「人と人をつなぎ、支え合うことで作り上げる相互扶助事業」をコンセプトに、様々な福利厚生のサービスを会員制で提供している、全国福利厚生共済会という組織をご存知でしょうか?
コンセプトに問題があるようには思えませんが、内容に不満を抱いて会員を退会する人も多いとされています。
果たしてその実態はどうなっているのでしょうか?
勧誘という言葉を聞くと、頭に思い浮かぶのがねずみ講という文字ではないでしょうか。
全国福利厚生共済会は、一部でしつこい勧誘が問題視されており、アムウェイのような危険性があるのではないかと噂も出ていました。
今回は、そんな全国福利厚生共済会がやばいと言われる理由などを詳しく紹介していきます。
全国福利厚生共済会はやばい?!危険な理由5選!口コミも調査!
全国福利厚生共済会がやばいとされている理由には、以下の5つがあります。
- 勧誘がしつこい、うさんくさい
- セミナーが多いうえに勧誘活動が大変
- 利益が出ない、稼げない
- マルチ商法やねずみ購だから
- 「全共済モール」がAmazonより高い
またGoogle Mapの口コミからも、
大切な時間、信頼を失ってしまいました。(中略)100万どころか月4000円の分すら取れずにドブにお金をすててしまいました。
という何やらやばい口コミが多く散見していました。
一体どういうことなのか?順番に解説していきましょう。
理由① 勧誘がしつこい、うさんくさい
全国福利厚生共済会は、勧誘がしつこくてうさんくさいという評判が後を絶たないようです。
会員から一度話を聞くと「絶対儲かるから!」とかなりしつこく勧誘を受けて、断っても別のサービスを紹介されたり、ちょっと行き過ぎた勧誘をされたりしているとのこと。
しかし、サービスの仕組みが悪いというわけではないようです。
会員によっては営業成績を上げるために行き過ぎた勧誘をしてしまう方も多く、それによってうさんくさいという噂が広がっているのかもしれません。
理由② セミナーが多いうえに勧誘活動が大変
全国福利厚生共済会は、勧誘活動が大変なことなのに加えて、セミナーの数が多いことでも有名です。
会員の中にはまず自分の苦労話を語り、「あなたもそうした方がいい!」という流れからセミナーに無理やり誘ってくる人もいるのだとか。
人の弱みに漬け込んで、セミナーに誘う人が多いようです。
一度断っても、「一度だけ!」と引き伸ばしてしつこく勧誘してくるので、勧誘活動に力を入れていることが伺えます。
全ての人がしつこいわけではないですが、こういう人が共済会の評判を落としていると言っても過言ではないでしょう。
理由③ 利益が出ない、稼げない
全国福利厚生共済会がやばい理由の1つに、利益が出なくて稼げないというのがあります。
知り合いから誘って入会したのはいいけれど、知り合いを誘うことに抵抗があって中々誘えない人は利益を出すことができないといわれています。
これに関しては単純に、このようなネットワークビジネスが自分自身に合わなかったのも原因といえるのかもしれません。
人をビジネスに誘うのに抵抗がある人や、サービスの恩恵が理解できない場合は、やらない方が無難と言えるでしょう。
理由④ マルチ商法やねずみ購だから
全国福利厚生共済会は、そのしつこい勧誘からマルチ商法やねずみ購と噂されています。
ただ、マルチ商法とねずみ購は似ているようで全く違うものです。
日本では、マルチ商法は合法な商品の販売方法ですが、ねずみ購は完全な犯罪となります。
全国福利厚生共済会は、マルチ商法に位置するネットワークビジネスなので、ねずみ購とは全く異なるものとなっています。
理由⑤「全共済モール」がAmazonより高い
全国福利厚生共済会には、商品が安く購入できるとされている全共済モールというサービスがあります。
しかし実態は、商品が半額で買えるものの定価が倍であり、Amazonで購入するより割高なものが多いようです。
通常の半額で購入できると色々な商品を紹介されますが、ふたを開けてみると言うほど安くはありません。
全国福利厚生共済会に対する口コミ!
