近年NHK朝ドラ「ブギウギ」で再び注目を集めていて、「ブギの女王」として一時代を築いた歌手の笠置シヅ子さんの娘・亀井エイ子さんを皆さんご存知でしょうか?
近年母であるシヅ子さんの半生を綴った本を監修したりなど、メディアに出る機会も少し増えてきている亀井エイ子さんですが、ご自身はほとんどメディアに出演することはありません。
亀井さんは未婚の両親の間に生まれたり、過去には殺害予告を受けていたりなど、実は波乱万丈の人生を過ごしていることもわかりました。
一体、亀井エイ子さんとはどのような人物なのでしょうか?
今回は、笠置シヅ子さんの娘の亀井エイ子の現在やプロフィールについて紹介します。
目次
笠置シヅ子の娘・亀井エイ子の現在は謎?どんな生活をしている?
笠置シヅ子さんの一人娘である亀井エイ子さんは、母の死後はメディアにはほとんど姿を見せず、母のシヅ子さんに関して直接言及することはほとんどありませんでした。
しかし、2021年以降はメディアにも出演するようになり、朝ドラ「ブギウギ」の放送をきっかけにメディアのインタビューにも答えるようになっています。
一体、亀井さんは現在どのような生活をしているのでしょうか?
ここからは、亀井エイ子さんの現在の様子について画像とともに詳しく解説します。
笠置シヅ子の娘がテレビ出演!珍しい姿を披露!?
笠置シヅ子さんの娘さんである亀井エイ子さんは長らくメディアに出演してませんでしたが、2021年頃にメディアのインタビューに答えていたことがわかりました。
その後NHK朝ドラ「ブギウギ」でシヅ子さんが様々な形でクローズアップされると、亀井さんはシヅ子さんのムック本でのインタビューやテレビ出演をするようになっています。
朝ドラの放送に合わせて人前に出る機会も増え、2023年10月には笠置さんの出身地である香川県東かがわ市で開催されたトークイベントにも出演したのです。
また笠置シヅ子さんの人生をまとめた著書「笠置シヅ子 その言葉と人生」では、写真を提供するなど監修を担当しています。
ちなみに上記の写真当時は74歳だったそうですが、元気な姿でインタビューに答えていました。
これは当時かなり珍しいインタビューだったそうで、業界では驚きの声が上がったのです。
ドラマのヒットで、以前よりも公の場に出る機会が増えている亀井さんですが、テレビなどで母親のことを語るのはそれほどないよう。
一般人ということでなかなか現在の状況を知ることは難しいですが、母である笠置シヅ子さんについて活動されていることがわかりますね。
笠置シヅ子の娘は誰?メディアに出演している?
ブギウギの女王として知られる歌手の笠置シヅ子さんの娘さんは、亀井エイ子さんであることがわかりました。
兄弟はおらず、笠置さんにとって亀井さんは1人娘です。
最近になってメディアに出演するようになり、その名が知られるようになった亀井さんですが、実は生い立ちも波乱万丈であったことがわかりました。
ここからは、亀井エイ子さんの生い立ちなどについて解説していきます。
笠置シヅ子と吉本興業創業者の娘が亀井エイ子!入籍は?
笠置シヅ子さんの1人娘である亀井エイ子さんの父親は、吉本興業創業者・吉本せいの息子の吉本穎右(よしもとえいすけ)さんであることがわかりました。
戦時中、名古屋の御園座で知り合った2人は交際をはじめますが、間も無く戦局が激しくなり穎右さんも結核にかかってしまいます。
しかし、シヅ子さんの家は空襲によって焼かれてしまい、2人は東京の市ヶ谷に住居を移しました。
戦後、シヅ子さんには妊娠が発覚しますが、穎右さんの母親のせいさんからは結婚を反対されたことから、2人は時間がかかっても説得させようという決断をします。
しかし元々身体が弱かった穎右さんは大阪に戻った時に体調を崩し、そのままシヅ子さんに会うことなく亡くなってしまいました。
夫に会えずに亡くなったシヅ子さんのショックは大きく、身重の身でありながら睡眠薬が手放せない状態になる程だったのです。
そして穎右さんの死から10日後、シヅ子さんは無事にエイコさんを出産しました。
ちなみにシヅ子さんと穎右さんは最後まで籍を入れることはなく、シヅ子さんは未婚の母としてエイコさんを育てることになったのです。
こちらのエピソードは朝ドラ「ブギウギ」でもかなり詳細に、史実に基づいて描かれた部分でしたよね。
笠置シヅ子は東京ブギウギで一躍有名人!?紅白出演も?
