【完全版】HIV・エイズになった芸能人67選!まさかの日本人や最近感染した有名人も!?

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世界的に大流行したエイズは、多くの方が感染して命を奪われ、今なお治療を続けている方がいる身近な病気です。

それは俳優やアーティスト、スポーツ選手などの芸能人も例外ではありません。

今回は、HIV・エイズになった芸能人・有名人をまとめて見ていきます。

目次

HIV・エイズになった日本人4選!

海外では、HIV感染やエイズを公表している芸能人が多くいますが日本人でカミングアウトしている方はごく少数でした。

偏見や差別を恐れて、周りの人に打ち明けられない雰囲気が日本にはあるのかもしれません。

1990年代前半まではHIV感染の治療が進んでおらず、エイズによる合併症のため、末期の症状まで進行してしまうことが少なくありませんでした。

若くしてHIVに感染した日本人を4人ご紹介します。

1.川田龍平

立憲民主党所属の参議院議員である川田龍平さんは、薬害エイズ事件の被害者の1人です。

幼い頃に血友病の診断を受け、その治療に用いられた非加熱輸入血液製剤によりHIVに感染しました。

10歳で母親から感染の事実を知らされ、1993年には東京薬害HIV訴訟原告団にへ加入します。

19歳の時に実名を公表し、未成年が顔を出して抗議をする姿は、数多くのメディアで話題となりました。

2007年には、HIVウイルスは最小検出値未満とされ、エイズは発症していません。

2.長谷川博史

日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラスの創設者である長谷川博史さんは、ゲイ雑誌「バディ」「G-men」「SM-Z」を創刊した名編集者でもあります。

1992年にHIVの感染が判明してからは、ゲイバーや行政を巻き込んだエイズの啓もう活動を勢力的に行っています。

薬による治療で、HIVのウイルス量は抑えられていましたが、2015年には糖尿病の合併症のために右足を切断し、車椅子での生活を余儀なくされます。

しかしその後も、ドラァグクイーンの格好をして、車椅子で詩を読むパフォーマンスは、LGBTsの人々の心を掴みました。

このように日本のエイズ広報活動に多大な影響を与えた長谷川さんは、2022年に69歳で永眠されています。

3.古橋悌二

 

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パフォーマンスグループ「ダムタイプ」の演出家でありパフォーマーの古橋悌二さんは、1992年にHIV陽性を公表しています。

自身がゲイであることもカミングアウトをし、ジェンダーやセクシャリティ、国籍や人種をテーマにした作品を国内外で発表しています。

美術、演劇、ダンスといった既成ジャンルに囚われない表現によって、現代社会が抱える様々な問題に言及した唯一無二のアーティストでした。

その後エイズを発症して、1995年に敗血症のため35歳で亡くなっています

4.熊谷登喜夫

靴デザイナーである熊谷登喜夫さんは、自身のファッションブランド「トキオ・クマガイ」の創設者です。

1980年に「TOKIO KUMAGAI ABC DESIGN PARIS」を設立し、翌年にはパリでブティックを出店しています。

その後も靴をメインに、レディースやメンズの服デザインも手がけていますが、1987年にエイズを発症して、40歳で亡くなっています

ユニークでモダンなデザインの靴は、今も色褪せず多くのファンに愛されています。

HIV・エイズになった海外の有名人63選!日本でも大人気の映画主人公もエイズで死んだ!?

日本でHIVを公表した有名人は少ないですが、海外では多くの芸能人がカミングアウトしています。

1981年に最初の患者が発見されてから、治療が確立するまで、エイズは不治の病とされていました。

多くの才能ある有名人が、末期の症状まで進行し、死んだらどうしようという不安を抱えながら亡くなりました。

HIV感染を告白しているのは圧倒的に男性が多いので、性別ごとにみていきましょう。

男性は60人も!?俳優やミュージシャンなど様々!

