とトラブル?
のんさんが能年玲奈の名前を使えなくなった理由として、全事務所とのトラブルがあったことが原因とされています。
2015年頃からテレビで見かけなくなり始めたのんさんでしたが、実は所属事務所とは活動内容や報酬などをコントロールされている奴隷契約に縛られていたことがメディアによって暴露されました。
これに不満を見せたのんさんは、事務所から離れて独立したいと決意したことで、事務所を離れて個人事務所で活動をするようになったのです。
独立するのは個々の自由ではありますが、自分の名前が使用できなかったり報酬面で搾取されているなどは、やや人権的に問題があるかもしれませんね。
能年玲奈はなぜ「のん」に改名した?
能年玲奈さんは、2016年の個人事務所設立をきっかけに芸名を「のん」に改名しました。
なぜなら前所属事務所のレプロエンタテインメントから、「能年玲奈」を芸名として使用する時はレプロ側の許可が必要という取り決めを通告されたからです。
そもそも「能年玲奈」という名前はのんさんの本名なので、事務所に使うのを制限される必要はありません。
しかし、レプロエンタテイメントは強引に名前を使えない正当性を主張してきたのです。
一体なぜここまで嫌がらせをするのか、このあたりの真相は現在でもわかっていません。
ちなみに「のん」という芸名は、のんさん自身が名前を決めるために候補を箇条書きにしていたら、のんという言葉が何となく気に入ったのでつけたとされています。
能年玲奈が干されたのは事務所レプロの圧力?
のんさんは独立後バッタリとテレビから姿を消してしまい、まるで干されたような形になってしまいました。
なぜかと言うと、前所属事務所のレプロエンタテイメントがテレビ局などに圧力をかけたとも噂されたからです。
その証拠として、当時元々のんさんが出演予定だったいくつかのドラマや映画の出演がキャンセルされたので、レプロの圧力はほぼ事実と言ってよいかもしれません。
さらにレプロは、「問題を起こして干された」など根拠不明の情報を広げたともされていて、人権侵害のような嫌がらせを受けていたようです。
のんさんの独立騒動は、芸能界の恐ろしさを世に知らしめる象徴的な出来事でもありました。
能年玲奈が事務所を退所したのは奴隷契約がヤバすぎたから?
のんさんがレプロから独立を決意したきっかけは、レプロの奴隷契約にあるとされています。
前述した「能年玲奈」の名前を使えない問題もそうですが、給料の取り分が少なかったり無理なスケジュールを組ませられるなどかなり酷い状態だったことがわかりました。
事務所側がタレントは利益のための道具としか捉えていない場合もあり、独立後に一定期間干されて自由な活動ができないなど、過去に同様に人権を無視した扱いを受けたタレントは数多くいます。
のんさんは現在個人事務所を設立し、映画や音楽など今まで以上に自由な活動を行なっていて、いずれも高い評価を受けているそうです。
厳しい状況は続いていますが、圧力に負けず活動しているのんさんの姿に共感を得ている人も多くいますので、のんさんにとっては良かったことかもしれませんね。
演出家・滝沢充子に洗脳されていた?
のんさんには一部で、演出家である滝沢充子(みつこ)さんに洗脳されたという噂があることがわかりました。
この騒動は東京スポーツが報じましたが、のんさんも、のんさんの母親も共に洗脳に関する報道を完全否定しています。
のんさんと滝沢さんは以前から友人の関係で、仕事面でアドバイスをもらったり、独立後に個人事務所を一緒に立ち上げるなどの深い関係でした。
それがレプロからの独立からということで、一部ではレプロがメディアに圧力をかけて報じたともされています。
滝沢さんは後に東スポを訴えたので、やはり何らかの圧力が働いた上での報道だったのではと思ってしまいますね。
真相は現在も不明ですが、芸能界の恐ろしさを感じる騒動でもあります。
能年玲奈の現在の活動内容とは?レプロとトラブルも大活躍?
