「さや香」は石井誠一(いしい せいいち)さんと新山士彦(にいやま のりひこ)さんが2014年に結成したお笑いコンビ。
2022年のM-1グランプリで衝撃を与え、一部のお笑い通のみならず日本中に知られることとなりました。
しかしM-1本編以上に世間を騒がせたのは、むしろアナザーストーリーの方だったのです。
やりさや香は不仲なことでも有名になり、本人たちも仲が悪いことを公言していました。
M-1出場時には「目が一度もあっていない」という不仲のウワサもあったほど。
現在、解散の噂が浮上していその真相を、徹底的に暴いていきましょう!
さや香が不仲な理由7選!理由が深刻すぎる?
芸人やタレントなど、不仲説が上がること自体は珍しくありません。
たださや香の場合は不仲である、とされる疑惑の数があまりに多く、証拠が出ているものまであるようです。
本人たちが耐え切れずにぶっちゃけてしまっている、という情報もある不仲の真実を順番に見ていくことにしましょう。
理由①お互いのSNSにツーショットがない!
さや香が2022年にTwitterにアップした画像を見てみると、それぞれいろんな芸能人との写真をアップしているようです。
芸人さんですし付き合いも他の芸人さんとの共演なんかもありますからからある意味当然です。
しかし普通であればあるはずの、相方とのツーショットが不自然なほど少ないと指摘されています。
それぞれとのツーショットを投稿した枚数は2022年内で、新山さんは2枚、石井さんは3枚のみ。
いつも一緒だから、わざわざツーショットを取る必要もない…ということなのでしょうか。
理由②石井は新山が結婚したことを知らなかった!
2021年、さや香の新山さんは入籍していたことを発表します。
親しい人間には報告し、世間への発表だけはあえて遅らせたのか、と思いきやなんと、相方の石井さんも結婚の事実を知らず、世間への発表と同時にその事実を知ったのだそうです。
親族のみなど、身内だけで結婚を報告し式を行う、といった形で済ませたのでしょうか。
新山さんは結婚式を行ったにも関わらず、相方の石井さんは呼ばれていないという有様のようです。
石井も新山を結婚披露宴に呼んでいない
新山さんが一方的に石井さんを嫌っているのかと思いきや、実は2020年に石井さんが結婚した際には、新山さんを結婚式に呼んでいなかったのです。
テレビ番組でその事実を新山さんに暴露された石井さんは、「席順に悩んで、一つ一つ決めていったら相方の席が無くなっていた」という、冗談ととっていいのか悪いのかわかりづらいコメントを出していました。
相方を自分の結婚式に呼ばない、というのはかなりの不仲を感じさせます。
プライベートは仲良くしないけれど、仕事と割り切ってコンビを組んでいるというスタイルなのでしょうか。
理由③石井が新山の人間性を否定!
さや香のネタを書いているのは新山さんで、ことあるごとに「ネタを書いているのは自分だから」という趣旨の発言をするようです。
自分はネタを書かないため文句を言えるわけではないのですが、石井さんは新山さんがこのような発言をするたびに冷めた目で新山さんを見ているのだそう。
「お笑いの力や、ネタにおいては信用しているのですべて任せている」とは石井さんも話してはいるのですが、相方の人間性について聞かれた際には「(人間性は)めっちゃ嫌い」と不仲説を決定づける衝撃発言をしています。
理由④かまいたちの机上の空論で本気の喧嘩?
かまいたちがMCを務めるテレビ番組、「机上の空論城」で2021年3月、「レモンサワーを超えるサワーを見つける」という企画が放送されました。
女性お笑いコンビ「エルフ」の荒川さんとさや香の二人がロケを行ったのですが、企画の趣旨上お酒を飲まなければならないため、少しずつ酔っぱらっていくさや香の二人。
ピリピリしたムードが流れる中、トークの話題がお笑いのことに移ると二人はヒートアップして、ガチの言い争いを始めてしまいます。
その様子たるや、VTRが流れた時にスタジオから「本当に怖い」と声が上がるほどでした。
最終的にはVTR内の「ノリ」として収まったようですが、この口論が番組の次回予告用のショート動画として使用されると話題を呼び、異例の再生回数を叩き出したということです。
理由⑤2人でいるときの空気がヤバい!