世界でHIV感染が広がり始めた当初、エイズ患者の中で最も多い特徴は、男性の同性愛者であることでした。

その後、異性愛者でも感染することは証明されていますが、HIVに感染することは、ゲイではないかと疑われる時代があったようです。

男性芸能人では、感染を発表するのと同時に、同性愛者だとカミングアウトしているケースが目立ちます。

ここからは、HIV感染やエイズ発症を公表している、海外の男性芸能人や有名人を60人ご紹介します。

1.チャーリー・シーン

ハリウッドの殿堂入りもしている俳優のチャーリー・シーンさんは、「プラトーン」や「メジャーリーグ」など、数々のヒット作に出演しています。

2015年にHIVに感染していることを公表し、発症はしていないようです。

感染時期については、2011年頃に診断されたと説明しており、体調不良を感じて検査を受けたところ、HIV陽性が確認されました。

元妻で女優のデニス・リチャーズさんと2人のお子さんは、感染していませんでした。

HIV感染を公表した理由として、複数の元パートナーが訴訟の構えを示しているためだと言われています。

2.マジック・ジョンソン

元プロバスケットボール選手のマジック・ジョンソンさんは、NBAの世界的ブームを牽引したスーパースターの一人です。

1991年10月に生命保険の健康診断を受け、HIV感染が判明しました。

プロスポーツのスター選手がHIVに感染者となったのは初めての事例で、医師の勧めもあり、翌月には、自身のHIV感染と現役引退を表明しました。

ジョンソンさんは、多数の女性と肉体関係を持ったことを認めていますが、感染源が誰なのかはわからないと説明しています。

さらに同性愛者なのではないかという疑いは、完全に否定しています。

2018年から約1年、ロサンゼルスレイカーズのCEOとして活動され、ビジネス面でもスポーツ界に大きな貢献をされています。

3.フレディ・マーキュリー

イギリスのロックバンド「クイーン」のボーカルだったフレディ・マーキュリーさんは、「ボヘミアン・ラプソディー」など多くのヒット曲を出しています。

1987年の4月後半には、HIV感染を認識していたとされますが、1990年までステージに立ち続けていました。

メディアでは、痩せた容姿やツアーへの不参加があったことから、HIVに感染しているのではないかと報じられましたが、本人は否定し続けました。

クイーンの他のメンバーも、正式な病を告げられたのは、彼の死の直前だったようです。

1991年11月に、エイズによる呼吸不全のため、45歳の生涯を終えました

4.アイザック・アシモフ

アメリカの生化学者で、SF作家のアイザック・アシモフさんは、1983年に心臓手術で使用された輸血血液によってHIVに感染しました。

その後エイズを発症し、1992年に亡くなりました

アシモフさんの死因は、彼の死から10年後に出版された、ジャネット夫人の自伝で明らかにされました。

5.トニー・リチャードソン

トニー・リチャードソンさんは、「トム・ジョーンズの華麗な冒険」で有名なイギリス出身の映画監督です。

1991年にエイズによる合併症のため逝去しました

彼の死を看取ったのは女優のジャンヌ・モローさんだったそうです。

6.グレゴリー・ローガニス

アメリカの飛込競技選手であるグレゴリー・ローガニスさんは、モントリオール、ロサンゼルス、ソウルオリンピックにて計5個のメダルを獲得しています。

1995年には、自伝の中で同性愛者であることを公表し、翌年にはエイズの状態であることを告白しています。

HIV感染を公表後に、彼は多くのスポンサーから支援を打ち切られましたが、スピード社だけは彼のスポンサーを続けたようです。

引退後は、俳優活動やLGBTsの人権活動に携わり、2013年には同性パートナーと結婚されています。

7.ロン・リチャードソン

アメリカのミュージカル俳優であるロン・リチャードソンさんは、アメリカの演劇界において最も権威があると言われるトニー賞を受賞しています。

古典的ミュージカル「ラ・マンチャの男」など、1993年までミュージカルの舞台に立ち続けましたが、1995年4月にエイズのため43歳で亡くなっています

