【熊本3歳女児殺害事件】清水心ちゃんは一体何をされた?犯人からの手紙の内容がヤバすぎ?

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山口芳寛は、父親と仲が良くなかったそうです。

山口は父親よりも祖父を慕っており、それは成人になっても変わることはなかったようです。

父親と極力関わりたくなかった山口は、家の中でも父親と直接話すことは少なく、母親が仲介役となり接するような冷え切った関係でした。

事件を起こす1週間ほど前にも父親と激しく掴み合いの喧嘩をしていたそうで、家族関係の縺れから事件を起こすトリガーになった可能性も否めません。

動機⑤大学では不審者扱い

山口は在学している熊本学園大学で「ストーカー行為」をきっかけに不審者として有名だったことも明らかになっています。

女子学生グループが食事をしているところを「ニヤニヤ」しながら見ていたというのです。

気味が悪くなった女子学生たちは席を移動したのですが、その移動に合わせて山口も移動し、向かいの席に着席しまたも「ニヤニヤ」しながら彼女たちを眺めていたのです。

この噂は瞬く間に学園内に広まっていったそうです。

動機⑥女子が大好きで欲求不満

高校時代は成績優秀だった山口は、推薦入学で熊本学園大学社会福祉学部へ入学することになります。

しかし夏休みが終わる9月頃を境に、学校を休みがちになっていきました。

この頃近所のビデオショップに入り浸り、DVDコーナーにある「未成年の少女」や「小中学生の水着姿」などのカバーを眺めていたそうです。

山口は「小さい子、小学生くらいの子」がタイプとも話しており、その理由は真面目な顔で「純粋だから」と答えていたそうです。

欲求を満たせなくなった山口は、その欲求を欲望のままに心ちゃんへ向けてしまったのでしょうか。

山口芳寛の現在とは?出所は20年後という噂は本当なの?

ここからは、山口芳寛の現在や今後の動向について解説していきます。

判決により「無期懲役」が確定していますが、無期懲役といえば一般的には死ぬまで服役し、刑務所の中で一生を終えるイメージが強いのではないでしょうか。

しかし実は、無期懲役は「一生刑務所生活」というわけではありません。

「死ぬまで刑務所」なのは終身刑ですが、日本には制度自体が無いのです。

そのため、山口も刑務所内での素行によっては仮釈放される可能性もゼロではないということです。

山口芳寛は刑期を終え出所してきてしまうのでしょうか?

山口芳寛の現在は刑務所?

今現在は「山口芳寛」が出所したという情報はありません

判決が確定したのは2013年ですので、約10年以上は服役しているということになります。

山口芳寛は今、何を思い刑期を務めているのでしょうか。

日本の自由刑の中では最も重い刑罰とされる「無期懲役」ですが、前述したとおり一生を刑務所内で過ごすわけではないのです。

山口芳寛の出所はいつ頃になる?

無期懲役というのは10年以上の懲役を受ければ、刑法に定められている「仮釈放」の可能性が出てくると定められています。

無期懲役の平均受刑期間は31年程度という事実もあり、やはり一生服役ではないということがおわかりいただけるでしょう。

なお、無期懲役の受刑者が釈放の許可を得られる割合についても毎年「21.9%」という数字も出ており、約2割の受刑者は毎年出所していることがわかります。

つまり山口芳寛が出所する可能性は十分にあり、むしろいつ出所してきてもおかしくない状態なのです。

山口芳寛に謝罪の気持ちはある?

山口芳寛は、獄中から被害者へ手紙を送っています。

その手紙は「真実を伝えます」という書き出しで始まっていました。

「私は小学生の女の子が死ぬところを見たかった」という裁判では明らかにされなかった事実が記されており、被害者の父親は嗚咽するほど涙したそうです。

「妻にはこの手紙を見せられない、死んでしまうだろう」と言わせるほどの内容だったそうです。

手紙には真実は記されていたものの謝罪は一言もなく、事件を起こしたことへの反省は全く見られなかったといいます。

清水心ちゃんの母親が現在の心境を告白!父親は講演会を実施?

2023年6月、心ちゃんの母親・真夕さんがNHK熊本放送局の取材に答え、現在の心境を告白しています。

「時間がつらい気持ちを癒やしてくれる、和らげてくれるように言われることもあるけれど、まったくそんなことはなくて、思い出せばすぐに事件当時の気持ちに戻ってしまう」
「事件当時のことは、ふだん鍵付きの箱の中にしまっています。そうでないと日常生活は送れません。でもきっちり覚えています」

引用元:NHK NEWS WEB

真夕さんは、心ちゃんが亡くなってから、心ちゃんが触れ「ママきれいよ」と言ってくれた髪の毛を切れずにいると話しました。

ストレスで一部が白髪になったり、途中で切れたりしてほとんど伸びなくなった時期もあったそうです。

また、兄である長男は片方の耳が聞こえなくなったり、次男は学校に行けない時期があったり、当時5歳だった三男は「自分のせいで死んじゃった」と自身を責め続けていたと言います。

事件から約13年経つ今も、心ちゃんの家族の苦しみや心の傷跡が癒えることはありません

SNSでの誹謗中傷に一家心中も検討していた?

心ちゃんの遺族は、家を囲み取材しようとする取材陣だけではなく、「幼い子どもから目を離した最低の親」「責任を取って死ね」といったSNSでの誹謗中傷にも大変胸を痛めていたようです。

心ちゃんの父親・誠一郎さんは、「娘を守れなかった家族に生きる資格は無い」と考え、一家心中を決心したこともあったと話します。

「家族以外の人々」に救われた。24時間体制で見守ってくれた警察官、亡くなってからも毎日連絡ノートを書いてくれた保育園教諭、変わらずに接してくれた息子の友人…。「これ以上一つの命も失うまいと関わってくれた人がいたから生きている。一人一人にできる被害者支援がある」と訴えた。

引用:Yahoo!ニュース

周囲の人々の支えで一家心中を踏みとどまれたとはいえ、マスメディアやSNSなど被害者家族を取り巻く環境が、更なる悲劇を生む可能性にもなりかねません。

この話は、2023年7月13日に鹿児島県警などが主催した、凶悪事件の被害者家族を襲う二次被害の実態についての中学生向けの講話で語られました。

清水心ちゃんの父親は講演会を実施?

心ちゃんの父親・誠一郎さんは、事件のあった九州のみならず全国で講演会を実施しており、事件が風化しないよう悲痛さを訴え続けています。

平成27年度には、被害者支援週間に広島でも講演「天使が空に帰った日」を行っています

事件の日に何が起こっていたか・心ちゃん発見と犯人逮捕までの経緯、現在に至るまで山口芳寛からの謝罪は無いことを語り、残された家族の辛い経験を訴えかけました。

同じ悲しみを持つ方々にとって、誠一郎さんの話は共感を呼び心に響くものとなったことでしょう。

清水心ちゃん事件の犯人は現在も服役中!遺族の悲しみが癒えることは無い

清水心ちゃん殺害事件は、たまたま家族でスーパーへ買い物に行き、たまたま我が子が1人でトイレに行っただけの、誰がいつ巻き込まれるかもわからない出来事でした。

小さい子から一瞬たりとも目を離してはいけない、そんな当たり前のことを全国の親たちが再認識させられた事件でもあります。

犯人の出所の可能性もゼロではない今、子供たちをどう守るべきか、日本の法律や体制の真価も問われるでしょう。