震災刈りはかっこいい?似合う顔と失敗しないためのポイントとは?

震災刈りは大正末期から昭和初期頃に流行した髪型です。

しかし、その震災刈りが令和の時代になって、再び人気が高まってきています。

震災刈りを知らない人でも、芸能人やスポーツ選手などもしているので「この髪型が震災刈りなのか」と思う人もいるはずです。

では、震災刈りとはどのような髪型であり、なぜ再び流行り始めたのでしょうか?

また、震災刈りはどのような人が似合う髪型なのでしょうか?

震災刈りってどんな髪型?

震災刈りは大正末期から昭和初期頃に流行した髪型ですが、令和になって再び人気が高まっています。

「震災刈りってどんな髪型?」と思う人もいるでしょう。

しかし、震災刈りをしている有名人もいるので、髪型を見れば「これを震災刈りというのか」と思う人もいるでしょう。

では、その震災刈りとは、どのような髪型のことなのでしょうか?

震災刈りの特徴

スタンダードな震災刈りはハーフロングほどの長さで七三や八二で分け分けた髪の三や二の側を短く刈り上げます。

ツーブロックに近いですが、サイドの片側を極端に刈り上げるのでアシメトリーな髪型です。

震災刈りをしたことのある有名人には、芸能人では松田翔太さんや小栗旬さん、スポーツ選手では本田圭佑さんや亀田興毅さんなどがいます。

震災刈りはいつからある?

震災刈りが流行したのは大正末期から昭和初期頃で、きっかけは1923年に起こった関東大震災です。

当時の職人たちが復興で大忙しとなったことで、汗を拭きやすくてセットが崩れにくい髪型として震災刈りが好まれたと言われています。

また、震災の影響で水不足となったので、少ない水で髪が洗えたことも震災刈りが流行った理由とも言われています。

震災刈りは人気が高い?

震災刈りは人気が高まっています。

その理由は震災刈りがおしゃれな髪型だからです。

「大正末期に流行った髪型がおしゃれ?」と疑問に思う人もいるでしょう。

しかし、震災刈りは人気の高いツーブロックの七三に近い髪型であり、さらにアシンメトリーの要素まで加わっています。

また、現代のアレンジと組み合わせることで、さらにおしゃれ度が上がります。

このような現代的な震災刈りは、ネオ震災刈りとして人気が高いです。

ビジネスの場でも問題ない?

髪を短めにすれば、震災刈りはビジネスの場でも問題ない髪型でしょう。

スッキリとした短めの髪は爽やかな印象を与えてくれます。

ただし、きつく刈り上げをするので、職種や会社などによっては禁止されていることもあるので注意が必要です。

また、アレンジを加えすぎるとビジネスの場に相応しくない髪型となることもあるので注意しましょう。

おしゃれな震災刈りとは?

現代のアレンジと組み合わせたネオ震災刈りはおしゃれ度が高くて人気です。

では、ネオ震災刈りではどのようなアレンジが加えられているのでしょうか?

フェード

フェードはトップに向かうにつれて徐々に濃くなるように髪を長く残して、グラデーションをつける刈り上げ方です。

全体を短く刈り上げないので、少し印象が柔らかくなります。

スタンダードな震災刈りできつい印象となる場合は、フェードを組み合わせると良いでしょう。

ライン

震災刈りにラインを入れれば、おしゃれ度が上がります。

ただし、アート系のラインはさすがにビジネスの場では厳しいです。

しかし、刈り上げとトップの髪の境目であるパートに、ラインの剃りを軽く1本入れるくらいであればビジネスの場でも問題ないでしょう。

パーマ

震災刈りは髪を長くしてパーマをかけてもおしゃれです。

また、セットがしやすくなることもメリットです。

パーマをかければ髪にボリュームが出せるので、髪が細くなったり、毛量が減り始めたりなどしてくる40代以降の人におすすめです。

震災刈りはどんな人が似合う?

震災刈りはおしゃれであり、勇ましい雰囲気も出せるので人気があります。

ただし、震災刈りは極端な刈り上げや、アシンメトリーなど、似合う人を選ぶ髪型です。

では、震災刈りはどのような人が似合う髪型なのでしょうか?

震災刈りが似合う輪郭

震災刈りはサイドを刈り上げて、トップの髪を分けて流すので、ハッキリと顔が見えます。

そのため、丸顔よりも面長に適した髪型でしょう。

パーマをあてなければボリュームが出ないので、面長のシルエットをスッキリとさせられます。

また、震災刈りは勇ましい印象を与えるので、ホームベース型のしっかりした輪郭にも適しているでしょう。

震災刈りが似合う年代

40代くらいになれば、髪が細くなったり、毛量が減ったりなどする人もいます。

サイドを刈り上げて、トップを短めにした震災刈りであれば、これらの問題をカバーすることができます。

パーマをあててトップにボリュームを出しても良いでしょう。

また、若い世代が震災刈りをしても良いでしょう。

若い世代であれば、爽やかな印象や清潔感を強調することができます。

震災刈りにする際のポイント

震災刈りは髪を刈り上げて短めにします。

そのため、失敗をすると取り返しがつかないこともあります。

震災刈りに失敗して後悔しないように、事前に注意点を押さえておきましょう。

仕上がりをイメージしておく

震災刈りでは「トップの髪の長さをどのくらいにするのか?」「パーマやラインなどのアレンジは加えるのか?」など、いろいろなバリエーションがあります。

そのため、震災刈りの中でも、どのような種類のものにして、その髪型が自分に似合うかを事前に確認しておきましょう。

また、「震災刈りにしたい」とだけ美容師に伝えてしまうと、想像していた髪型にならず、失敗する可能性があります。

事前にイメージしている仕上がりを、美容師にはしっかりと伝えるようにしましょう。

言葉で説明できない場合は画像を用意しておくと良いでしょう。

美容師に相談する

イメージ通りの髪型にしてもらったが、仕上がりがイメージ通りではないことはよくあります。

素人では仕上がり後の髪型を想像して、それが自分に似合うかを判断することは難しいです。

そのため、初めて震災刈りに挑戦する際には、美容師に相談しましょう。

美容師であれば、震災刈りが似合うか髪を切る前に的確な判断ができます。

また、震災刈りの中でも似合う種類を勧めてもらえることもあるでしょう。

震災刈りに挑戦してみよう

震災刈りはおしゃれで人気が高まっています。

ビジネスの場でもできる髪型であり、短めな髪が爽やかな印象を与えたり、パーマをかけることでトップにボリュームが出せたりなどできることから40代以降の人におすすめです。

40代になると、新しい髪型に挑戦することに抵抗を感じる人もいます。

しかし、40代を機にガラッと髪型を変えてみるのも良いでしょう。

おしゃれな髪型にして、周囲を驚かせてみましょう。