【徹底解説】工学院大学はFランクで恥ずかしい大学?口コミや評判も調査!

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爪楊枝やマシュマロで、授業を行う大学をご存じでしょうか。

それは東京四工大の1つ、工学院大学です。

無人運転自動車や癌を消す光線など、夢を実現する技術を学べます。

しかし工学院大学を調べると、工学院大学恥ずかしい、ついていけない、偏差値はfランなど、悪い評判が目立ちます。

そこで、今回はなぜ工学院大学恥ずかしいのか、本当の評判、偏差値や難易度を徹底調査しました。

工学院大学はFランクで恥ずかしい大学?偏差値や難易度を徹底調査!

工学院大学は、創立135年の歴史が長い大学です。

工学院大学の前身、工手学校は渋沢栄一が顧問だった学校で1949年に工学院大学は設置されました。

渋沢栄一にゆかりがある工学院大学ですが、偏差値が低い、fラン大学と言われているようです。

そこで、現在の工学院大学の偏差値について調査しました。

工学院大学の偏差値

工学院大学の偏差値は50~60になっております。

工学院大学は4学部15学科、各学部に偏差値60近くの学科があります。

では実際に、大手進学塾ごとの偏差値を見てみましょう。

河合塾

学部ランキング(偏差値) 最も偏差値が高い学科
1.建築学部(60) 建築
2.情報学部(57) 応用科学
3.先進工学部(57) 情報通信工/情報デザイン
4.工学部(55) 電気電子工

学部、学科ともに建築が1位です。

大学偏差値研究所

学部ランキング(偏差値) 最も偏差値が高い学科
1.建築学部(60) 建築
2.先進工学部(57) 応用化
4.工学部(55) 機械工
2.情報学部(55) コンピューター/情報デザイン

こちらも建築が1位で、偏差値も60と高いです。

東進

学部ランキング(偏差値) 最も偏差値が高い学科
1.工学部(60) 機械工/電気電子工/機会システム
2.先進工学部(60) 応用化
3.建築学部(59) 建築
4.情報学部(58) コンピューター科学/情報通信工/建築デザイン

工学部、先進工学部ともに、学科の最高偏差値は60でした

しかし、工学部の方が偏差値60の学科が多いので、学部ランキングで工学部が1位です。

ベネッセ

学部ランキング(偏差値) 最も偏差値が高い学科
1.建築学部(61) 建築
2.工学部(58) 機会工/電気電子工
3.情報学部(59) 情報デザイン
4.先進工学部(59) 応用化

学部、学科ともに建築が1位でした。

2位以下の学部は、塾ごとに異なります。

今までの結果をまとめ、改めて学部の偏差値ランキングを作りました。

工学院大学の学部内偏差値ランキング

学部 各塾の最高偏差値学科
1.建築学部 59~61
2.先進工学部 57~60
3.工学部 55~60
4.情報学部 55~59

建築学部が最も偏差値が高い学部でした。

先進工学部、工学部、情報学部は学科が多いので、偏差値の差があります。

情報学部は近年倍率が上昇傾向で、偏差値も上がっているようです。

しかし、55以下の偏差値はありませんでした。

工学院大学はFランではない?

上記の結果から、工学院大学はFランではありません。

大学のfランとは、偏差値が35未満の大学を指しますが、なぜ工学院大学はFランと言われるのでしょうか。

その理由を調査した結果、昔の偏差値と知名度が原因だとわかりました。

河合塾のデータで、工学院大学の工学部の2010年の偏差値は、35.0~42.5でした。

昔の印象から、現在も工学院大学はFランのイメージが残っているのでしょう。

もう1つの原因は、知名度の低さです。

四工大の中で、工学院大学の立ち位置は低いと言われています。

その理由は、四工大は元々3校の協定でした。

そこに工学院大学が加入し、四工大になりました。

新参者になるので、立ち位置は低く知名度も高くなく、知らない大学名を聞くとFラン大学と感じてしまいます。

しかし、偏差値上がった工学院大学は、今や四工大の1つです。

工学院大学恥ずかしいと思う必要はありません。

工学院大学の入試は難しい?共通テストの得点率は?