全国福利厚生共済会に対する口コミは、以下の通りです。
全国福利厚生共済会というのに誘われた。セミナーに参加しないか?って…完全マルチ商法やん?😅
— 藤田晋一 (@fujishinshi) July 28, 2023
某大手飲食チェーン店にて
「全国福利厚生共済会」名指しで入店禁止だそうです pic.twitter.com/NkXKzWLRBC— おとのほそみち (@bakoji1) July 27, 2023
DMで「一般社団法人全国福利厚生共済(プライム共済)ってマルチですか?」とよく聞かれます。
完全にマルチ商法です。
流行ってるらしいので気をつけて下さい。
これは親がやってるとかすごい相談がきます。— 【新宿109】KENZO (@aruaru_Sagishi) June 6, 2023
知人が全国福利厚生共済会(プライム共済)のビジネスの話を持ってきたけど、その話を持ってきた本人が信用ならない人なので全てが怪しい話にしか聞こえなかった笑
怪しい人は怪しい話しか持って来ない。— ⌘ ۹ϻ¡ŠÅƙ¡͏۶ ⌘ (@TRANS_AM_666) November 24, 2021
色々と検索してみましたが、良い口コミというのはほとんど見かけませんでした。
詐欺やねずみ講を警戒する現在、そのビジネスの仕組みから誤解する人も多く、しつこい勧誘で不快な思いをする人が多いようです。
全国福利厚生共済会にクーリングオフは適用される?
結論から言いますと、全国福利厚生共済会にクーリングオフは適用されます。
これに関しては、会則の第13条にしっかりと記載されていますので、心配はいりません。
以下は、全国福利厚生共済会HPからの引用です。
プライム倶楽部会員は、本人保管用書面を受領した日から起算して20日(共済会会員は正式登録日から20日)を経過するまでは、はがき、もしくは電磁的記録(電子メール)により無条件で会員申し込みを解除できる
全国福利厚生共済会では、間違えて会員になってしまっても20日以内なら解約できます。
全国福利厚生共済会はアムウェイと同じ?ねずみ購との違いは?
ネットワークビジネスの違法勧誘が問題となったアムウェイという会社をご存知でしょうか?
全国福利厚生共済会は、このアムウェイと同じような違法勧誘をしているのでは?と噂になっています。
勧誘がしつこい、というイメージが強い全国福利厚生共済会ですが、違法勧誘を行っているのでしょうか。
ここからは、全国福利厚生共済会の詳細とアムウェイとの違いについて解説していきましょう。
全国福祉厚生共済会とは?
全国福利厚生共済会は、通称「全厚済」や「プライム共済」と呼ばれている組織です。
この組織は2002年に創立され、所在地は兵庫県加古川市にあります。
組織の目的は、福利厚生の充実や、人と人をつないで経済的安定を支える相互扶助、地域社会の貢献などの福利厚生を行うのが目的です。
人と人が助け合う当たり前の社会を作っていきたいという思いから設立され、2022年には会員口数が20万口を超えるまで成長しました。
プライム倶楽部会員(P会員)・共済会会員(K会員)の違いは?
全国福利厚生共済会の会員には、プライム倶楽部会員(P会員)と共済会会員(K会員)の2つがあります。
プライム倶楽部会員とは、本会から会員の勧誘をして、勧誘に成功したらその分だけコミッションがもらえるという仕組みです。
一方共済会会員とは、共済会が行っている様々なライフサポートサービスを受けることができます。
ちなみに、共済会会員は所定の手続きを行えばいつでもプライム倶楽部会員になることが可能です。
入会金や月額の違いは?
プライム倶楽部会員と共済会会員の入会金と会費は、金額がかなり異なります。
プライム倶楽部会員の場合、毎月会費が4,000円かかり、さらに入会時に登録料として10,000円を支払わなければなりません。
共済会会員の場合は、毎月の会費が2,800円で、入会時の初回費用が2,000円と、プライム倶楽部会員より安い金額で入会できます。