ビッグダディこと林下清志さんは、テレビのドキュメンタリー番組で、大家族のお父さんとして有名になりました。
ネット上では今、ビッグダディが心臓発作で急死したという噂が出ています。
その噂の真相と、現在の林下清志さんの暮らしぶりを調査してみました。
ビッグダディ心臓発作で急死!突然報道された真相とは?

林下清志さんは、テレビ番組「痛快!ビッグダディ」に出演した大家族のお父さんです。
その風貌から、プロレスラーの名前をとって「ビッグダディ」と呼ばれています。
この番組は、2006年から2013年まで放映され、大家族のリアルなドキュメンタリーは、日本のお茶の間で親しまれました。
2014年に突然報道された「ビッグダディ急死」の真相は、どのようなものだったのでしょうか。
ビッグダディ急死のニュースの内容は?

2014年2月18日に、ビッグ・ダディさん(43歳)が心臓発作のため亡くなり、そのことがニュースで報じられました。
そのニュースでは、「元WWE世界タッグ王者のビッグ・ダディ」だと、しっかり説明をされています。
このビッグ・ダディさんは、本名ネルソン・フレイジャー・ジュニアさんと言い、アメリカと日本で活躍したプロレスラーです。
2010年には全日本で、「ビッグ・ダディ・ブードゥー」のリングネームで、アジアタッグ王座を獲得しています。
206センチ、220キロの巨体を生かしたヒール役で人気を集めました。
ビッグダディ急死の噂の真相

このように「ビッグダディ急死」報道は、林下清志さんのことではありませんでした。
プロレスラーファンには、馴染みのあるビッグ・ダディさんですが、「ビッグダディ」といえば、林下さんのことを想像した人は少なくなかったようです。
そこで「痛快!ビッグダディ」のビッグダディが亡くなったという噂が広まったようです。
さらに、43歳という若さで死亡した報道は、当時49歳だった林下さんと年齢が近かったこともあり、誤解されたのかもしれません。
この噂は、ビッグダディこと林下清志さんの認知度が高かったことが理由と言えるでしょう。
ビッグダディ急死のニュースを見た人たちの反応は?

心臓発作によるビッグダディ急死のニュースは、多くの日本人を驚かせました。
ツイッター上でも、「ビッグダディ急死なんてショック」という声や、「林下清志さんのことだと勘違いした」という反応で溢れました。
その話題は、今もまだ続いているようです。
ビッグダディ急死ってホントだったのかよ・・・ソースもちゃんとあるし、死因は心臓発作か・・・(´・ω・`)
— スイっチ (@nc_Switch) February 21, 2014
ビッグダディ心臓発作で急死とか言うから子供とかどうすんだと思ったらアメリカの全然関係ないボクシングの選手のほうだった…
紛らわしいな、、、— で候@奇行種(低浮上) (@hayato0119o) December 26, 2016
このように、ネット上で「ビッグダディ死亡」の言葉が出回っていることで、未だに誤解をする人が多いようです。
現在も、ビッグダディこと林下清志さんは元気に過ごされています。
2023年最新!ビッグダディの現在は?

「ビッグダディ急死」のニュースで、一時心配をされましたが、林下清志さんは現在何をしているのでしょうか。
現在は58歳を迎え、子育てもひと段落して、田舎で暮らしたいという夢を叶えているようです。
ビッグダディの最新情報も合わせてご紹介します。
2022年11月種子島へ移住

ビッグダディこと林下清志さんは、2022年11月に、種子島の西之表市へ移住しています。
春先に一人で種子島へ旅行に来た際、空気感が良いと大変気に入ったそうです。
元々、いずれは都会から離れて暮らしたいという願望があり、種子島移住への想いが強くなっていったようです。
林下さんは15歳で実家を離れてから、これまでに同じ土地で5年以上暮らしたことがないことを明かしています。
子育てが終わり、独身となった今は、「種子島は長く住まわせてもらうことになりそうだ」と、定住の意欲を語っています。
2022年11月リラクゼーションルーム開業

林下清志さんは、柔道整復師の国家資格を持っており、種子島に来る前にも、リラクゼーション店を何度か開いていたことがあります。
種子島に来てからも、生活をしていく術として、リラクゼーションルームを開業しました。
ツイッターやインスタグラムでオープン告知をすると、初日から予約が入り、出だしは好調のようです。
芸人のエハラマサヒロさんからツイッターで、「安すぎません?」とツッコミが入るほど、オープン時は半額キャンペーンを実施し、口コミでも広がっているようです。
2023年1月たねがしま食堂オープン