さや香の不仲説を証明する理由の一つに「空気感」というものがあります。
他の芸人や出演者がいるスタジオトークなどではあまり目立ちませんが、VTRに二人で出演している際などにその空気は露骨に表れます。
相方が喋っているときに、一切反応しない、ということがよくあるのです。
少しくらいの相槌やツッコミを入れることはあっても、とても相方に向けるものではないような冷めた表情をしています。
特に石井さんの方がこの空気は顕著なようで、新山さんがボケてもツッコミを放棄していることすらあるようです。
そういうノリ、として受け止めていたお笑いファンもさすがに途中からこの空気のヤバさに気づいていたようですね。
理由⑥さや香はもともと相性が合わない?
さや香がコンビを結成したのは2014年で、新山さんが石井さんを誘ったのがきっかけだそうです。
売れ始めるまでの間は試行錯誤があったそうで、元々新山さんはツッコミ、石井さんはボケを担当していました。
ある日新山さんは、石井さんにボケとツッコミの役割の入れ替えを提案したそうです。
しかし、石井さんは後に「相方に業務連絡として通達された」と語るほど、その当時から思うところがあったようですね。
対して新山さんも、事あるごとに「ネタは自分が作っているから」と話しており、相方に対してマウントをとろうとしているような発言が目立っています。
そんな二人はあるとき先輩芸人のYouTubeの企画に呼ばれた際、相性チェックとして簡単なゲームを行いました。
しかし相性の結果を待つまでもなく、ゲーム中にささいなことでケンカが勃発してしまい、周りの先輩やスタッフが焦るくらいの本気度で口論となってしまったのでした。
お笑いはともかく、人間的にはそもそもの相性としても良くはないのかも知れません。
理由⑦不仲だとさや香本人が言っている!
またさや香はテレビ番組やインタビューなどで自分たちが不仲だと認めているような発言が多くあります。
新山さんはある番組でも「仲が悪いのはマイナスなことではない」という発言をしていますし、対する石井さんも「お笑いに関しては信用してすべてを任せている」などといったことをインタビューで答えていました。
ある企画の際には「もう世間にバレてるやん、俺ら仲悪いのが!」とぶっちゃけ発言までしてしまっており、もうこれはウワサどころではなく完全に不仲が確定しています。
ラジオ番組「さや香のオールナイトニッポン0(ZERO)」でも、不仲説を認めており、ビジネスでの不仲ではなく、現実に仲良くないと公言していました。
不仲になったきっかけは?
そもそもさや香の二人の仲が険悪になるきっかけは何だったのでしょうか。
元々お互いがガマンしていた部分はあったでしょうが、あからさまに表面化したのは前述の検証VTRでお酒を飲む仕事が不仲が加速したきっかけだと言えるかもしれません。
お酒が入っている状況で、新山さんが石井さんを「パーマなんかかけるな、芸人がチャラつくな」とイジりました。
するとすかさず石井さんが「ロケの仕事の時にボケが少なすぎる、もっとちゃんとやれ」とダメ出しで反撃します。
この言い合いが発端となり、ロケ現場が騒然となるほどの言い争いに発展してしまったのです。
ここから「さや香の二人は不仲」というウワサが芸人やスタッフ、果ては視聴者の間で公然の事実として認識されるようになっていったようです。
さや香の不仲すぎるエピソード4選!
ここまでだけでも十分すぎるほどに不仲が伝わるさや香の二人ですが、エピソードはまだまだ底をついていません。
さや香はイベントで同席した女優藤原紀香さんに、「仲良くして」とコメントされるも、たとえ紀香さんにいわれても仲良くなれない、という回答を返すほど。
ここからは有名司会者との共演で、M-1の舞台裏で、まさかそんなところで…と思うような場所や状況で発揮した不仲っぷりを見ていくことにしましょう。
エピソード①さんまのお笑い向上委員会で大揉め!
人気テレビ番組、「さんまのお笑い向上委員会」において、以前から芸人仲間の間で話題になっていたさや香の二人の不仲を解消すべく、仲直り企画が用意されました。
互いに本音をぶつけ合って、わだかまりを無くそう!という企画だったのですがさや香の二人はお互いを悪く言うだけで全く嚙み合いません。
加えて新山さんは「僕ら的には仲が悪いのはお笑いとして悪いことだとは思っていない」とある意味開き直りのような発言をします。
これには明石家さんまさんも「自分たちの世代で不仲が有名だった伸助・竜介を思い出す」「腫れ物に触るような感覚」とお手上げ状態。
回りの芸人たちもフォローを続けますがコンビ仲が改善する兆しがあまりにも見えないため、企画は来週へ持ち越しての放送、ということになりました。
ただその翌週の放送でも完全に二人は平行線、不仲解消とはならなかったようです。
エピソード②カメラが回っていなくても喧嘩!
