海外には裸で海を楽しめるヌーディストビーチがあります。
その魅力的なビーチに憧れを持つ人もいるでしょうが、日本は文化に対して何かと保守的になる国です。
そのため、国内でヌーディストビーチが登場することは期待できないでしょう。
しかし、日本でもヌーディストビーチ気分を楽しむ方法はあります。
では、その方法とは一体どのようなものなのでしょうか?
目次
日本にヌーディストビーチはある?
日本は文化に保守的であり、ヌーディストビーチの登場は期待できないでしょう。
しかし、日本は海に囲まれた島国なので、探せば1箇所くらいヌーディストビーチがありそうです。
本当に国内にヌーディストビーチは1つもないのでしょうか?
日本にヌーディストビーチはないが…
日本では法律的にヌーディストビーチは認めらておらず、そこらのビーチで勝手に裸になれば法律違反となります。
そのため、国内にヌーディストビーチは存在しません。
しかし、日本にはヌーディストビーチに似た文化があります。
それは混浴です。
混浴は男女が裸になって同じ場所で過ごすので、まさに日本版ヌーディストビーチと言えるでしょう。
日本版ヌーディストビーチでのマナー
日本でヌーディストビーチ気分を楽しむ方法の1つが混浴です。
しかし、近年では混浴の温泉や銭湯は少なくなりました。
そのため、混浴を経験したことがない人もいるでしょう。
温泉や銭湯には入り方にマナーがあるように、混浴にもマナーがあります。
混浴に行く前に、そのマナーを確認しておきましょう。
事前にルールを確認しておく
入浴のルールは施設によって異なります。
水着を着用して入浴する場合もあれば、水着やタオルを巻いての入浴が禁止で湯浴み着を着用する場合もあります。
そのため、スムーズに入浴ができるように、事前に施設の入浴ルールを確認しておきましょう。
他人をジロジロ見ない
混浴では、どうしても他人の裸が気になってしまうでしょう。
しかし、当然ながら他人の裸をジロジロと見ることはマナー違反です。
また、ナンパも施設のルールで禁止されていることもあるので注意しましょう。
他人への配慮を忘れない
男女でお風呂が分けられている場合は多少の露出があってもトラブルにはなりません。
しかし、混浴の場合は異性がいるので配慮が必要です。
「お風呂には変わりないから」と、露出への配慮を欠けば、周囲に不快な思いをさせてしまいます。
場合によってはトラブルに発展するので注意しましょう。
また、お風呂の出入り口付近で入浴も配慮として避けましょう。
もし、出入り口付近に陣取ってしまうと、異性の方が近くを通ることをためらって、入浴しづらく感じてしまう場合があります。
本物のヌーディストビーチはどこにある?
日本に本物のヌーディストビーチは残念ながらありません。
そのため、本物のヌーディストビーチを楽しみたいのであれば、海外に行くしかありません。
有名なヌーディストビーチには以下の場所があります。
- カナダ:レックビーチ
- スペイン:スキャバレットビーチ(イビサ島)
- オーストラリア:サムライビーチ
- マイアミ:ホーローバービーチ
- ハワイ:リトルビーチ
- 南フランス:キャプ・ダグド
- フランス:ルカートビーチ
混浴で施設ごとに入浴ルールが異なるように、ヌーディストビーチでもビーチごとにルールが異なります。
裸にならなくても良いビーチもあれば、必ず全裸にならないといけないビーチもあります。
訪れる前に、必ずルールを確認しておきましょう。
日本でヌーディストビーチ気分を味わう方法
日本には海外にあるような本物のヌーディストビーチはありません。
しかし、ハードルは高いですが、日本でヌーディストビーチを体験する方法がないわけではありません。
では、どうすれば日本でヌーディストビーチを体験できるのでしょうか?