林下清志さんは2023年1月11日に、「たねがしま食堂」をオープンしています。
以前から「種子島で食堂を開きたい」という夢を語っており、2022年5月から神奈川県大磯の食堂で、約半年ほど修行をしていたようです。
過酷な修行を経て、58歳にして夢を掴み取りました。
借金をしてのスタートなので、最初はその返済に専念するそうですが、ゆくゆくは種子島の子どもたちのために経済的負担の少ない「子ども食堂」をやりたいそうです。
「家族のコミュニケーションの場を作りたい」という林下さんの夢は、まだまだ続きます。
休止中のYouTubeも再開予定

種子島に移住をしてからも、林下清志さんはブログやツイッターを使って、日々の様子を発信しています。
2013年に入ったら、休止していたYouTubeも再開したいとブログで綴っています。
種子島の魅力発信にも意欲的です。
現時点では、YouTubeは再開していないようですが、今後に期待したいですね。
ビッグダディ急死のニュース後から現在までを追跡!

ビッグダディこと林下清志さんは、これまで7回離婚を経験し、5人の奥さんがいました。
子どもはこれまでに最大で6男14女、合計20人で、そのうち実子は10人となるそうです。
その家族を支えるために、これまで様々な場所や店舗で仕事を転々としてきました。
ビッグダディ急死のニュース以降の、林下清志さんの様子を時系列でみていきましょう。
2014年5度目の結婚をして4ヶ月後に離婚

林下清志さんは2014年4月に、10歳年下で元看護師の三由紀さんと結婚します。
元妻の美奈子さんと離婚してから約1年後のことです。
三由紀さんには、当時16歳と18歳の2人のお子さんがいました。
結婚のきっかけは林下さんのファンとの交流会で、三由紀さんから「結婚して」と伝え、じゃんけんで結婚を決めたそうです。
しかし新婚生活は長くは続かず、盛岡にある自宅で1週間過ごしたくらいのようです。
彼女が結婚生活に後ろ向きなことに気づいた林下さんから、離婚を申し出ました。
同年8月には、約4ヶ月の結婚生活に終止符を打っています。
2014年10月 盛岡市の仕事場兼自宅が全焼火災

三由紀さんと離婚した2ヶ月後に、林下さんの仕事場兼自宅が火事で全焼してしまいます。
建物は木造2階建てで、1階が整骨院「ほねつぎ盛岡屋」で、2階の住居が出火元でした。
林下さんと20代の息子2人、知人男性が2階で寝ていましたが、間一髪で火災に気づいて脱出し、全員無事でした。
出火原因は漏電だったようです。
元妻の美奈子さんも、「どうせ清志さんのことだから落ち込んでないんでしょ」と、心配の電話をくれたそうです。
自宅と仕事場の全てを無くした林下さんですが、持ち前のポジティブさで困難を打破します。
2015年東京でリラクゼーション店を開業

自宅兼仕事場を失った林下清志さんは、2014年12月に東京へ引越しました。
上京後は、焼肉店の中でマッサージを提供するという斬新なサービスを始めようとしますが、契約上の不備から店舗撤退を余儀なくされます。
そこで浅草駅から徒歩10分ほどに、リラクゼーションサロン「柔々」を2015年3月に開業しました。
同年6月には、元お笑い芸人のウエディ新剛さんが開業した居酒屋に、リラクゼーションスペースを移転します。
さらに、同年9月には新宿歌舞伎町のホストクラブで、ホストデビューを果たします。
当時まだ高校生の子どもたちがいて、仕事をいくつも掛け持ちをして稼いだようです。
2015年6度目の結婚をして4ヶ月後に離婚

2015年には、一度も会ったことがない女性と結婚し、その4ヶ月後に一回も会わずに離婚をしています。
その女性は癌を患っており、妊娠をしているので自分に何かあったら子どもを育てて欲しいと頼まれたようです。
「何かあった時は俺が育ててやるよ」と籍を入れますが、女性の方が心変わりし、子どもが生まれる前には離婚をしたそうです。
普通に考えたら理解に苦しむ流れですが、さすがビッグダディというエピソードです。
2016年会社経営者と7度目の結婚をして離婚