共通テストとは、大学のセンター試験の代わりに始まった、各大学と、大学入試センターが共同で行う試験です。

共通テストの結果が良ければ、その結果を志望校に提出できます。

大学によっては、共通テストで合格基準を超えれば、大学独自の受験は免除される場合もあります。

工学院大学も共通テストの結果で、入試の合否を決める制度を取り入れています。

工学院大学を共通テストで合格するには、どれくらいの得点率が必要なのでしょうか。

2023年の共通テストの結果を元に、学部ごとにまとめました。

学部 2023年1月実施 共通テスト得点率
建築学部 65%~72%
先進工学部 61%~78%
工学部 61%~64%
情報学部 61%~75%

共通テストの得点率が60%で、偏差値50の大学レベルです。

工学院大学の偏差値は50~60なので、どの学部も共通テストを利用する場合、得点率は65%以上、必要になります。

【徹底比較】工学院大学の大学ランキング!就職が強い?

工学院大学は就職に強いと言われているようです。

2021年(令和3年)の就職内定率は96.4%でした。

文部科学省が発表した、同年の大学の就職内定率は95.8%を上回っています。

工学院大学は専門性の高さから、毎年1万以上の企業から求人が来ます。

参照:文部科学省https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/naitei/kekka/k_detail/1422624_00003.htm

工学院大学の大学ランキングは何位?

工学院大学は偏差値において全国大学ランキングで63位でした。

同順位には、津田塾大学、東京女子大学、獨協大学がランクインしています。

津田塾大学と東京女子大学、獨協大学はいずれも偏差値の高い大学として有名であり、工学院大学も同率であることから、Fラン大学で恥ずかしいという思いをする必要は全くないでしょう。

工学院大学は文系だと大亜東帝国と同じくらい?

工学院大学と大東亜帝国は同レベルなのでしょうか?

大東亜帝国とは、5校の文系大学の略称です。

工学院大学と、文系の大東亜帝国の偏差値を比べました。

大東亜帝国 偏差値 順位
大東文化大学 49.6 153位
東海大学 48.6 167位
亜細亜大学 51.4 131位
帝京大学 48.5 170位
国士舘大学 50.9 139位

偏差値を見ると、工学院大学の方が総合的に偏差値は高いです。

工学院大学の偏差値は50~60で、大学ランキングも63位で圧倒的な差があります。

また、世間からの評価も圧倒的に工学院大学の方が高いことが分かりました。

結論、工学院大学と大東亜帝国は同じレベルとは言えないように思われます。

工学院大学は就職に強い?就職実績を紹介!

就職率96.4%を誇る工学院大学の、主な就職先をまとめました。

★機械系
キャノン・スズキ・SUBARU・デンソー・JR東海・凸版印刷・ニコン・日産自動車
・日立製作所・本田技研工業・マツダ・三菱重工業・ヤマハ発動機・横浜ゴム

★化学系
アマダ・アルプスアルパイン・太陽誘電・電源開発・東芝インフラシステムズ・キューピー・
コニカミノルタ・三菱化工機・明電舎など
★電気系
大林組・関電工・スタンレー電気・ソニーセミコンダクタソリューションズ・パナソニック
東芝エレベーター・東芝デバイス&ストレージなど
★建設系
旭化成ホームズ・鹿島建設・清水建設・積水ハウス・住友林業・大成建設・大和ハウス工業
竹中工務店・日立設計など
★情報系
NECソリューションズイノベータ・NTTドコモ・キャノンITソリューションズ・京セラ・
KDDI・サイバーエージェント・富士通など

 

どの分野も有名企業が、入っています。

工学院大学は就職に非常に強いということが分かります。

「有名企業への就職に強い大学」トップ200校で工学院大学は、39位をたたき出しています。

39位は非常にすごい順位ですが、順位だけを聞いても分からないと思われますので、下にランキングをまとめました!

順位 大学
36位 東京都立大学
38位 立命館大学
39位 工学院大学
40位 法政大学
43位 筑波大学

工学院大学の四工大の中で立ち位置は?

四工大の始まりは、1996年1月です。

当時は芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学の3校を指していましたが、1998年に工学院大学が加入し、今の四工大になりました。

四工大が誕生した理由は、総合大学に負けないためです。

1996年頃、高校生の人気進学先は、地方の総合大学でした。

バブル崩壊後、将来の安定を求める若者が多かったからです。

そこで、東京の理系大学が一致団結し、各大学を相互開放する四工大が誕生しました。

工学院大学は、四工大の中でどの立ち位置にいるのでしょうか。

四工大の偏差値をランキングにしました。

工学院大学は、四工大の中で偏差値で上から2番目の立ち位置にいます。

河合塾のデータで工学院大学の偏差値は2010年は35~42.5でしたが、2023年で56まで上がりました。

工学院大学の偏差値が上がって、頭が良すぎる?