テレビの企画に呼ばれる度にケンカをしているさや香の二人ですが、ガチではなく、芸人のノリとしてのビジネス不仲なのでは?と疑われることがあります。
実際に不仲説が流れてからの方がテレビなどへの露出が増えている、という事実もあるようです。
計算された不仲なのであれば、お笑いファンはさぞ安堵できることでしょうが残念ながらガチである理由があるのです。
あるテレビの企画でちょっとしたことから、ある意味いつも通りの口論となったさや香の二人。
良い感じにケンカの画もとれて「はいカット」ということで撮影は終了したそうですが二人の口論はカメラが止まっても収まらなかったのです。
スタッフが仲裁に入ってとりあえずその場は収まりましたが、このままでは次の仕事にも影響が出てしまいそうな険悪な雰囲気で、二人とも歩み寄る気配が一切ありません。
さすがに「これはまずい」と感じたのでしょうか、新山さんが次の仕事先である劇場の非常階段に石井さんを呼び出し、一時間以上も話し合いを続けやっと和解したそうです。
カメラがあるから、というわけではなくガチで不仲だと言うことがわかるエピソードです。
エピソード③M-1で目を合わせなかった!
芸人の晴れ舞台であるM-1グランプリは、歴戦の漫才師であっても緊張を隠せない舞台です。
本番前の舞台袖ではお互いを励ましあったり、ネタ合わせをギリギリまで行うなどコンビ達が絆を確かめながら出番に向けての準備を行っているのが普通の光景です。
ではさや香の二人はどうでしょうか。
M-1グランプリ決勝の出番直前に、新山さんは石井さんに「絶対ウケる、楽しんでいこう!」と声をかけたそうです。
コンビの絆を再確認する感動のシーンとしてドキュメンタリーなんかでよく見られるシーンですね。
それに対して石井さんは新山さんの方を一切見ずに、明らかにトーンが違う冷めたテンションで「お願いしまーす」と一言だけ呟いたそうです。
なんというか、その時の空気を想像すると少し胃が痛くなってきそうです。
M-1のアナザーストーリーでも喧嘩?
M-1のアナザーストーリーとは決勝に進出した芸人のこれまでの苦労やエピソードなどをドキュメンタリー方式で放送するというものです。
さや香の場合は現在のさや香の漫才が完成するまでの軌跡を追った密着映像でした。
2021年の夏ごろ、さや香としての漫才に行き詰っていた新山さんは現在ツッコミである自分をボケとし、石井さんをツッコミにという立ち位置の入れ替えを提案します。
しかしいきなりの提案、それも決定に近い形で「一方的に通達」されたと感じた石井さんは新山さんに反発します。
文句を言う石井さんに対して新山さんも「悪い話ではないやろ、なんで俺ばっかを悪者にすんねん」と強い口調で反論します。
その言葉にさらに石井さんもヒートアップ「(悪い話ではないと言えるほど)そんな簡単な話しちゃうやろ!」と言い放ちます。
新山さんはここで「この感じはヤバい」と判断したのでしょうか、密着カメラマンに「一回止めてください」とお願いしており映像はここで終わっています。
後に新山さんは「あのVTRはディレクターが知り合いだったからずっとタメ口で喋ってしまっていた。偉そうに映っていなかったかな」と心配していたようです。
視聴者が心配したのはどう考えてもそこではない気がするのですが。
エピソード④M-1の漫才が喧嘩にしか見えない!?
2023年、M1のファイナルに残った「さや香」は、誰しもが予想しなかったネタを持ってきました。
「見せ算」という、1+1はゼロになるから始まるもので数字を人に見立てたネタ。
新山さんが独走状態でネタをやり、石井さんが冷たく突っ込むというものでした。
しかし、視聴者には面白さが伝わらず、不仲説を知っている視聴者からはまるで本当の喧嘩のように見えるという意見があがっています。
確かに、ネタに独走する新山さんを迷惑そうに突っ込む姿が印象的でした。
「見せ算」はプロ受けするネタで、さや香本来の漫才という意見もあるようですが、王道ネタを外したことで優勝を逃してしまったのでしょう。
さや香ガチでM1の和牛枠に収まりそうなんだが、コンビ仲あんま良くないから解散しそうなのも加味して
— 鬼炎X (@onihomura913) December 24, 2023
さや香てM1において和牛みたいな運命なんかな
— モブ (@MADAO_lady) December 24, 2023
さや香は連続で決勝に残るも優勝を逃し、まるで「和牛」のようだという心配のコメントが相次いでいました。
和牛は2024年の3月末で解散することを発表し、解散はお互いの考え方の不一致が理由といわれています。
和牛もM1では決勝に進出するも優勝できず、不仲説が流れており、さや香と和牛が重なって見えてしまうのでしょう。
さや香は本当に不仲なの?石井が新山を嫌っている?
