味覚糖株式会社から出ている「シゲキックス」ですが、ネットではシゲキックス死亡という、ただならぬワードがヒットするようです。
なかなか過激なワードですが、一体どういうことなのでしょうか?
1992年から続くロングセラー商品ですが、噂では販売中止になっているとの言葉もあります。
しかし、シゲキックスを食べて死亡したという事実はありません。
なぜシゲキックス死亡という噂が流れたのか、その理由と真相を探っていきたいと思います。
目次
シゲキックスで死亡する?食べ過ぎによる副作用5選!
シゲキックスで死亡したという噂はただの噂でした。
しかし、シゲキックスを食べ過ぎると副作用がある、という噂はデマとは言い切れないようです。
もちろんどんな食品でも過度に摂取すれば体に悪影響を与えるのは真実です。
シゲキックスを食べ過ぎた場合、起こりうる副作用を5つ紹介します。
シゲキックスを食べ過ぎると死亡する?
シゲキックスを食べ過ぎて死亡した、という噂は真実ではありません。
おそらく酸っぱすぎて死亡、という書き込みが噂の出所ではないでしょうか。
SNS上には、食べ過ぎたことにより死亡した、という言葉が多く書きこまれています。
あまりの酸っぱさに死亡ということのようです。
とはいえ誤飲という危険はつきもの、一気に食べるのは避けた方がいいでしょう。
副作用①食べ過ぎるとお腹が緩くなる?
シゲキックスにはソルビトールという物質が入っています。
このソルビトールは人工甘味料ですが、バラ科ナナカマド属の植物など自然界にも存在する物質です。
しかし、依存性が高いという性質があり過剰摂取しやすく、小腸で吸収されにくいという特徴があります。
それゆえお腹が緩くなる人もいるようです。
ソルビトール接種の目安は1日50gまで、シゲキックスは1袋20gほど、さらに1袋に使用されているソルビトールは微量だと思われるので相当量を食べないと害は出ません。
とはいえ、個々の体質もあるのでお腹が緩くなったと感じる人もいるのではないでしょうか。
シゲキックスの原材料とは?
砂糖(タイ製造、国内製造)、ゼラチン、濃縮りんご果汁、殺菌乳酸菌飲料、果糖ぶどう糖液糖、水飴/甘味料(ソルビトール、アセスルファムK、スクラロース)、酸味料、ゲル化剤(増粘多糖類)、加工澱粉、グリセリン、ビタミンC、香料、炭酸カルシウム、着色料(クチナシ)、(一部に乳成分・りんご・ゼラチンを含む)
引用:UHA味覚糖公式
上記は「激シゲキックス~極刺激ソーダ~」の原材料。
甘味料としてソルビトール以外にも、アセスルファムKが使用されていますが、アセスルファムKは体への吸収率がほぼゼロ、全てが体外へ排出される甘味料です。
免疫力が働き、アセスルファムKを体外へ排出させるのですが、その際に体の水分を多量に使用します。
その為、お腹が緩くなりやすいのです。
しかし実験では、アセスルファムKが入った飲料水を飲んでも下痢になったという人はおらず、こちらも体質によって異なるといえるでしょう。
また、シゲキックスで死亡するという噂に関連した原材料は入っていません。
副作用②食べ過ぎると舌が傷ついて痛くなる?
シゲキックスの酸味料にはクエン酸も使用されているようです。
2011年には世界一酸っぱい「ウォーヘッドキャンディ」を食べた4歳児の舌の皮が剝がれてしまうという事故がありました。
このキャンディにはクエン酸をはじめ酸味料が多量に使用されています。
シゲキックスはそこまで危険なものではありませんが、酸味料が舌に与える刺激こそが売りのひとつです。
刺激の強い食べ物は舌の粘膜にダメージを与えるので、痛みを感じてしまうのです。
必要以上に過剰摂取することで、舌へのダメージもかなり大きなものになるのではないでしょうか。
また、シゲキックスにはアレルギー物質として「りんご」の表記があります。
りんごは口腔アレルギーを引き起こし、舌がピリピリと痛むといった症状を引き起こすので、花粉症の人やアレルギー体質の人は注意が必要です。
副作用③シゲキックスを食べ過ぎると太る?
シゲキックスには様々な種類のものがありますが、どれもカロリーは1袋62kcalから65kcalほどです。
また酸っぱさに目が行きがちですが、糖質もかなり高めになっていました。
糖質は1袋当たりおよそ16gとなっており、糖質が高いことで有名な白米は茶碗一杯分100gで37g、比率的には白米よりもかなり高い糖質量になります。
あくまでもお菓子であることを考えれば、食べたら太るのは当たり前の事かもしれません。
刺激が欲しい時は、過剰摂取にならないように気を付けた方がよさそうですね。
副作用④食べ過ぎると酸っぱさを感じにくくなる?
