【完全版】スプリットタンのやり方4選!料金やメリット・デメリットも紹介!

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近年、SNS等でも見かける機会の増えたスプリットタン。

特に若い人に多く見られ、おしゃれの一環として取り入れる人も増えています。

今回は、そんなスプリットタンのやり方や料金、メリット・デメリット、元に戻せるのかなどについてまとめていきます。

【蛇舌】スプリットタンとは?蛇にピアスで有名になった?

スプリットタンは、舌に施す人体改造の1種で、蛇舌とも呼ばれています。

ここでは、スプリットタンにしたらできることやスプリットタンにするときの注意点について紹介します。

また、スプリットタンが有名になるきっかけとなった映画についても触れていきます。

スプリットタンとは?人体改造の1種?

スプリットタンとは、舌の先を切ることで蛇のように二股に分かれた舌、いわゆるスネークタンに改造する、ファッションの一種です。

分かれた舌先を動かして独特な音を出したり、舌先にストローなどを挟んだりすることができるため、インパクト大のお洒落として注目されています。

また、タトゥーやピアスといった人体改造の中でも比較的簡単に行えるのも特徴です。

とはいえ、スプリットタンの手術は、合併症や後遺症が生じる可能性があり、自分で行うのはかなり危険なため、専門的な医師や外科医に頼んで行ってもらうことをお勧めします。

スプリットタンは、前述の通り人体改造の1種だと言われています。

人体改造には、身体変工と呼ばれる民族的・伝統的な習慣から行うものやスプリットタンやタトゥーなどの装飾・ファッションのために行うもの、拷問によるものなどがあります。

スプリットタンの元ネタは蛇にピアス?

スプリットタンをする人は、2008年に映画「蛇にピアス」が公開されてから爆発的に増えました。

「蛇にピアス」とは芥川賞などを受賞した金原ひとみさんの同名の小説を映画化した作品です。

主演の吉田由里子さんが演じる主人公が映画の中でスプリットタンを行ったため、話題となり、公開後にはスプリットタンを実際におこなう人が公開前より5倍に増えました。

「蛇にピアス」は、スプリットタンの元ネタというよりスプリットタンが広まったきっかけといえるでしょう。

スプリットタンのやり方4選!値段も紹介!

スプリットタンに興味が沸いた、自分でもやってみたいという場合は、どこでどのように行えばよいのでしょうか。

スプリットタンにする方法は4つあり、それぞれメリット・デメリットが違います。

また、気になる費用についても紹介します。

やり方①自分で舌を切る

スプリットタンを最も安く行う方法は自分でハサミで舌を切ることです。

実際にTwitterなどで自分でハサミで少しずつ舌を切って、スプリットタンにしたという人はちらほら見かけますが、その画像はとてもグロく、閲覧注意です。

また、自分で舌を切るということは、自傷行為の1つですし、もちろん麻酔をしないため、かなり痛いと思われます。

また、「舌を噛んで自殺をする」とよく言われるように、それほど舌を切ると出血量が多くなるため、命の危険を覚悟のうえで行わなければいけません。

やり方②タイオフ

スプリットタンの2つ目の方法は、「蛇にピアス」でも行われた「タイオフ」というやり方です。

「タイオフ」とは、舌にピアスを開けてからそのピアスホールを広げていくやり方です。

まずは、ニードルを使って舌ピアスを開けます。そこから、太めのデンタルフロスなどの糸をピアスホールに通し、舌の先端までグルグル巻きにして、強く結びます。

こうすることで、ピアスの穴が拡張していき、1か月後にはスプリットタンが完成します。

「タイオフ」のやり方でスプリットタンをすると、約30日の間、24時間ずっと舌に鈍痛が走り続けます。

相当な根性と忍耐力、精神力が必要になることがわかります。

やり方③ボディスタジオで行う

3つ目のスプリットタンのやり方として挙げられるのは、ピアススタジオやボディカスタマイズスタジオに行くことです。

ボディカスタマイズスタジオとは、ボディピアスをしたり、タトゥーを入れてくれたりするところです。

ピアススタジオやボディカスタマイズスタジオなら、どこでもスプリットタンにしてもらえるわけではありませんが、電気メスを使ってスプリットタンにしてくれるところもあります。

しかし、医師や看護師でもないのにかかわらず、確かな技術を持つなどの売り文句で、ピアスを開けたり、スプリットタンをしたりするスタジオも多く、そうした行為は違法ですので注意が必要です。