笠置シヅ子さんが一躍有名になったのは、戦後間もない1947年のことです。
作曲家の服部良一さんによる、「東京ブギウギ」を発表すると、たちまち評判となりその激しいダンスと力強いヴォーカルで高い人気を得ました。
それから、「ブギの女王」と呼ばれるようになり、その後も「買い物ブギ」など立て続けにヒットを連発しました。
NHK紅白歌合戦は第2回で初出場し、買い物ブギを歌って大喝采を浴びました。
その後は第3回、4回、7回と計紅白には4回出場経験があり、第7回の時には大トリの大役を務めたのです。
笠置シヅ子の娘はメディア出演多数!注目されていた?
笠置シヅ子さんはシングルマザーとして、1人娘の亀井エイ子さんを懸命に育ててきました。
時にはエイ子さんを連れて、公演会場に行ったりテレビ出演をしたこともあったそうです。
そのためシヅ子さんは、まだエイ子さんが赤ん坊だった頃は楽屋で乳を与えたりあやしたりしていたそうです。
ただし、笠置さんの恋人だった穎右さんは父親として認知されておらず、エイ子さんは父親がいないことになっています。
エイ子さんはこうして知られる存在になりましたが、シヅ子さんは未婚の母として愚痴を周囲にこぼさずエイ子さんを育て続けました。
ステージでは常に全身全霊で熱唱を続けていたので、エイ子さんが幼い頃の笠置さんは文字通り全力で日々の生活を駆けずり回っていたのかもしれませんね。
笠置シヅ子は高額納税者!?脅迫されたことがある?
数多くのヒット曲を飛ばし続けたことで、笠置シヅ子さんは高額納税者となりました。
そして有名になりすぎたことで、笠置さんは殺害予告を受けることになったのです。
1954年に自宅に突如脅迫文が届き、そこには「金を用意しないと娘を殺す」と記載されていました。
笠置さんは犯人と直接交渉し、東京自由が丘の電話ボックスでお金を渡すという取り決めをしたのです。
この時笠置さんは、すでに警察にこれら一部始終を話していて、受け渡しの時に犯人は無事に逮捕されました。
無事に事件は解決し、エイ子さんには何もありませんでしたが、この事件はシヅ子さんにとってかなりのショックを与えたのです。
笠置シヅ子は娘をメディアから遠ざけた?母親の一番の弱みとは?
笠置シヅ子さんは国民的歌手になったことで、同時に当時子供だったエイ子さんにも大きな注目が浴びるようになりました。
上記の写真のように、当時の笠置さんはエイ子さんの顔をそのまま雑誌に載せたり、一般の方の写真にも収めるのも断らないなど、かなりオープンな対応をしていたようです。
しかし当時は、現在とことなり個人情報の保護という概念がなく住所や電話番号が普通に公開されている時代でした。
こうしたことが原因でエイ子さんの存在が広く知られてしまったことで、前述のような脅迫事件に発展してしまったのです。
母親の弱みをつかれたことで笠置さんは大きなショックを受け、これ以降エイ子さんはメディアから遠ざけることを決めました。
つい最近までエイ子さんはメディアの取材に応じることはほとんどありませんでしたが、もしかしたらこのような背景が裏にあったのかもしれませんね。
笠置シヅ子の娘の亀井エイ子さんは、現在も元気で生活している!
今回は、ブギの女王として有名な笠置シヅ子さんの娘さんの現在について紹介してきました。
笠置さんには娘さんが1人いて、名前は亀井エイ子さんであることが判明しています。
ちなみに父親は吉本興業創業者の吉本せいさんの息子である、吉本穎右さんとされてますが、エイ子さんが生まれる前に亡くなっていて、かつ認知もされていないことがわかっています。
長らくメディアに出演することはありませんでしたが、近年朝ドラで笠置さんが注目されたことによって、インタビューで母親のことを語る機会が多くなったようです。
インタビューなどメディア出演したことにより、一般人でありながらも現在のエイ子さんの活動などを垣間見ることができました。
母の笠置シヅ子さんはすでに亡くなってしまいましたが、亀井エイ子さんにはこれからも元気で長生きしてほしいですね!