独立時には人権侵害のようなトラブルに巻き込まれてしまったのんさんですが、個人事務所を立ち上げてからは今まで以上に精力的に様々なことに挑戦していることがわかりました。
映画などの役者としての活動ももちろんですが、近年は自ら楽器を演奏しながら歌う音楽活動を行なっていて、ライブなどで高い評価を受けています。
一体独立後、のんさんはどんな活動をしているのでしょうか?
ここからは、のんさんの現在の活動状況や個人事務所の詳細について解説します。
能年玲奈は個人事務所を設立!
2016年にレプロエンタテイメントから独立したのんさんは、新たに個人事務所「株式会社Non」で活動しています。
またエージェント契約も結んでいて、契約の相手は当時スピーディというコンサルティング会社の社長だった福田淳さんでした。
ちなみに福田さんは、現在は旧ジャニーズ事務所から社名変更した事務所・SMILE-UPの社長を務めています。
また音楽レーベルの代表をのんさん自身が行なっていて、近年はライブを中心とした音楽活動をしていることでも有名です。
PVも自身のYouTubeチャンネルで公開し、かなりの完成度を誇っています。
ミュージシャンとしても、のんさんは目が離せない存在になっていきそうですね。
2016年:能年玲奈はレプロとのトラブルも明るく対応
2016年、のんさんは事務所のトラブルがきっかけで個人事務所を設立し、そして改名しました。
思わず周囲の人が不安に関してしまうほどの泥沼トラブルでしたが、のんさんはそうした状況にも明るく前向きに対応していたのです。
独立当時は全く仕事も決まっていない状態でしたが、のんさんは表現したいという思いでドキドキしているととあるインタビューで語っていました。
そこではまるで何かから開放されたかのように今後の展望を熱く語っているのんさんがいて、前の事務所では自由に活動ができずがんじがらめになっていたことを伺えさせますよね。
実際に現在、映画や音楽など思うままに表現する姿を見ていると、あの時独立を決断したのは正しい選択だったのではないでしょうか。
現在の活動内容とは?YouTubeの登録者数は10万人間近!
現在ののんさんは役者や音楽など幅広い活躍を見せていて、独立前より美しく輝いていると高い評価を受けています。
独立後も映画出演のオファーは途切れず、
- 2016年 映画「この世界の片隅で」
- 2018年 LINE NEWSオリジナルドラマ「ミライさん」
- 2020年 映画「私をくいとめて」
と立て続けに映画やテレビで主演の座を射止めました。
さらに2021年には脚本、監督、主演を務めた映画「Ribbon」が公開。
2022年に公開されたさかなクンの自叙伝を映画化した「さかなのこ」では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞したのです。
これだけ見ても、のんさんがどれだけ魅力的な人物なのかがよくわかりますね。
音楽活動ではギターとボーカルを担当し、2018年から現在まで4枚のアルバムをリリースしています。
アルバムには、かつてあまちゃんの音楽を担当した大友良英さんが参加したり、親子を演じた小泉今日子さんや尾美としのりさんがコーラスとして参加するなど、あまちゃんの関係者との関係も良好です。
他にも、自身のMVを配信するYouTubeチャンネルを立ち上げたり、地元の兵庫県神河町のPR動画に出演やあまちゃんの舞台の岩手県久慈市のイベントに参加するなど活躍の場を広げています。
独立後は本当に自分のやりたいことをやっていて、あまちゃんに出演していた頃よりもますますその美しさに磨きがかかるようになりました。
もしレプロに所属したままだったら、ここまでの活躍はなかったかもしれませんね。
のんこと能年玲奈は、映画や音楽と独立後はマルチに活躍中!
今回は、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でヒロインを演じ、独立して映画や音楽などマルチに活躍するのんさんの事務所トラブルの詳細や現在の活躍について紹介しました。
2016年にレプロエンタテイメントから独立したのんさんは、本名を使えないことや奴隷契約にもめげず自分で道を切り開き、結果としてレプロ時代以上の成功を収めるくらい大活躍しています。
現在でも能年玲奈の名前は使えない状況ですが、音楽活動でライブをしたり、自ら映画監督をしたりなど、そのマルチな才能で世間を驚かせました。
今後も、のんさんの活躍に期待したいですね!