【The Backroom】元ネタは実在する!?怖すぎる真相と動画とは?

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異世界に迷い込んだり、未知の存在と遭遇したりなど、恐怖体験の都市伝説はいろいろとあります。

バックルームのその1つで、不思議な空間に未知の存在がいるホラー系の話です。

しかし、バックルームは他の都市伝説とは少し異なる部分があります。

では、バックルームとはどのような話なのでしょうか?

また、他の都市伝説とどのような違いがあるのでしょうか?

恐怖の空間・バックルームとは?

バックルームはアメリカ発祥のホラー系の話です。

その内容は都市伝説的なものですが、他の都市伝説とは少し異なります。

では、そのバックルームとはどのような話なのでしょうか?

バックルームってどんな場所?

バックルームはオフィスルームのような部屋が無限にランダムで作成されて繋がっていく迷路のことです。

ランダム要素があるので、話の内容にはいくつか種類があります。

ただし、どの話でも濡れた絨毯があって臭いが漂っていること、壁が黄色で統一されていること、蛍光灯の「ぶーん」という音が聞こえることなどの共通点はあります。

また、エンティティと呼ばれるいろいろな種類の未知の存在がいて、バックルームに入った人を襲ってくることも共通です。

エンティティは実体や本質などの意味ですが、バックルームではその未知の存在のことを意味します。

バックルームは都市伝説ではない?

都市伝説は誰かの体験談や事件などが元ネタとなっていることが多いです。

しかし、バックルームの無限の迷路でエンティティに襲われる話は、誰かが体験したものではありません。

バックルームの話や設定は、最初に用意された初期設定にいろいろな人が設定を付け加えらて作られたものです。

黄色の壁や蛍光灯の音などの共通点があるのは、これらが初期設定にあったためです。

そのため、バックルームは都市伝説ではなく、ホラー系の創作物です。

このような、1つの世界観を複数の作者が共有して作成される創作群をシェアードワールドコンテンツと呼びます。

バックルームの元ネタ

バックルームの元ネタは海外のネット掲示板です。

最初に黄色い壁の部屋の画像と、不気味な雰囲気があることや、その不気味さは怪物や幽霊などのものではないことなどが書き込まれました。

その初期設定から、いろいろなユーザーが設定を付け足していきました。

その結果、無限に作成される迷路やエンティティなどの要素が加わり、現在のバックルームの形となりました。

いろいろなコンテンツに広がる

バックルームは人気があり、ゲームや映像作品などのいろいろなコンテンツに広がっていきました。

また、これらの作品はネットを通して広がり、認知度を高めていきました。

しかし、ゲームや映像作品などでバックルームを知ったことで、元ネタを知らずにその設定内容から都市伝説的な話と勘違いしている人もいるようです。

バックルームのエンティティ

バックルームの魅力の1つがエンティティです。

エンティティにはいろいろな種類がいて、いろいろな方法で人を襲ってきます。

では、そのエンティティにはどのようなものがいるのでしょうか?

フェイスリング

フェイスリングは顔が真っ平らな人型をしたエンティティで、日本で言う「のっぺらぼう」のような姿をしています。

複数の個体が存在していて、その見た目は老若男女いろいろです。

バックルーム内を目的や意味を持たず、ただうろついているだけの場合が多く、基本的に人は襲いません。

しかし、子供の見た目をしたフェイスリングがイタズラをしてくることはあるようです。

クランプ

クランプの肉塊に大量の手足が絡まったような見た目をしています。

見た目は不気味ですが、攻撃をしなければ襲われる危険はありません。

ただし、飢餓状態の場合は人を食べることもあります。

人を捕まえる際には無数の手足を2m以上も伸ばしてくるため、うかつに近づいてはいけません。

バックルームで生成される部屋には窓がありません。

しかし、バックルーム内を移動していると、窓のある部屋が現れる場合があります。

その窓からは明るい光が差し込んでいたり、外の景色が見えたりなどするようです。

しかし、その窓自体がエンティティであり、人が部屋から脱出しようと近づいたところを襲われてしまいます。

そのため、窓を見つけても近づいてはいけません。

カウンターエンティティ

カウンターエンティティは特殊部隊の装備を身につけたエンティティで、他のエンティティを攻撃します。

また、本物の特殊部隊のようにチームで行動していて、敵意を向けなければ攻撃されることはありません。

ただし、人の味方というわけではなく、他のエンティティを攻撃する目的や意味は不明とされています。

有名なシェアードワールドコンテンツ

バックルームはシェアードワールドの創作物です。

シェアードワールドコンテンツには、バックルーム以外にもあります。

絵は、他にはどのような作品があるのでしょうか?

SCP Foundation

SCP Foundationは秘密組織が異常存在を集めているという設定で、いろいろな異常存在が作られています。

異常存在は主に見た目のデザインと、存在する目的や意味、能力などの設定まで作ります。

世界観があまり細かくないので、作品制作の自由度が非常に高いです。

そのため、瞬時に世界を滅ぼしてしまうトンデモ設定の異常存在が多くいることもSCP Foundationの特徴です。

クトゥルー神話

クトゥルー神話はアメリカの小説家が作ったシェアードワールドコンテンツで、創作された神話がベースとなっています。

最初は仲間内で世界観を共有して、遊びのように作っていった作品でした。

しかし、作品や設定が増えて行くごとに面白いと話しとなったことで、後に後輩の作家がクトゥルー神話の原型を作って世に出してシェアードワールドコンテンツとなりました。

マーベル・シネマティック・ユニバース

いろいろなヒーローが登場するマーベルもシェアードワールドと呼べます。

ヒーロー1人1人がそれぞれの作品として成立していて、原作コミックはシェアードワールド形式で展開しています。

マーベルでは基本設定をアイアンマンにして、映画「アベンジャーズ」シリーズで作品が集結しています。

ただし、マーベルの場合はバックルームやSCP Foundationなどのように作品制作に対してオープンなものではなく、しっかりと権利が管理されています。

そのため、誰でもマーベルの作品が作れるわけではありません。

バックルームはシェアードワールドのホラー系創作物だった

バックルームは無限に部屋が作成される迷路空間で、エンティティに襲われるという話です。

ただし、この話は都市伝説的なものではなく、いろいろな人が設定を加えて作られていった創作物です。

そのため、実際にバックルームに迷い込んだような体験談はありません。

しかし、バックルームはゲームや映像作品などにもなっていて、ネットを通して人気が高まっています。

今後もいろいろと怖い設定やエンティティが追加される可能性もあるので、楽しみに待ちましょう。