ピアスの穴をあけることは、皮膚や組織に傷をつける医療行為に当たるため、日本では医療機関でのみ許可されています。

電気メスでスプリットタンにする行為も同様の認識をしてよいでしょう。

ボディカスタマイズスタジオでスプリットタンにしようとする場合は、そのスタジオに医師が在籍しているかどうか確認する必要があるでしょう。

やり方④口腔外科でレーザー施術する

スプリットタンにするうえで最も安全な方法として挙げられるのが、レーザー治療です。

口腔外科ではレーザーを使って舌を切る治療で、スプリットタンにします。

レーザーでの治療と聞くと出血が多そうに聞こえるかもしれませんが、舌を熱で焼き切るのと同時に止血もするので安心です。

また、施術後は出血が少なく、傷の治りも早いため、命の危険は少ないと思われます。

医療機関でのレーザー治療は神経を傷つける可能性も低く、合併症の危険性も低いです。

しかし、一度舌を傷つけることになるには変わりないため、施術医としっかり話し合って決めるとよいでしょう

【料金表】スプリットタンの値段一覧

スプリットタン施術には、一体いくらかかるのでしょうか。

参考に2つのクリニックの料金表を紹介します。

クリニックA

初診料 3300円
再診料 1100円
スプリットタン 55000円
スプリットタン再施術 33000円
スプリットタン修復 110000円

 

クリニックB

スプリットタン 55000円
+縫合 11000円
舌小帯切除 22000円

こうして見ると、スプリットタン施術だけでも約5万円~6万円程度かかることがわかります。

スプリットタンのメリット・デメリット4選!スプリットタンは治せる?

スプリットタンにすることにはいくつかのメリット・デメリットがあります。

一度スプリットタンにしてから後悔しないために、それらについて知っておく必要があるでしょう。

また、スプリットタンは元に戻せるのかについても解説していきます。

メリット①自己肯定感が高まる

スプリットタンをすることのメリットの1つ目は、自己肯定感が高まることです。

特に、爬虫類が好きだったり、スプリットタンの人を見てかっこいい、可愛いと思ったりする方は、自分もスプリットタンにすることで、より自分のことを好きになれるでしょう。

スプリットタンにして自己肯定感を高めたことで、毎日が楽しくなった人もいるんだとか。

メリット②おしゃれに見える

スプリットタンにすることにメリット2つ目は、おしゃれに見えることです。

映画「蛇にピアス」公開後、スプリットタンにする人が公開前の約5倍に増えたことからもわかるように、スプリットタンをお洒落だと思う人は少なくありません

おしゃれでピアスをつけるのと同じ感覚で、スプリットタンにするのもよいでしょう。

デメリット①めちゃくちゃ痛い

見た目からしてわかると思われますが、スプリットタンは、医療機関でやったとしても、痛みを伴います

舌を2つに裂くわけですから、痛いのは当たり前です。

また、費用が掛からないように自分で行ったりや間違ったやり方をしたりすると、不衛生な場所や器具での施術によって想像を絶するほどの痛みを伴う場合があります。

デメリット②食事が満足に取れない

スプリットタンにしたばかりの人は、食事をとれないというのは本当なのでしょうか。

スプリットタンにすると、先に述べたように口内にかなりの痛みが伴います。

口内炎を発症したことの人はお分かりのように、舌が痛いとまともに食事がとれなくなります

スプリットタンにしたばかりの人はスープを飲むくらいしか食事をとれません。

もちろん、慣れてきたらおかゆや普通のご飯も食べられるようになります。

スプリットタンをやって後悔した人も?

スプリットタンはおしゃれに見えますが、スプリットタンにしたことで後悔している人がいることも事実です。

後悔する理由としては、痛みで狂いそうになる、周囲の人に受け入れられない、元に戻すことは難しいため、親になったときに恥ずかしい、スプリットタンに憧れを持っていても一度してしまうとこんなものかと感じる等があります。

 

スプリットタンは治せる?

一度スプリットタンにした舌は治せるのでしょうか。

結論、長期間スプリットタンになっている舌は、元に戻すことは難しいです。

施術後、すぐに自然と元に戻ってしまうこともありますが、医療機関等でスプリットタンにした場合は戻らないように施術をするのでその可能性は低いです。

切り込みが深い場合は治すのが難しいため、どうしても直したい場合は口腔外科や形成外科に相談に行くのが良いです。

病院では舌をもう一度切開してから縫合する治療が施されますが、完全に元には戻らず、知覚・味覚異常が起きたり、跡に残ったりしますので、スプリットタンにするときはよく考える必要があります。

【まとめ】スプリットタンのやり方4選!料金やメリット・デメリットも紹介!

今回はスプリットタンのやり方やかかる費用、メリット・デメリットについてまとめてみました!

自分でハサミを用いてやる以外にも、タイオフやボディスタジオ、医療機関で行う方法があるということがわかりました!

やり方によってかかる費用や安全性が違うため、自分に合ったやり方でスプリットタンにすると良いでしょう。

また、一度スプリットタンにすると元に戻らなかったり、後悔したりする場合があるため、本当にスプリットタンにしてもよいかどうか、よく考える必要がありそうです。

ピアスのように気軽に、スプリットタンもできるような時代が来ると良いですね。