林下清志さんの7度目の結婚相手は、関西在住の41歳の会社経営者です。
その女性とは、東京都内の行きつけの居酒屋で出会いました。
「結婚を諦めきれずに、いつも婚姻届を持ち歩いている」という女性に、「俺で良かったら書くよ」と出会ったその場で結婚を即決しています。
その後、自身の戸籍謄本を取り寄せ、「好きに届け出て」と婚姻届を渡したそうです。
結婚すると様々な関連事項が発生するので、当初から婚姻届を出してたらなるべく早く離婚届を出そうと話しており、すぐに離婚をしたようです。
本人はこの結婚を「まともな人からしたら変だけど、俺がふざけて生きているだけ」と話しています。
2016年沖縄でジンギスカン店を開業

林下清志さんは、2016年7月に沖縄県那覇市に移住し、9月には「ジンギスカンきよし」をオープンします。
場所は飲食店激戦区の那覇松山ですが、沖縄でジンギスカンは珍しいので、美味しいと評判になりました。
店内は4人がけのテーブルが3つと、カウンター席があり、定員15名ほどの家庭的な雰囲気が人気でした。
雇われ店長だったようですが、調理から接客まで林下さんが一人でこなしていたようです。
実は開店をするにあたり、札幌のジンギスカン店で修行をし、お店で提供するラムは、北海道の精肉店から直送してもらうというこだわりです。
2019年3月下旬に、店内の設備の不具合があり、閉店しています。
2017年アダルトビデオに出演

2017年には、自身で主演・脚本・監修を務めた「林下清志のHow to sex!!」というAVに出演しています。
完全なハウツーもので、人気女優さんと男優さんの前で林下さんが講義をし、実践をしてもらうという内容です。
AV出演の話が来た際に、家族にそのことを打ち明けると「面白そうだからやってみたら」という反応だったと明かしています。
「普通の人ならできない経験だから」と賛成する子どもたちもまた、父親譲りでポジティブなんですね。
2019年東京で職を転々と

沖縄の「ジンギスカンきよし」を閉店すると、2019年4月には東京へ再び引越します。
上京すると翌月には、浅草橋駅から徒歩3分のところに、「リラクゼーションきよし」を開業します。
さらに9月には、江東区にある「Music & Dining Delimu (デリム)」という居酒屋で店長に就任します。
ビッグダディが振る舞う家庭料理は、茄子の揚げ浸しやポテトサラダが200円、鶏の唐揚げやオムライスが400円ととにかく安く、味も好評だったようです。
飲食店とリラクゼーションサロンが、林下さんの仕事の柱だったようです。
2022年6月三男が1,700万の借金をして失踪

地道に仕事に邁進する林下さんですが、三男の武志さんの金銭トラブルに巻き込まれます。
武志さんは、勤める会社のお金を使い込み、その額は1200万円でした。
困った武志さんは父親に電話で相談し、「ちゃんと返すしかないだろう」と林下さんは伝えます。
しかし翌日に、会社からさらに500万円を盗んで、武志さんは失踪しました。
金銭トラブルが起きた理由を、「5年に及ぶ不妊治療の治療費が嵩んだのではないか」と林下さんは語っています。
林下さんや息子たちが協力をして返済を続けており、合計1700万円になった借金は、順調にいけば今年の11月に完済の予定だそうです。
2022年神奈川県大磯町の食堂で魚の修行

息子の借金の返済に追われる中、林下清志さんは前向きに、自身の夢を叶える準備を行いました。
2022年5月から神奈川県大磯町の食堂で、魚の修行をさせてもらいます。
夜中1時に起床し、2時から定置網漁で上がった魚の仕分けを手伝い、4時から魚をさばいて、ランチ営業まで働かせてもらったそうです。
その後は別店舗でディナー営業も見せてもらい、睡眠時間は3時間ほどのハードスケジュールでした。
賄い付きで食堂関係者の倉庫に寝泊まりさせてもらい、周囲の優しさによって経済的な厳しさもカバーできたようです。
約半年ほどの修行を終え、種子島に移住をして、念願の「たねがしま食堂」をオープンしています。
どんな逆境でも子どもたちに支えられた

ビッグダディこと林下清志さんは、子育てを終えて独身となった今、種子島で新たな夢に挑戦していました。
自宅の全焼や借金の肩代わりなど、相変わらずの波乱万丈な人生ですが、家族と共に笑いながら乗り切っていました。
還暦へのカウントダウンが始まるビッグダディの、これからの活躍に注目していきたいですね。