シゲキックスを食べ過ぎると、だんだん酸っぱさを感じなくなるという人もいますが、その理由は酸っぱさに慣れたために酸っぱさに鈍感になったと考えられます。
また、疲労がたまっているとき人は酸っぱさを感じなくなるともいわれているので、酸っぱさを感じないのは食べ慣れているか、疲労しているかのどちらかではないでしょうか。
シゲキックスは商品によってクエン酸の量など、酸味料の量が異なっているので、酸っぱい商品とあまり酸っぱくない商品に分かれます。
副作用⑤食品添加物の摂りすぎで体調不良になる?
現在はほとんどのお菓子で使用されている食品添加物ですが、シゲキックスでも当然使用されています。
食品添加物は使用料を守れば安全であると、国が認めていますが過剰摂取となると話は変わってくるでしょう。
私用されているアセスルファムKには塩化メチレンが含まれているので、頭痛や肝臓病、腎臓病などの危険性が指摘されています。
また着色料のカロチノイドは、過剰摂取で染色体異常の疑いもあると話題になっているものです。
妊婦さんは避けた方がいいかもしれません。
上記画像は食品添加物の危険性を伝えるものです。
シゲキックスに限らず、食品添加物は過剰に摂取してはいけないものといえるのではないでしょうか。
シゲキックスを毎日食べると死亡する?適量は?
シゲキックスは毎日食べたら死亡するというものではありません。
しかしその刺激の強さゆえ、食べ過ぎると体に害を与えます。
シゲキックスを食べ過ぎて口の中が死亡した、という書き込みをよく目にしますが、食べ過ぎない適切な量とは一体どのくらいなのでしょう。
シゲキックスを毎日食べるとどうなる?
シゲキックスを毎日食べることで、健康に害が出るわけではありません。
しかし、日々必要以上に食べ過ぎていると、舌への刺激が強すぎて粘膜を傷つけてしまったり、食品添加物の危険性に触れることになります。
微量ながら、依存性が高くなる添加物も入っているようなので食べ過ぎには注意したいものです。
シゲキックスの適量は?
シゲキックスのカロリーだけを見ると、ケーキやチョコレートよりも格段に低く何袋も食べれそうですね。
しかし、注意したいのは酸味の強さであり、食品添加物の過剰摂取です。
健康を維持するために、シゲキックスは1日1袋が適量といえるでしょう。
シゲキックスはどこで販売されている?販売中止の理由とは?
過去に大ブレイクしたシゲキックスですが、現在はあまり見かけなくなったとの声が聞かれます。
SNSでは販売中止になってしまった、という噂も流れました。
シゲキックスは、現在どこで購入できるのでしょう、また販売中止という噂の理由は一体何でしょうか。
シゲキックスが販売中止されたって本当?
シゲキックスは現在も販売されています。
シゲキックスは過去に様々な味がでており、過去に出した味は販売中止になっていました。
シゲキックスが販売中止という噂が流れたのは、このような理由からではないでしょうか。
自分のお気に入りの味が販売中止になったら、かなりショックですね。
実際、現在まで販売中止になった「味」は数えきれないほどあります。
さらに、過去にシゲキックスは本当に販売中止になったこともありました。
長い歴史の中で、他のグミ製品が一気に登場しシゲキックスの人気が低迷、一度販売を中止にしています。
その後、再販されることが決まったシゲキックスですが数あるグミにおされ、存在が薄くなってしまったようです。
取り扱う店自体が少ないのが現状です。
シゲキックスを購入できる場所はどこ?
味覚糖株式会社は、UHA味覚糖公式ホームページにて商品の説明と販売を行っています。
現在公式HPでは「シゲキックスレモン」「激シゲキックス~極刺激ソーダ」が販売されていました。
ダイソーさんには昔懐かしい復刻版も販売されているようです。
またAmazonや楽天といった通販サイトでも購入可能なので、近くの店舗にない時はネット購入するのもおすすめです。
シゲキックスで死亡したというのはデマで、現在も販売中!
シゲキックスで死亡したという噂は、あまりの刺激につらい思いをしたというネット上の書き込みが元になっていました。
シゲキックスを食べ過ぎて死亡した人はおらず、現在も色々なジャンルとコラボして新商品を販売しています。
復刻版や酸っぱさレベル5など、様々な企画でファンを楽しませてくれるシゲキックス、食べ過ぎには注意してさらなる刺激を試してみたいものです。