8.キース・ヘリング

アメリカの画家で、ストリートアートの先駆者とも言われるキース・ヘリングさんは、1990年にエイズによる合併症のため、31歳で亡くなりました

生前は、作品を通じてHIV感染を防ぐメッセージを発信し、エイズ撲滅活動に積極的に関わっていました。

音楽業界で行ったエイズの啓発運動「Act Against AIDS(AAA)」では、最初のポスターを描いています。

9.ダニー・ピンタロウ

アメリカの俳優で、映画プロデューサーのダニー・ピンタロウさんは、2003年に危険なオーラルセックスの結果としてHIV感染しました。

同性愛者であることで、メディアの非難を受けてきましたが、2014年に同性結婚をしています。

その翌年の2015年に、HIV陽性であることを公表しています。

10.マイク・ボイトラー

イギリスのレーシングドライバーであるマイク・ボイトラーさんは、1971年から1973年まで、F1レースで活躍しました。

1988年には、エイズのため48歳で亡くなりました

11.リベラーチェ

アメリカのピアニストで、エンターテイナーでもあったリベラーチェさんは、派手なコスチュームプレイで大衆の人気を博しました。

1985年にエイズに罹っていることを知らされ、それ以降治療を続けていましたが、1987年に逝去しています。

彼の死後も高い人気を保ち続け、2013年にはテレビ映画「恋するリベラーチェ」が放送されました。

12.スコット・ロス

アメリカ出身のスコット・ロスさんは、フランスやカナダを中心に活動したチェンバロ・オルガン奏者です。

1985年頃にエイズに罹患したことを知ります。

その後も精力的に演奏を続けましたが、1989年にはエイズによる疾患のために、38歳の若さで他界しました

13.コリン・ヒギンズ

アメリカの映画監督で脚本家のコリン・ヒギンズさんは、1988年にエイズのため亡くなりました

生前に、同性愛者であることを公表していたようです。

彼が大学の卒業作品として脚本を書いた「ハロルドとモード」は、現在でもカルト的な人気を博す作品です。

14.アーサー・アッシュ

黒人テニスプレーヤーの先駆けとなったアーサー・アッシュさんは、早くから心臓疾患に悩まされ、36歳で最初の発作を起こしています。

状態は少しずつ悪化し、1988年に心臓手術を受けましたが、その時の輸血によってHIVに感染しました。

1992年にはエイズ感染を公表し、翌年には49歳の生涯を閉じました

15.ブルース・チャトウィン

ブルース・チャトウィンさんは、世界各地を舞台にした小説で、数々の受賞を果たしたイギリスの作家です。

1986年に体調不良で受けた血液検査によって、HIVに感染していることが判明し、1989年にエイズのため逝去しました。

当時はエイズに対する偏見が厳しく、彼は自分がエイズであることを公表していません。

16.イアン・チャールソン

イギリス出身の俳優であるイアン・チャールソンさんは、映画「炎のランナー」やテレビ、舞台など幅広く活躍されました。

1990年に、舞台でハムレットを演じている最中に、エイズのため40歳で亡くなりました

17.ユーリ・エゴロフ

旧ソ連出身のユーリ・エゴロフさんは、ヨーロッパやアメリカで活躍したピアニストです。

生前、彼はゲイであることをカミングアウトしており、1988年にはエイズによる合併症のため、33歳で生涯を終えました

没年までに14点の録音を制作しており、さらにいくつかのリリースが待たれているところでの訃報でした。

18.ミシェル・フーコー

20世紀を代表するフランスの哲学者であるミシェル・フーコーさんは、1984年にエイズの合併症により亡くなりました

フランスでは、エイズで亡くなった最初の公人でした。

彼のパートナーである社会学者のダニエル・デフェールさんは、彼を偲んでAIDESという慈善団体を設立しています。

19.ティモシー・ブラウン

アメリカ出身のティモシー・ブラウンさんは、1950年代から1960年代に活躍したフィギュアスケート選手です。

引退後は、医学校で学び、サンフランシスコで医業に従事していたようですが、1987年にエイズで逝去しました。(写真はイメージです)