掘れば掘るだけ発掘されるさや香の不仲エピソードですが、どちらかというと石井さんが新山さんを嫌っているエピソードが多いような気がします。
実際は不仲というより、石井さんが一方的に新山さんを嫌いなだけというウワサもあります。
新山さんは石井さんが嫌いではない、ということでしょうか。
結局、さや香の二人はどういう関係、バランスなのかいくつかの証拠を確認しながらまとめていきましょう。
さや香は不仲芸を楽しんでいる?
テレビや舞台でちらほらとウワサになり、世間にも浸透し始めた不仲説を、さや香の二人は逆に利用しているのではないかといわれています。
明らかに意識して不仲芸で笑いを取っているシーンを二つほどご紹介しましょう。
オールザッツ漫才の大喜利コーナー
「ウエストランドにあってさや香にないもの」というお題で大喜利を振られた新山さん。
ウエストランドといえば2022年のM-1チャンピオンで、ツッコミの井口さんが相方の河本さんをこきおろすトークが人気です。
しかし、そんなネタとは裏腹にこの二人は実は仲がとても良いことでも知られています。
そんな状況と自分たちを見比べて、新山さんはウエストランドにあってさや香にない、というお題に対して、「仲の良さだろ!」と自虐しています。
しかも「ウエストランドはああ見えて実は仲がいい、ウチはほんとに悪い、だからM-1優勝できないんだよ!」と続けていました。
劇場でのライブ中に
他の芸人と共演した劇場ライブでのトークコーナーで、女性お笑いコンビ「天才ピアニスト」がエピソードトークにを披露します。
観客も大勢いる中で、そのエピソードに対して新山さんは「まぁでも天才ピアニストの二人は仲悪いから」と明らかにツッコミ待ちの発言をしています。
観客が戸惑いながら笑う中石井さんはそれに乗っかり、「いや仲悪いのはオレらやん」と発言し大爆笑をさらっていました。
ビジネス不仲、というよりは二人とも世間にも知られているこの状況をうまく利用している感じではないでしょうか。
不仲芸が世間にバレている?
こんな数多くの証拠があるため、さや香の不仲はいまや一般の視聴者にも完全に認識されてしまっています。
そのため最近では「コンビ仲が悪いことを利用して笑いをとっている」として批判の対象になることすらあります。
少し前には大御所の演芸場漫才師、「おぼんこぼん」さんがガチ不仲としてテレビ番組で取り上げられていたこともあり、さや香もその立ち位置を狙っているのでは?と思われているようです。
しかし、そもそもさや香は芸人としての実力もしっかり持っているため、今では不仲をイジられたところで以前のように険悪になることはなく、きっちり笑いを取っている場面の方が目立っています。
好き具合のバランスが取れてない?
さや香の二人がお互いに対して思うところがあるのは事実なのでしょうが、実はどうも新山さんは石井さんをそれほど嫌ってはいないようです。
実際インタビューなどでも新山さんは石井さんのリアクションを気にするかのように、チラチラと顔をうかがっていたり、笑顔で話を振ったりもしています。
一方の石井さんは相変わらずのそっけない態度ですが、インタビューなどで新山さんについて聞かれると、お笑いのセンスやネタなどに関して絶賛していることがほとんどです。
新山さんとは性格的に合わない、というだけで仕事に対しては石井さんも全幅の信頼を寄せているのでしょう。
ただし好きの度合いでいうと二人の間には少し差があるようで、どちらかというと新山さんの片思いとも言える状況が続いているようです。
さや香の二人は不仲確定!ただし仕事の相性は抜群!
人気上昇中のお笑い芸人コンビ、さや香の二人の不仲説はガチであるということが判明しました。
ただしこの状況を飲み込んで、それすら笑いに変えていく姿勢は芸人としてあるべき姿とも言えるでしょう。
過去にも不仲と言われながらもレジェンドとなった漫才師はたくさん存在します。
そんなレジェンドたちに続いていけるのか、これからのさや香の二人の活躍、そして関係性にも要注目です。