東京ディスニーリゾート®のパートナーホテルとして、人気の「ホテルエミオン東京ベイ」。
ディズニーリゾートを利用する人にとっては、無料送迎バスも走り大変便利なホテルではないでしょうか。
しかし、ネットで検索すると少々不吉な言葉「ホテルエミオン東京ベイ事件」が引っかかり、幽霊が出るといった噂や自殺者がいて現在もその部屋を使用しているのだとか。
それが本当なら、その部屋には宿泊したくないと思う人が多いようで、利用者はホテルエミオン東京ベイでは、本当に事件があったのか知りたがっているようです。
気になる噂を確かめる為に、ホテルエミオン東京ベイ事件の真相を探っていきましょう!
目次
ホテルエミオン東京ベイでの事件とは?!大島てる(事故物件サイト)で徹底調査!
ホテルエミオン東京ベイは、東京ディスニーリゾート®のパートナーホテルの中でも手ごろなお値段で宿泊できる人気のホテルです。
しかし、このホテルを検索するとなぜか「ホテルエミオン東京ベイ事件」というワードが目に飛び込んできます。
もし事件があったのならば、どんな事件があったのか、さらにこのホテルは事故物件として扱われているのか気になる所です。
事故物件と言えば、大島てるさんが管理している「事故物件公示サイト」が有名ですが、このサイトにこの事件は掲載されているのでしょうか。
ホテルエミオン東京ベイで事件が起きた?
ネット上の噂を探っていくと、ホテルエミオン東京ベイでは自殺者がいたと噂になっているようです。
殺人事件や自殺者が出た場所というのは、いわゆる「事故物件」と呼ばれますが大島てるさんの「事故物件公示サイト」には何も載っていませんでした。
下記地図の真ん中がホテルエミオン東京ベイです。
様々な情報を探ってみても、ホテルエミオン東京ベイで事件が起こったという確かな記載はありません。
何も起きていないホテルエミオン東京ベイに「事故」というフラグが立つのはなぜなのでしょうか。
理由を考察すると、ひとつは世間の勘違い、そしてもうひとつは悪意あるデマの書き込みなどではないでしょうか。
現在はSNSなどであっという間に情報が拡散されます。
一度ホテルエミオン東京ベイで事件が起こったと書き込まれてしまえば、その情報はあっという間に拡散していくでしょう。
拡散した理由は不明ですが、ホテルエミオン東京ベイでは事件は起こっていませんでした。
ホテルエミオン東京ベイで事件が起きたと言われる理由3選!幽霊や自〇者が!?
事故が起きていないホテルエミオン東京ベイですが、なぜ「ホテルエミオン東京ベイ事件」というワードが検索されてしまうのでしょう。
中には幽霊を見たという噂や自殺者がいたという情報まで流れているようです。
これから宿泊を考えている人にとっては、少々気がかりな噂ではないでしょうか。
なんでも自殺者がでた部屋は、今も使用しているのだとか。
果たしてこれらの噂は本当なのでしょうか。
ホテルエミオン東京ベイで事件が起きたと言われる理由①:自〇者がいる?
ホテルエミオン東京ベイでの事件として語られているのは、自殺をした人がいるというものでした。
そしてその部屋は今も使用されている、と言われています。
実は、この噂の元をたどってみると1989年に実際にあった悲しい事件でした!
しかし、事件現場となったのは「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」。
同じオフィシャルホテルであり、トーキョーベイという名が同じことで混同されてしまったのでしょう。
この事件はマスコミでも大きく取り上げられ、夢の国でおきた悲劇に日本中が驚きを隠せませんでした。
事の発端は1989年12月、11歳と6歳の兄弟そして母親と父親の一家がシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの10階から飛び降りた事件。
母親の悪化する糖尿病への看病で疲れ切った一家が、最後に夢の国を訪れ、その後に死を選んでしまったのです。
遺書は4通残っていたようで、中には11歳の兄が書いた「お父さんやお母さんが苦しんでいるので、僕は死ぬことを決めました」というものもありました。
あまりにも切なくショッキングな事件に、トーキョーベイホテルの名が自殺者がいたホテルとして語り継がれたのでしょう。
オフィシャルホテルという共通点、トーキョーベイホテルという名が勘違いを生んでしまったようです。
ホテルエミオン東京ベイで事件が起きたといわれる理由②:幽霊の目撃情報!?
ホテルエミオン東京ベイ事件で検索すると、幽霊が出るという噂にもつながります。
こちらはTik Tokの動画から拡散されたようで、なぜか「ホテルエミオン東京ベイ事件」で他のホテルの動画が出てきます。
さらにその動画は真実味に欠けるような内容となっており、こちらもただの噂ということでした。
ホテルエミオン東京ベイで事件が起きたといわれる理由③:食材偽装事件が!?
ホテルエミオン東京ベイでの事件が検索される理由として、もうひとつ原因をあげるならば「食材偽造事件」があげられるのではないでしょうか。
こちらは2013年に起きた事件で、レストランが実際に提供していた食材と表記されていた食材が異なっていたというものです。
この事件も、真相を明かせばホテルエミオン東京ベイは無関係です。
ディズニーリゾート内「キャプテンフックス・ギャレー」で、安い紅ズワイガニを高級なズワイガニと表記していたことが発端となりました。
さらにこの偽装表示は、オフィシャルホテルのディズニーアンバサダーホテルや東京ディズニーランドホテル、そして東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでも行われていました。
オフィシャルホテルという事で、こちらも情報が混ざってしまったのでしょう。
ちなみにこの偽装表示事件ですが、同年「阪急阪神ホテルズ」でも発覚し、社長が辞任するなど世間から大バッシングを受けています。
しかしディズニーの方は、偽造表示を誤表示と発表し、メディアに叩かれることも批判されることもなかったのです。
この差に対して、一部ではディスニーがメディアの大口のスポンサーであること、メディアがディスニーに口を出せないことを批判する意見が相次ぎました。
ホテルエミオン東京ベイで事件はおきていなかった!
ホテルエミオン東京ベイ事件が検索されていますが、実際は1989年にシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルから自殺した一家のことのようです。
オフィシャルホテルや名前が似ていることから、勘違いされてしまったのでしょう。
事故物件にもなっておらず、安心して宿泊できるホテルでした。
ディズニーリゾートからの距離も近く、人気のホテルエミオン東京ベイは宿泊者からの評価も高く、おすすめのホテルと言えるのではないでしょうか。