20.エステバン・デ・ヘスス

プエルトリコのプロボクサーであるエステバン・デ・ヘススさんは、元WBC世界ライト級王者です。

ボクシングを始めた頃から薬物を使用しており、1980年には、コカインを摂取後に交通トラブルとなった17歳の少年を撃ち殺し、殺人罪で終身刑を宣告されます。

刑務所で過ごしていた1985年に、麻薬の注射針を共有したことがある人物がエイズで死亡したことを知り、検査をして自身も末期のエイズであることが判明します。

その後、恩赦を受けて自宅に戻りましたが、1ヶ月後の1989年5月にエイズのため37年の短い生涯を終えました

21.ルディ・ガリンド

アメリカのフィギュアスケーターであるルディ・ガリンドさんは、1995年の全米選手権男子シングルで初優勝を果たし、翌年には引退しています。

引退後はプロスケーターに転身しますが、HIVに感染していることがわかり、メディアで公表をしています。

彼はゲイであることもカミングアウトしています。

22.マイケル・ピータース

マイケル・ピータースさんは、マイケルジャクソンさんの「スリラー」を振り付けたことで知られています。

少年隊のミュージカル「PLAY ZONE」シリーズの第1回上演の際に、彼は振付師として招かれていて、日本のメディアで見かけた人も多いでしょう。

1994年に、エイズのためロサンゼルスで亡くなっています

23.アンソニー・パーキンス

アンソニー・パーキンスさんは、「友情ある説得」や「サイコ」などに主演し、強烈な印象を与えた俳優です。

1970年代にはCMや舞台出演、脚本の執筆を、1980年代は監督として新境地を開きました。

晩年は、同性愛説や大麻不法所持などのスキャンダルが続き、1992年にはエイズによる合併症のため逝去しました

24.ウィリー・ニンジャ

ウィリー・ニンジャさんは、マドンナの「ヴォーグ」の振り付けで大ブレイクしたアフリカ系アメリカ人ダンサーです。

ドキュメンタリー映画「パリ、夜は眠らない」では主演を務めています。

ゲイであることを公言しており、2006年にエイズで亡くなっています

25.エクトル・ラボー

エクトル・ラボーさんは、ニューヨークを中心に活躍したサルサ歌手として数々のヒット曲を生み出しました。

活躍を続ける中で彼は麻薬に依存していき、注射針の回し打ちが原因となりHIVに感染します。

1988年にはホテルのバルコニーから飛び降り自殺を図っていますが、一命を取り留めました。

その後にエイズを発症すると、音楽活動はほとんどできなくなり、1993年にはエイズの合併症で逝去しました

26.ロバート・ワーゲンホッファー

 

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ロバート・ワーゲンホッファーさんは、アメリカのフィギュアスケート選手です