現在の工学院大学は、頭が良すぎると言われています。

その理由は、工学院大学の豊富な学科と輩出した人材です。

工学院大学では、先進工学部の中に、応用物理学科があります。

1つの大学で、工学と理学の両方が学べるのが最大の魅力です。

もう1つが輩出した人材です。

工学院大学の建築学部は、一級建築士を多く輩出しているようです。

2022年の一級建築士試験では、大学合格者数ランキング第6位でした。

学べる範囲の広さ、人材の輩出が工学院大学が頭が良すぎると言われている理由です。

工学院大学の口コミ7選を紹介!

工学院大学の偏差値や、立ち位置を調査しました。

しかし、いざ受験する時、実際の大学生活はどうなのか気になります。

そこで、工学院大学の学生の口コミ7選をごします。

良い口コミ①キャンパスが新宿で立地が最高

.工学院大学は、新宿と八王子にキャンパスがあります。

1,2年生は八王子で、3年生は新宿キャンパスです。

4年生は研究室によって異なるようですが、新宿キャンパスは新宿区西新宿にあります。

最寄り駅は都庁駅で、都庁駅から徒歩3分で行けるようです。

良い口コミ②就職ではMARCH理系と同等の評価?

.MARCH理系と同等の就職率でしたが、はMARCH理系より工学院大学が上と言われています。

MARCHとは大東亜帝国と同じく、大学群の総称です。

Mは明治大学、Aは青山学院大学、Rは立教大学、Cは中央大学、Hは法政大学で、この5校の理系学部よりも工学院大学の就職率が高いです。

良い口コミ③就職のサポートも手厚い

.工学院大学では1年生から就職に向けて動きます。

2年生ではインターンシップを受けることができます。

工学院大学の高い就職率を支えているのは、就職支援センターです。

新宿キャンパスは2階に、八王子キャンパスは18号館4階にあります。

多くの学生が利用しますが、オンラインの個人面談も可能ですので、ゆっくり相談できます。

良い口コミ④勉強熱心で頭いい学生が多い?

.理系単一の大学なので、勉強熱心で頭いい学生が多いです。

工学院大学は160以上の研究室があり、細かく専門分野を学べます。

3年生時に希望の研究室に入るために、1~2年生から勉強熱心な学生が多いです。

悪い口コミ⑤知名度が他大学と比べて低い

.理系大学は多いですが、工学に特化した大学は数少ないです。

そのため知名度が他大学と比べて低いです。

さらに工学院大学と名前が似ている学校があり、その学校の方が知名度が高いようです。

その学校は、日本工学院専門学校です。

同じ東京都で大田区にあり、専門学校なので入学のハードルが、工学院大学より低いと言えます。

同じ工学の専門教育機関であれば、入学しやすい学校を志望するのは当然です。

悪い口コミ⑥授業についていけなくて留年率が高い

.1年生の必修科目で、1/3の学生が単位を落とします。

頭いい大学で、授業についていけない新入生が多くいます。

この要因は、合格が推薦入試か、一般入試だったか影響しています。

推薦入試の合格者は秋頃に合格が決まるため、入学まで遊ぶ人が多いようです。

その間、一般入試組は勉強し合格後すぐ入学します。

入学までの期間の過ごし方で、授業についていけるかが変わるのは一目瞭然ですね。

悪い口コミ⑦サークルの数が少なくて授業が長い

.工学院大学の公認サークルは21サークルです。

4年制の大学では非常に少ない数でしょう。

授業が長いのでサークル活動する時間がほとんど取れないようです。

同じ四工大、芝浦工業大学のサークル数は35です。

東京都市大学は32、東京電機大学は100以上あると言われていますので、工学院大学でサークル活動を楽しむというのはなかなか難しいことでしょう。

工学院大学はどんな大学?

工学院大学は、希少な工学系大学です。

専門性が高く、頭いい学生が多く在籍し渋沢栄一が顧問を務めた歴史のある、大学でした。

また、4工大のなかでも工学院大学の評価は高く、有名企業への就職率は筑波大学よりも高く立命館大学の次のランクであったことが分かりました。

偏差値を見ても、Fランクと言える要素は全くなく恥ずかしい大学でもない大学に思われます!

工学院大学は恥ずかしい・ヤバい・Fランなどの噂はデマに近く、気にする必要はない噂のようですね!