プライベートビーチを利用する
プライベートビーチであれば、裸で泳いでも問題ありません。
ただし、裸になるのであれば、周囲から他人に見えないビーチでないといけません。
また、プライベートビーチを借りることもハードルは高いです。
ホテルであればプライベートビーチを所有していることもありますが、貸し切ることは難しく、他人から見えない場所という条件も満たせないでしょう。
そのため、プライベートビーチを借りるのであれば、ビーチを個人で所有する人に交渉しなければなりません。
借りない場合、究極的には自分で条件を満たすビーチを購入する方法もあります。
もし、これらのうち、どれか実現できるのであれば、プライベートビーチが体験できます。
無人島を利用する
プライベートビーチを借りるよりも現実的な方法は無人島を借りることです。
近年では、キャンプやサバイバルのブームもあり、小さな無人島を貸し切るサービスがあります。
無人島であれば他人はおらず、周囲の目に触れることもないので、裸でビーチを楽しんでも問題ありません。
ただし、裸での遊泳が禁止されていたり、無人島内に管理人がいたりなどする場合もあります。
そのため、事前にルールを確認しておかなければなりません。
プールで我慢する
プライベートビーチや無人島を借りるのは、なかなかハードルが高く、費用もかかります。
そのため、プールの貸切くらいで我慢する手もあるでしょう。
人を集めてのプライベートプールも、プライベートビーチとはまた違った楽しみが味わえます。
ただし、施設によっては裸になることが禁止されている場合もあるので、プールの場合でも事前にルール確認は必要です。
ヌーディストビーチを楽しむために知っておくべきこと
日本でヌーディストビーチを体験できなくはありませんが、その実現のハードルは高いです。
そのため、ヌーディストビーチを体験したいのであれば、やはり海外まで行くことが手っ取り早いでしょう。
ただし、日本の混浴と同様に、ヌーディストビーチにもマナーとルールがあります。
そのマナーとルールを事前に把握しておきましょう。
本来の目的
ヌーディストビーチは裸になって自然を体で感じることを目的とするヌーディストの運動の1つとして始まったものと言われています。
そのため、ヌーディストビーチは性的感情を目的にする場所ではないことを知っておきましょう。
もし、目的を間違った利用をすると、本来の目的でヌーディストビーチを訪れている人たちが不快な思いをしてしまいます。
服や水着を着てもいい
ヌーディストビーチごとにルールは異なり、全裸でないといけないビーチもありますが、中には服や水着を着ていても良いビーチもあります。
事前にルールを確認して、ビーチを選ぶようにしましょう。
また、ヌーディストビーチでは裸になっても良い場所ですが、他人に露出した裸を見せつけるような行為はマナー違反です。
混浴と同様に、人前では隠すべきところは隠すことがマナーとなっているので注意しましょう。
敷地内で楽しむ
ヌーディストビーチでは裸になっても良いエリアが明確に決められています。
もし、裸のままヌーディストビーチから出てしまうと違法となります。
そのため、売店がビーチからすぐ近くの場所にあったとしても、その売店がヌーディストビーチのエリア外であれば、必ず服を着なければなりません。
プライバシーを守る
ヌーディストビーチでも、他人の裸をジロジロと見ることはマナー違反です。
また、写真の撮影にも注意しましょう。
自分たちの裸が写らないように注意しても、背景に他人の裸が写り込む危険性があります。
近年では写真をSNSに投稿する人も多いため、「知らない人の写真に写った」「悪意のある使い方をされる可能性がある」などと、写真への警戒心を高める人もいます。
その写真を撮影された場所がヌーディストビーチであれば、さらに警戒心を高めてしまう人がいても仕方ありません。
そのため、ヌーディストビーチではカメラやスマホを持ち歩いているだけでも警戒され、トラブルのきっかけとなることもあるので注意しましょう。
日本でヌーディストビーチ気分を楽しんでみよう
残念ながら日本にヌーディストビーチはありません。
しかし、混浴であればヌーディストビーチ気分を味わうことができるでしょう。
また、無人島を借りれば国内でもヌーディストビーチを体験できる可能性はあります。
ただし、どの方法でも必ずルールとマナーは守るようにしましょう。
もし、気分だけでは物足りないのであれば、思い切って海外のヌーディストビーチに行くことも検討してみましょう。