男子シングル、ペアとも数々の優秀な成績を収めました。

引退後はプロスケーターとして活動していましたが、1999年にエイズのため39歳で亡くなりました

27.ロック・ハドソン

甘いマスクで人気を博した俳優のロック・ハドソンさんは、1985年にエイズを発症し、同年に逝去しました。

彼は、エイズ公表と同時に同性愛者であることも告白しています。

当時の有名人としては世界で初めて、エイズ患者であることを公言したと言われています。

28.オンドレイ・ネペラ

チェコスロバキアのフィギュアスケート選手であるオンドレイ・ネペラさんは、1972年の札幌オリンピックの金メダリストです。

1973年からはヨーロッパのアイスショーで活躍し、その後はコーチとして指導を行ってきました。

1989年にエイズによる合併症のため、38歳で亡くなりました

29.ジョルジュ・ドン

バレエダンサーのジョルジュ・ドンさんは、映画「愛と悲しみのボレロ」で一躍有名となりました。

1988年には彼が主催するヨーロッパ・バレエ団を立ち上げますが、エイズに侵され、1992年に亡くなりました

30.シルヴェスター

アメリカ出身のシルヴェスターさんは、ダンス音楽界で一世を風靡したミュージシャンです。

1988年にエイズによる合併症のために亡くなりました

生前にはゲイであることを公言し、ドラァグクイーンとしても知られています。

31.ハワード・アッシュマン

ハワード・アッシュマンさんは、世界中で今も愛される「リトルマーメード」や「アラジン」「美女と野獣」の作詞家です。

1989年にアカデミー賞でオスカーを獲得した2日後に、親友のアラン・メンケンさんにだけHIVの陽性であることを告げています。

1991年に、「アラジン」と「美女と野獣」を同時進行で制作していたときには、ベッドから出られない状態まで深刻化していたと言います。

「美女と野獣」の完成を見ることはなく、エイズのため40歳で逝去しました

32.ピーター・アレン

ピーター・アレンさんは、多くのヒット曲をリリースしたオーストラリアのシンガーソングライターです。

1991年にエイズによる合併症のため48歳で亡くなりました。

その後、彼の生涯を綴ったミュージカルが、オーストラリアで上演され、ブロードウェイや日本でも話題となりました。

33.デンホルム・エリオット

俳優であるデンホルム・エリオットさんは、イギリスのテレビや映画、またハリウッド映画に多く出演しました。

1987年にエイズだと診断され、1992年に旅行先でエイズのため逝去しました

プライベートでは、バイセクシャルであることを公言し、2度の結婚を経験しています。

34.パトリック・カウリー

パトリック・カウリーさんは、エレクトロニック・ダンスミュージックのパイオニア的な存在とされる作曲家です。

彼が残した最後のアルバムは、自身のHIV感染が進行している時にリリースされています。

曲の内容も、病状が進むにつれて現実逃避をしている心の内を表したものでした。

最後まで病と向き合い続けましたが、1982年にエイズによる合併症のため、32歳で永眠しました

35.ロイ・コーン

アメリカの検察官でのちに弁護士となったロイ・コーンさんは、1986年にエイズによる併発症のため亡くなりました

彼は死ぬまで、自分の病気は肝臓がんだと言い張り、エイズであることは認めませんでした。

また同性愛者でもありましたが、ゲイであることは否定し、同性愛者の権利を拡張することにも反対の立場でした。

エイズやゲイに付きまとう偏見と差別が、最後まで彼を苦しめていたようです。

36.ジョン・カリー

イギリス出身のフィギュアスケート選手で、オリンピック金メダリストのジョン・カリーさんは、1987年にHIVと診断されました。

1991年にはエイズを発症し、その病名とゲイであることをメディアで公表しています。

徐々に身体は衰弱していき、1994年にエイズによる心臓発作のため、44歳で逝去しました

37.マヌエル・プイグ

アルゼンチン出身のマヌエル・プイグさんは、ラテンアメリカ圏で幅広い人気を持つ作家でした。

1990年に来日後、エイズのためメキシコで亡くなりました

38.リー・バウリー

リー・バウリーさんは、1980年代と1990年代において、ロンドンとニューヨークのアート・ファッション業界に大きな影響力を与えた1人です。

彼はゲイであることを明言しており、1994年3月にパートナーと結婚をしました。

結婚をしたその年の大晦日に、エイズによる合併症のため息を引き取ったそうです

39.ライアン・ホワイト

ライアン・ホワイトさんは、血友病の治療のために輸血を受けていましたが、13歳の時に汚染血液製剤からHIVに感染しました。

当時、エイズはほとんど理解されていない病気であったため、彼は通っていた学校から追放されてしまいます。

厳しい偏見の目に晒されたライアンさんたち家族は、転居をすることで学業を続けることができたようです。

そのような逆境の中でもエイズの広報活動のために多くのメディアに登場し、多大な貢献をされました。

HIVの診断から5年後の1990年に、18年の短い生涯を終えました

40.メルヴィン・リンゼイ

メルヴィン・リンゼイさんは、ワシントンD.C.で活躍したラジオパーソナリティで、1992年にエイズで他界しました

深夜音楽番組の放送スタイルの1つである、クワイエット・ストームを始めた人物としても知られています。

この様式はアメリカ全土にも広がり、今でも音楽のジャンルの1つになっています。

41.ハーブ・リッツ

 

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アメリカの写真家であるハーブ・リッツさんは、「ヴォーグ」などの有名雑誌のカバーで活躍しました。

