ネバダたんが特定された画像では、子供ということでかわいい顔をしていることも話題となりました。
そのため、史上最も可愛い殺人者という汚名も使われるようになりました。
しかし、「こんなに幼いのに…」「かわいい顔しながら…」などと、事件の内容と見た目のギャップに衝撃を受けた人も多かったようです。
目次
ネバダたんはどんな少女だった?
事件当時のネバダたんは小学生でした。
小学生が人を殺すという、非現実的な事件に世間はおどろいたのですが、どのような人生を歩んできたのか気になるところです。
幼くして殺人者となったネバダたんはどのような人物だったのでしょうか?
ミニバスケットボール部に所属
ネバダたんはミニバスケットのクラブに所属していました。
そのため、活発で元気な少女であったことが想像できます。
ただし、クラブは成績が落ちたことから、5年生のときに保護者に辞めさせられています。
クラブを辞めさせられたことで反抗心を持つようになり、事件のきっかけになったと言われることもあるようです。
しかし、クラブを辞めることは学生にとって珍しいことではなく、殺人のきっかけとなるほどの影響を与えたとは考えにくいでしょう。
性格は真面目
バスケットで成績を落としたこともあるネバダたんですが、基本的には真面目で優秀な生徒だったそうです。
事件後の弁護士との会話でも「1人で悩んで、1人で考えていた」「よく考えて行動すればこんなことにならなかった」など、子どもとは思えないしっかりした返答をしていたそうです。
また、児童相談所の所長と教育委員会の会長が開いた記者会見でも「面談の印象ではごく普通の女の子」と答えています。
韓国好き
ネバダたんの事件はネットだけでなく、当時はテレビでもよくニュースが流れていました。
その報道の中でネバダたんが描いたイラストが公開されています。
そのイラストは女性の絵であり、ハングル文字が添えられていました。
事件当時は2004年であり、韓国アイドルや韓国文化の流行はまだ少し先です。
そのため、「ネバダたんの両親は韓国の人?」と噂が流れたこともあるようです。
しかし、この時期は冬ソナブームだったので、韓国に興味を持っていてもおかしくはないでしょう。
バトロワ好き
ネバダたんは映画「バトル・ロワイヤル」が好きで、何度もレンタルショップでレンタルして観ていたそうです。
しかし、「バトル・ロワイヤル」はR-15指定なので、本人の会員証ではレンタルできません。
そのため、姉の会員証を使ってレンタルしていました。
「残虐シーンの多い映画を観ていたことが事件のきっかけになったのでは?」と言う人もいるようです。
幼い子に残虐シーンを観せるのは良いこととは言えませんが、1本の映画がこれほど大きな事件を起こすほどの影響を与えたとは考えにくいでしょう。
当時はすでに現在と同じようにネットが普及していました。
もし、残虐性や暴力性に興味があったとすれば「バトル・ロワイヤル」よりも過激な画像や映像をネットで観ていてもおかしくないでしょう。
しかし、ネバダたんはホラー小説などにも興味はあったものの、過激な残虐性や暴力性に興味を持っていたという情報はありません。
発達障害があった?
ネバダたんは自立支援施設で発達障害と診断されていることから、「発達障害が事件の原因?」と思った人もいるようです。
しかし、その発達障害は非常に軽いものであり、正常な判断ができないものではなかったと言われているようです。
また、クラブに所属していたことや交換日記をしていたことなどから、「友人との交流があるので発達障害は誤診」という意見もあります。
弁護士との会話でもしっかりと返答ができていることから、「精神鑑定は不要」との判断も受けています。
そのため、発達障害はその有無に関係なく、事件には大きな影響を与えてはいないようです。
ネバダたんの起こした事件を忘れないようにしよう
ネバダたんは佐世保小6女児同級生殺害事件の加害者です。
事件当時は加害者の情報は公開されませんでしたが、ネットで特定されることになりました。
ネバダたんは2008年に社会復帰をしていて、改名をしているようです。
佐世保小6女児同級生殺害事件の記録は、裁判所の不手際で廃棄されてしまい、記録のない殺人事件となってしまいました。
残忍で非道な事件を風化させないよう、学校や地域の人々は努力を続けているようです。