マドンナさんやジャック・ニコルソンさんらのポートレートを担当したことでも有名です。

2002年にエイズによる免疫力低下で肺炎となり、50歳でこの世を去りました

42.ポール・ジェイコブス

ピアニストのポール・ジェイコブスさんは、1951年にニューヨークで本格デビューをしました。

その後フランスやアメリカで活躍し、1962年にはニューヨーク・フィルハーモニックの公式ピアニストでチェンバリストを任されています。

1968年からはブルックリン・カレッジで、助教授として音楽業界に貢献し、1983年9月にエイズのために亡くなりました

43.マイケル・ジェッター

個性的な脇役で多くの作品に出演した俳優のマイケル・ジェッターさんは、エイズにかかっていましたが、長年状態は安定していたようです。

2003年に50歳で逝去され、死因はてんかん性発作だったようです。

44.イージー・イー

音楽プロデューサーでラッパーのイージー・イーさんは、1995年2月24日に喘息が悪化したため病院に入院したところ、そこでエイズの診断を受けています。

翌月16日にはエイズを公表し、そのわずか10日後にエイズによる合併症のため31歳で亡くなりました

45.フェラ・クティ

ナイジェリア出身のミュージシャンであるフェラ・クティさんは、アフリカ音楽を取り入れたアフロビートの創始者です。

黒人解放運動家としても有名で、当時は公権力からの弾圧が激しく、1974年に彼は大麻所持容疑と未成年者誘拐という無実の罪で逮捕されますが、後に釈放されています。

1997年にエイズによる合併症のため、58歳で逝去しますが、彼の遺志は今もなお引き継がれています。

46.レイ・シャーキー

レイ・シャーキーさんは、第38回ゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞した人気俳優です。

多くの映画やテレビドラマに出演していましたが、1993年にエイズによる合併症で、40歳という若さで亡くなりました

47.デレク・ジャーマン

デレク・ジャーマンさんは、イギリスの映画監督です。

舞台デザイナーや作家、園芸家としても幅広く活躍しました。

彼の作品は、同性愛や荒廃した近未来のイメージなどをテーマにした作品が多く、自身もゲイであることを公表しています。

1986年にはHIV感染が発覚し、1994年にエイズのため逝去しました

48.ジョン・ホームズ

世界的に有名なポルノ男優のジョン・ホームズさんは、1986年にHIV感染を診断されています。

麻薬に手を染めていたことから、薬物使用による注射針の共用が原因ではないかと疑われましたが、近親者はそれを否定をしており、感染経路は不明です。

1987年に2人目の妻で、ポルノ女優であるローリー・ローズさんと結婚しますが、1988年にエイズによる合併症のため、43歳で亡くなりました

49.ブライアン・ポッカー

カナダ出身のフィギュアスケート選手であるブライアン・ポッカーさんは、1980年のオリンピックカナダ代表です。

1992年にエイズのため32歳の若さで亡くなりました

50.アンディ・ミリガン

ソフトコアやホラー映画の監督であるアンディ・ミリガンさんは、1991年にエイズのため、62歳で逝去しました

1963年に最初の映画「Vapors」を発表し、亡くなる前年の1990年までに、27本の映画を製作してきました。

51.ジョブライアス

アメリカのグラムロックシンガーであるジョブライアスさんは、1983年にエイズにより36歳で亡くなりました

有名なレーベルと契約しているロック歌手の中で初めて、ゲイであることをカミングアウトしています。

52.スチュアート・チャレンダー

スチュアート・チャレンダーさんは、オーストラリア出身の指揮者です。

1987年から、シドニー交響楽団の主席指揮者として活躍しましたが、その在任中の1991年に、エイズに起因する病気のため永眠しました

53.ブラッド・デイヴィス

ブラッド・デイヴィスさんは、映画「ミッドナイト・エクスプレス」で主人公を演じた俳優です。

1985年にエイズと診断されますが、1991年に9月に41歳で亡くなっています。

エイズが原因だと発表されましたが、実際は意図的なオーバードーズによるものだと言われています。

エイズの末期症状による激しい苦しみと、死の恐怖に直面していた彼は、病院から自宅に戻り、妻と友人に付き添われて自殺をしたようです。

「エイズで他界した最初の異性愛者の俳優」とも言われていますが、バイセクシャルであった可能性も否定できないようです。

54.ジャック・ドゥミ

フランス出身のジャック・ドゥミさんは、名作ミュージカルで知られる映画作家です。

1990年に癌のため亡くなったとされましたが、妻のアニエス・ヴァルダさんが彼の死後にエイズで他界したことを証言しています。

55.ルドルフ・ヌレエフ

天才バレエダンサーと呼ばれたルドルフ・ヌレエフさんは、旧ソ連やオーストリアを拠点に活躍しました。

1980年代には、パリ・オペラ座バレエの芸術監督に就任し、現代作品を積極的に取り入れ、今のオペラ座の発展の礎を築きました。

1993年には、エイズによる合併症のために54歳で逝去しました

56.クラウス・ノミ

ドイツ出身のクラウス・ノミさんは、奇天烈なビジュアルと美声でファンを魅了した歌手です。

1979年にデヴィッド・ボウイさんのバックコーラスとして注目され、1980年にレコードデビューをしています。

順調にアルバムをリリースする中で、1982年にはHIVに感染し、身体はかなり衰弱していたようです。

翌年には39年間の生涯を終え、エイズで亡くなった最初の著名人だと言われています。

57.ホルヘ・ボレット

キューバ出身のホルヘ・ボレットさんは、作曲家フランツ・リストさんの孫弟子にあたる名ピアニストです。

1990年に心臓発作で亡くなったとされていましたが、現在ではエイズの合併症が原因だったことが判明しています。

58.ロバート・メイプルソープ

ロバート・メイプルソープさんは、花やヌード、セルフポートレートなどのモノクロ写真で有名な写真家です。

1986年にエイズと判明し、3年後に42歳で逝去しました

59.ロバート・マッコール

 

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カナダ出身のフィギュアスケート選手であるロバート・マッコールさんは、1991年にエイズのため33歳の若さでこの世を去りました

1999年にはスコット・ハミルトンさんによって、彼がゲイだったことが公になっています。

60.エミール・アルドリーノ

映画監督のエミール・アルドリーノさんは、「ダーティ・ダンシング」や「天使にラブソングを」の作品でよく知られています。

同性愛者であることを公表しており、1993年にエイズによる合併症のために亡くなっています

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